潮干狩り歴70年の超人から潮干狩りに必要な持ち物、時期、場所、注意ポイントを超伝授された
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観葉植物を自宅に飾って楽しみたいと思っても、育て方や自分にあった植物の種類がわからないという人もいるのではないでしょうか。観葉植物を育てるための基本的な知識が必要な他、購入する際にもそれぞれの植物についての特徴や性質を知ることが大切です。この記事では現在人気の観葉植物の他、観葉植物の性質ごとに分類して紹介します。観葉植物を選ぶ際の参考にしてください。またネットやアプリを使った植物の名前を調べる方法も紹介します。
観葉植物とは、みずみずしい緑色の葉そのものを楽しむ他、葉の色や模様、個性的な葉の形などを鑑賞して楽しむ植物です。また葉だけでなく、個性的な樹形や株姿、美しい花と葉を含めて楽しむ植物なども含まれています。
丈夫で環境適応性が高く、日陰でも育つ植物が多いため、室内でインテリアとして飾られることが多いです。室内で育てるインドアプランツの主役的存在です。
観葉植物には、タバコの煙や建材等から発生する空気中の有害物室を吸収し、室内の空気を浄化する作用もあります。
また葉や茎の緑色は、視力低下につながる目の疲労やストレスを軽減し、リラックス感や安心感を与える効果があります。部屋のインテリアとして飾るだけでなく、科学的にも有効な効果が立証されています。
観葉植物がカビの発生源になることがあります。特に梅雨時に閉め切った室内で多くの観葉植物を育てる場合は注意してください。カビが心配な場合は、土を使わずにハイドロボールやセラミスなどで育てると安心です。
また室内で有機肥料を使うと、コバエなどの害虫や不快な匂い、カビなどが発生します。有機成分を使っていない化成肥料などを使うようにしてください。
観葉植物は光合成を行うため、日光に当てる必要があります。ただし閉め切った室内の日当たりは葉焼けしやすく、急に温度上昇した晴れの日や夏は、異常に温度が上昇して枯れてしまいます。日中不在で窓を開けない場合、春から秋の室内の日当たりは置き場所として適しません。
一方、新聞の字が読めないほどの暗すぎる場所では、ほとんどの観葉植物にとって暗すぎます。室内では直射日光が当たらない明るい日陰が、多くの観葉植物の栽培に適します。また朝だけ日光が当たるような場所も置き場によいですが、夏の猛暑時は注意してください。
冷暖房機の近くや、風が当たる場所は避けてください。乾燥や急激な温度変化で枯れてしまいます。また暖房がよく効いている場合は、空気が乾燥します。乾燥に弱い観葉植物は、霧吹きをこまめにかけて湿度を保つとよいでしょう。
多くの種類は、鉢土の表面が乾いてから水やりするのが原則です。水やりの量は、鉢底から水が流れ出すまでたっぷりと与えてください。冬は乾かし気味に管理します。
小さな鉢植えほど乾燥しやすく、水切れで深刻なダメージを負いやすいので注意してください。
1~2年に1回は植え替えるようにしてください。根詰まりすると生育が衰えて見苦しくなり、枯れる原因にもなります。観葉植物は植え替えを適切に行っていれば、肥料を与えなくても問題ない場合が多いです。ただし花を多く咲かせたい場合や、早く生育させたい場合は、成長期の春から秋に肥料を与えるようにしてください。
暗い場所に置いてある観葉植物を、日光浴として直射日光の当たる場所に置くことは止めてください。日陰で適応した株は、日光を好む種類でも急な移動で葉焼けします。1か月くらいかけて、葉焼けしにくい朝の光から少しずつ慣らす必要があります。むやみに移動するとかえって失敗しますので、注意してください。
また植物が弱っている場合や、冬に肥料を与えるのもかえって悪影響になり、枯らしてしまうことにつながります。肥料の入っていない活性剤なら有効です。
種類によって、生育できる条件が異なります。置き場所の条件やライフスタイルに応じた植物を選びましょう。
室内で育てるには、直射日光を当てなくても育つ植物を選ぶことが重要です。人気の観葉植物として流通する多くの種類は、室内の明るい日陰で育ちます。
家を留守にする場合が想定されたり、水やりを忘れがち、カビの発生が気になるなどの場合は、乾燥に強い観葉植物を選べば安心です。
冬に0℃近くまで最低温度が下がる場合は、寒さに強い観葉植物を選びましょう。一方セントラルヒーティングなど、暖房事情のよい家で最低温度を10℃以上保てる場合は、寒さに弱い植物も育てることが出来ます。
置き場所のスペースや好みなどの問題で、観葉植物を小さなサイズで楽しみたい場合もあります。背が高く大きくなるような観葉植物でも、ミニ観葉として販売されています。そのように大きく生長する植物は、小さいサイズを保つのに仕立て直しなどの労力があり、作業後に回復するまでも時間がかかります。はじめから大きく育たない植物を選べばよいでしょう。
人気の観葉植物は外観上の魅力だけでなく、室内で直射日光を当てなくても育つなど、環境適応性が高く育てやすいのも人気の理由と考えられます。ただし寒さには強くないものも含まれるので、注意してください。
ドラセナの仲間の多くの観葉植物は半日陰が適しますが、環境適応性が高く丈夫です。ただし寒さには強くないので注意してください。幸福の木やコンシンネ、サンデリアナ(ミリオンバンブー)などが人気がありますが、他にもまだまだ定番の種類や品種が多くあります。
ゴムの木の他、クワ科フィカス属に分類される観葉植物は多く人気があります。日なたが適しますが、耐陰性はあります。ただし暗すぎると下葉を落とし、葉も小さくなります。伸びすぎたら強く剪定して大丈夫ですが、白い乳液が出るので注意してください。
ガジュマルもフィカス属に分類される観葉植物です。根上がりに仕立てられた鉢植えが登場し、非常に人気がでました。育て方はゴムの木に準じます。枝から気根を多数垂らしながら大きく生長する常緑高木で、沖縄ではキジムナーの住む木として親しまれています。
耐陰性が強く、大株は寒さにも意外と耐えます。霜の降りないような暖地では戸外で越冬することもあり、慣らせば日なたで育ちます。幼株は葉に切れ込みがありませんが、生長につれて葉に切れ込みが深く入るようになり、太い茎が伸びてきます。
大株から小株まで、様々なサイズの鉢植えが流通する人気の観葉植物です。本来は日なたを好みますが、環境適応性が高く、うす暗い日陰や水不足の環境でも枯れにくいです。ただしそのような過酷な環境では間延びして葉は少なくなり、大きさも小さくなります。また寒さには強くないので、注意してください。
室内でも最低温度が0℃近くまで下がることが想定される場合は、寒さに強い植物を選ぶことが大切です。東京の戸外でも越冬するような植物なら安心です。
常緑のつる性植物で、日なたから明るい日陰で育てます。寒さに強く、ガーデニング用の植物として寄せ植えなどにもよく使われます。梅雨時や夏の高温多湿による蒸れに弱く、株元から病気になったり、立ち枯れすることがあります。
本来は別種の植物であるカポックの名でもよく知られ、環境適応性が高く丈夫です。白や黄色の斑が入る品種もあり、ミニ観葉から大鉢に仕立てられた株など様々な鉢植えが流通する人気の観葉植物です。日なたで育てると葉が多く引き締まった株になりますが、斑入り品種は夏の直射日光で葉焼けすることがあります。
細い枝が長く伸びるつる性植物で、日なたから明るい日陰が適します。暗すぎると葉が少なくなり、生育が衰えます。生育が早いので、1年に1回春頃に枝葉をバッサリと半分ほど剪定し、用土も半分程度落として植え替えてください。
最も手間のかかる水やりが少なくてよいので、忙しい人や留守にしがちな人に最適です。1週間くらいの不在なら大丈夫でしょう。水の与えすぎには強くないので注意してください。
またほとんどの多肉植物やサボテン類は、室内で長期間日照不足になると徒長して見苦しくなり、生育が衰えて枯れてしまいます。耐陰性のある種類を選ぶことが大切です。
乾燥地が原産で日なたを好みますが、耐陰性があるので明るい日陰でも置くことができます。ただし葉が細くなり軟弱になります。寒さには弱いので、冬に最低温度を10℃以上保てない場合は断水してください。厳しい冷え込みが予想される場合は掘り上げて土を落とし、新聞紙などにくるんで保存すると安心です。
多肉植物のため乾燥に強いです。ただし春と秋は鉢土が乾いたらたっぷりと水やりしてください。直射日光を嫌い、明るい日陰が適します。ただし暗すぎると株姿が間延びするので注意してください。
サボテン科の観葉植物なので、比較的乾燥に強いです。あまり大きくならず、コンパクトにまとまるので省スペースで育てたい場合にも最適です。手間のかからない植物として知られ、丈夫で初心者にもお勧めです。
初心者でも失敗なく育てることが出来ます。春から秋に雨の当たる場所に大株の鉢植えを置くと、水やりしなくても枯れずに育つこともあります。
ユッカの仲間で乾燥に強く、東京でも戸外でよく越冬するほど寒さに強いです。本来は日なたを好みますが耐陰性もあり、他のユッカに比較して鋭いトゲもないので、室内でも安心して育てることが出来ます。
乾燥地が原産なので水切れに強く、霜があまり降りない地域では戸外で越冬します。ただし葉の先端を枯らすことなく栽培するのは、簡単ではありません。また温度が低下する冬に乾燥気味に管理しないと、根腐れします。
最低温度に配慮しつつ温かい環境で育てる必要がありますが、魅力的な観葉植物を飾って楽しむことができます。
鮮やかな花とハート形の艶のある葉を楽しむ観葉植物です。直射日光に当てると葉焼けするので、明るい日陰で育てます。ただし暗すぎる場所では花が咲かなくなるので注意してください。環境があえば、1年中開花します。寒さには弱いので、冬は室内の暖房が入るような部屋で管理してください。
以前は緑色に白斑が入るような品種が流通していましたが、赤や黄色などの鮮やかな斑が入った品種が登場し、人気が高まりました。ただし鮮やかな色の品種は特に寒さに弱いので注意してください。また冬に水の与えすぎも禁物です。
つる性植物は伸びすぎた枝を切るのは簡単なので、含めて紹介しています。
近年は品種がいろいろ登場し、ますます人気が高まっているつる性の観葉植物です。伸びすぎた枝は水挿しすると簡単に発根し、そのままでも育てることが出来ます。明るい日陰に置き、冬は室内の暖房が入るような部屋で管理してください。
やや多肉質の葉が特徴の小型の観葉植物です。栽培される種類は多くありますが、葉が硬いタイプのペペロミアが比較的育てやすいです。過湿や寒さには強くないですが、室内の少ないスペースで育てるには最適です。
爽やかで涼しげな印象のシダ植物で、室内の明るい日陰で育てるには適した観葉植物です。
直射日光と乾燥を嫌い、寒さには強くないので注意してください。同様に育てられるシダ植物として、プテリス、フレボディウムなどがあります。
観葉植物の名前が分からず、名前を調べたい場合もあることでしょう。最近はインターネットやスマホ用アプリで、簡単に名前を調べることができるようになりました。グーグル等の検索エンジンやアプリなどでの調べ方について解説します。
植物を撮影し、その画像をもとにグーグルの画像検索で調べることができます。検索ウインドウの右わきのカメラのマークをクリックすると撮影した画像をアップロードでき、その画像をもとに検索結果が表示されます。
グーグルレンズや植物用のアプリを使って名前を調べることもできます。植物のアプリで検索すれば、名前判別機能のあるアプリがいくつか表示されます。名前を知りたい観葉植物の写真を撮るだけで、アプリが自動で判別・提案してくれるので気軽に調べられるのがポイントです。
グリーンスナップなどの植物図鑑アプリでは、質問コーナーと連動しているものもあり、便利です。
名前がうろ覚えの場合は、記憶している名前の一部だけでも観葉植物というワードに加えて入力し、画像検索してみましょう。名前のすべてを入力しなくても、検索候補の中から正確な名前が分かる場合もあります。
観葉植物を手間をかけて育てても枯らしてしまう人は、育て方の基本的な知識をよく確認してみてください。名前が分からない場合は上述した方法で名前を調べ、それぞれの植物の育て方を把握することが大切です。育てる観葉植物が決まったら、必要なアイテムをそろえる準備をしましょう。
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