LEDとは違う本物のネオンサインに心奪われる理由とは。ネオン職人・高橋秀信
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大型の観葉植物を置くと部屋の印象が一気におしゃれになります。この記事では、大型の観葉植物を置くメリットを解説したうえで、おすすめの観葉植物15選を紹介します。観葉植物の選び方や上手に育てるためのコツについても解説するため、観葉植物を取り入れる際の参考としてぜひ役立ててください。
大型の観葉植物を置くと、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは大型の観葉植物のメリットを解説します。
大型の観葉植物があると、それだけで空間がおしゃれな雰囲気になります。サイズが大きくて存在感があるため、隅に設置したとしても部屋全体の印象を大きく変えてくれます。簡単に部屋のイメージを変えたい場合にもおすすめです。
植物は有害物質を取り込んで分解する性質や、二酸化炭素を酸素に変える働きがあります。また、空気中の湿度にあわせて水蒸気の排出量を調整する性質もあるため、人が過ごしやすい環境を保ってくれます。
観葉植物はマイナスイオンを出すため、リラックス効果もあるといわれています。マイナスイオンは体の酸化を抑制し、スムーズに疲労を回復させます。フィトンチッドという植物特有の香りに癒やされる人も多いです。
大型の観葉植物を選ぶときは気をつけたいポイントがあります。ここでは、3つのポイントを解説します。
観葉植物を室内で成長させるためには、基本的に日当たりがいい場所を選んで置かなければなりません。窓から遠くてあまり光が当たらない場所は、なるべく避けましょう。また、大型の観葉植物が邪魔にならないよう、できる限り広めのスペースを確保できる場所を選ぶ必要があります。
自宅の環境によっては、どうしても日陰になりやすい場所に観葉植物を配置せざるを得ないケースもあります。その場合は半日陰でも育つ種類や、寒さに強い種類などを選びましょう。たとえば、「シュロ竹」や「青年の木(ユッカ)」は比較的寒い場所でも元気に育ちやすい植物です。いずれも存在感があるため、部屋の印象を一気におしゃれにしてくれます。
観葉植物を選ぶときは、育てやすさも重要なポイントです。たとえば、温度や湿度を細かく調整しなければならなかったり、こまめに追肥や剪定が必要になったりする植物もあります。しかし、なかには水やりさえしていれば、ほとんど手をかけなくても大きく育つ植物もあります。なるべくそのような種類を選ぶと、初心者でも失敗せずに育てられるでしょう。
大型の観葉植物を元気に育てるためには、どのような点に気をつければいいのでしょうか。ここでは、具体的なコツを解説します。
観葉植物に対しては、鉢底から水が流れてくるくらいたっぷり水やりすることが基本です。ただし、鉢底に流れ出た水は放置せず、忘れずに捨てる必要があります。水やりをし過ぎると根腐れにつながる恐れもあるため、注意が必要です。水やりの目安は種類ごとに異なるため、育て始めるときによく確認しましょう。
観葉植物には適度な保湿性をもつ、水はけのいい土を使用しましょう。赤玉土、パーライト、バーミキュライトなどがよく使われます。自分で土をブレンドして観葉植物用の土を作る人もいますが、初心者のうちは市販されている観葉植物用の培養土を選んだほうが簡単かつ確実です。最初から肥料が入っているため、大型の観葉植物が育ちやすくなります。
観葉植物を置いていると、病害虫が発生する可能性もあります。病害虫を防ぐためには、観葉植物を風通しのいい場所に置いておくと効果的です。また、定期的に霧吹きで葉に水をかけて湿らせると、虫が発生しにくくなります。虫は乾燥している葉を好むからです。万が一、虫が発生したときは、殺虫剤を使ってすぐに除去しましょう。
観葉植物の根が鉢底から出てきたり、水やりの水が土に染み込みにくくなったりしたら、植え替えのタイミングです。ただし、寒い時期に植え替えると観葉植物が弱る原因になるため、避けたほうが無難です。また、植え替える鉢はそれまでの鉢よりひと回り大きいもののにし、急に大きすぎる鉢へ植え替えないようにしてください。
ここでは、人気のある大型の観葉植物のなかから、特におすすめの順に概要や特徴を紹介します。
キラは(学名:Pachira、英名:Pachira)「money tree」ともよばれる縁起のいい植物です。運気が上がるといわれているところも人気の理由のひとつとなっています。
パキラはある程度日当たりがいい場所に置いておくと、それほど手をかけなくてもすくすく成長します。直射日光は避けたほうがいいです。日陰でも育つものの、間延びしやすいため注意しましょう。
シェフレラ(カポック)(学名:Schefflera arboricola、英名:Umbrella tree)は中国や台湾で生まれた植物で、背が高く伸びる大型の植物です。熱帯植物ですが、日陰や寒さにも強いため、どのような場所に置いてもしっかり育ちます。ただし、霜がつくと弱るため、特に寒い時期には注意しましょう。
人の手のひらのような葉がたくさんつき、班入りの品種もあります。存在感があり、初心者でも育てやすいためおすすめです。
幸福の木(学名:Dracaena fragrans、英名:Dracaena)はお祝いの贈り物としてもよく選ばれている大型の観葉植物です。玄関に置くと幸せが舞い込む植物として知られています。
暑さに強いものの、寒さには弱いです。なるべく日当たりがいい場所に置いておく必要があります。エアコンの風が当たると弱りやすいため、夏の設置場所には注意しましょう。
ネムノキ・エバーフレッシュ(学名:Pithecellobium confertum、英名:Pithecellobium confertum ever fresh)は、明るい緑色の葉が爽やかな印象を与えます。夜になると葉が下向きになるのが大きな特徴です。昼間に葉が下向きになっているときは水が不足している可能性があるため、すぐに水やりをしましょう。
幹や茎が細くて華奢ですが、背丈が大きく伸びる品種です。なるべく日当たりがいい場所に置くことをおすすめします。
シュロ竹(シュロチク)(学名:Rhapis humilis、英名:Rhapis humilis)は、中国原産で「緑の宝石」という呼び名もある植物です。名前には「竹」という文字が入っていますが、ヤシ科に分類されています。シュロ竹は日差しに弱いため、半日陰に置いたほうがよく育ちます。ただし、成長するために光は必要です。まったく日の当たらない場所ではなく、直射日光を避けられる場所を選んで置きましょう。
フィカス・ウンベラータ(学名:Ficus umbellata、英名:umbellata)は、大きなハート型の葉をつける観葉植物です。原産地の熱帯アフリカでは10mにもなりますが、観葉植物は大きくなっても1.5m程度で成長が止まります。寒さに弱く、暑さに強い特徴があります。ただし、直射日光は避け、間接的に光が当たる明るい場所に設置しましょう。病害虫が発生する場合もあるため、なるべく風通しをよくしてください。
フランスゴム(学名:Ficus rubiginosa、英名:Ficus rubiginosa)の木は幹が柔らかいため、幹を曲げておしゃれに楽しめます。葉がすっきりしており、大型でもなるべくシンプルな観葉植物を設置したいと考えている人におすすめです。基本的に明るくて暖かい場所に設置する必要がありますが、日陰でも8度程度までは耐えられます。土の表面がしっかり乾いたら水を与えましょう。
モンステラ(学名:Monstera、英名:Monstera)は、海外のリゾート地を思わせる大振りな葉をつける観葉植物です。葉の姿がモンスターのようにみえるため、この名前がつけられました。ある程度であれば日陰にも耐えられますが、基本的には光に当てたほうがよく育ちます。ただし、直射日光に当たると葉焼けしやすいため、適度に明るい場所に設置しましょう。
アレカヤシ(学名:Dypsis lutescens、英名:Yellow Butterfly palm)は、人気の高いヤシの木の一種です。細い葉がたくさんつき、存在感があります。オフィスやカフェなどでも飾られており、空間を一気におしゃれな印象にしてくれます。なるべく暖かくて日が当たりやすい場所に設置しましょう。暖かい時期は水やりだけでなく、葉にも霧吹きで水をかけます。寒い時期は水やりの回数を減らしてください。
青年の木(ユッカ)(学名:Yucca、英名:Yucca)は力強く育つ観葉植物で、新芽がどんどん出てきます。横ではなく上のほうに伸びていくため、あまりスペースに余裕がない場合にも設置しやすいです。暖かい時期は直射日光を避けつつ、光がしっかり当たるようにしましょう。寒い時期は日照時間が少なくても問題ありません。
極楽鳥花(ストレリチア・オーガスタ)(学名:Strelitzia augusta、英名:bird of paradise tree)は、丈夫で育てやすい観葉植物です。花も咲かせるため、さまざまな姿を楽しめます。直射日光は避け、葉焼けを起こさないように注意しましょう。耐陰性にも優れているため、室内でも問題なく育ちます。ただし、あまり寒い環境には適応できないため、冬場はなるべく暖かい場所に置きましょう。
ドラセナ・ フラグランス(学名:Dracaena fragrans、英名:Dracaena)は、以前はドラセナ・デレメンシスとよばれていた植物です。葉に縞斑が入っている点が特徴的で、美しい見た目を楽しめます。原産地は熱帯アフリカであり、暑さに強く、寒さには弱い性質があります。そのため、なるべく日に当たりやすく、暖かい場所で育てましょう。暖かい時期はしっかり水やりをしますが、冬は乾いた状態を保ちます。
長寿の木(フィカス・ベンガレンシス)(学名:Ficus benghalensis、英名:Banyan tree,)はゴムの木の一種で、大型の観葉植物としてよく知られています。耐陰性がありますが、なるべく日当たりがいい場所に置くとよく成長します。葉に汚れがたまりやすいため、優しく拭き取る必要があります。
オリーブ(学名:Olea europaea、英名:Olive)は実をつける植物で、温暖な気候でよく育ちます。風通しがよくて日当たりがいい場所に設置しましょう。初夏に小さな花を咲かせるため、季節ごとに違う姿を楽しめる点が魅力的です。乾燥に強いですが、適度な水やりをしてください。
ベンジャミン(学名:Ficus benjamina、英名:Benjamin tree)は観葉植物の代表格であり、定番としてよく親しまれています。日当たりがいい場所に置けばどんどん成長するため、初心者でも育てやすいです。シンプルでインテリアによく馴染みます。
大型の観葉植物は室内の印象をおしゃれにしてくれるため、インテリアとしてもおすすめです。さまざまな種類のなかからイメージにあわせて選びましょう。育てやすい種類も多くあるため、初心者でも安心して育てられます。
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