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部屋に月を召喚! 私だけの「ネオお月見」開拓

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JUNERAY(ジューンレイ)

JUNERAY(ジューンレイ)

日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの花屋、ライター。花を売った金で酒を買っている。

秋の一大イベントといえば……

秋の虫が鳴くと寂しい気持ちになる。筆者は夏が好きだ。一生懸命鳴くスズムシに対して「リーンじゃないんだよ!」と威嚇してしまうほど、夏に未練がある(良識のある方には知られていないことだが、スズムシは威嚇すると一瞬鳴きやむ)。

それでも刻一刻と風は涼しくなり、夜空は高く晴れ渡って、月が明るさを主張し始める時期だ。

今年も、あれがやってくる。

中秋の名月

中秋の名月

「中秋」ってなんだ、旧暦の8月だからいまの9月か、「十五夜」も旧暦の話だから今年でいうと9月21日か、ややこしいシステムだな、それはそれとしてサツマイモが安くなってきましたね、嬉しいね〜などと考えているうちに、だんだんと秋の到来が身に沁みてくる。

季節のイベントを行うことで、爆速で過ぎていく時間にどうにか自分を同期させることができるのだ。今年もこのあたりで、心身ともに秋の準備をしておかないと、着る機会のなかった水着を心に抱えたまま寒暖差で風邪をひくことになるだろう。

家でお月見をしてみよう

家で桜を見ようとしたらそれはもう大変なことだが、月なら家からでも見えるはずだから、季節のイベントとしては難易度がやさしめなはずだ。

むしろこのステイホームの時代に、「お月見」こそ、もっとも楽しみ甲斐のあるイベントかもしれない。

パンパスグラスを窓辺に飾ったムーディーな部屋

さっそくススキっぽい植物(パンパスグラス)を窓辺に飾って……。

お団子を作っている手

お月見だんごを作って……。

完成! お月見セッティング

完成! お月見セッティング

中秋の名月にススキやお団子を飾る理由は、秋の収穫祭をかねているからだそうだ。英語でも、9月の満月は“Harvest moon(ハーベストムーン)”。必殺技の名前みたいでかっこいいね。

さっそくお月見をはじめよう。

お月見団子を食べる女性

お団子が食べられるだけでも、中秋の名月はいいイベントだな〜。

窓の外に顔を向ける

月でも見るか……。

食事をしている女性

お団子、うめ〜〜。

カーテンを開ける女性

あれ、月どこいった??

お月様を探す女性

いなくない???

お月様を探す女性その2

誰か盗(と)ったか!?

夜空を見上げる女性

あれかな……。

朧(おぼろ)月

朧(おぼろ)!!!!!

なんてこった。「月なら家から見られるし、楽勝っしょ♪ 初心者向けイベントだなっ♪」とタカをくくっていたが、甘かった。マンションの窓から月を探しつつお団子を食べるのは至難の技だ。

しかも月を探してベランダに出たら蚊に4ヵ所も刺された(内訳:右脚3、左脚1)。きっと月のウサギさんもこう嘲笑っていることであろう。「あいつ、風流なバカだな」と……。

室内でお月見をすると、このような動きとなる

室内でお月見をしようとすると、このような動きとなる。これでは関節が磨耗し、いずれは経年劣化で首が取れてしまうだろう。

つまり、室内でお月見を行うための、理想的な配置はこれだ。

月見の際の理想的な動き

HAPPY……

テーブルの上にお団子がある限り、そちらを注視しつづけたいというのが人の性(さが)。そして首の保護を要件に足すと、自ずと月があるべき位置は固定される。月は、テーブルの上にあってほしい。

できるのか? そんなことが。

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