できたて蒟蒻畑が激うまなの知ってる？ 社員が全力プレゼンする「おうち蒟蒻畑」の魅力

なんでも、蒟蒻畑がおうちで手作りできるという話を耳に挟んだのですが……？

はい、本当です。

ということは、これさえあれば、私の大好きなうめ味を好きなときに作れるというわけですよね？？　そういうことですね！？？

そうですね。

『おうち蒟蒻畑』とお好みの飲料さえ用意すれば、誰でも簡単に作れます。

やりました！！！　期間限定のうめ味が手に入らなくなっても、梅ジュースとおうち蒟蒻畑で永遠にうめ味の蒟蒻畑を食べられる時代がやってきたんですね……！！

そうですね（冷静）。オリジナルのフレーバーが楽しめるのはもちろんなのですが、実は『手作りでしか味わえないおいしさ』があるんですよ。いわゆるできたて状態の蒟蒻畑です。

（キタ……！）ほう、できたて。でも蒟蒻畑のイメージってあれ以上でもあれ以下でもないんですが。

蒟蒻畑というと基本的に冷やして食べるイメージだと思うんですが、できたてってほんのり温かいんです。

なんと！！

言葉で伝えるのがなかなか難しいのですが、温かくて、固さも違うんです。微妙に固まりきっていなくて、ちょっとのびる。

の、のびる……？　確かに蒟蒻畑って食べるときにひっぱりを感じるというか、通常のゼリーとは違う弾力を見せつけてきますもんね。

そうですね、でもその食感ともまたちょっと違うんですよ。なんというか、もちもちしてる。

もちもち……！　その「できたてのおいしさ」はマンナンライフさんでは皆が知る事実なのですか？

商品開発部では周知の事実ですね。冷やし固めて蒟蒻畑になる前の、『あのおいしさ』の存在......。マンナンライフの社員は皆知っています。

まさに社員だけが知っている、ってやつですね。我々にナイショで、社員の特権といわんばかりに毎日味わっていたと。そういうことですね？

（笑）　いえいえ、開発のきっかけのひとつは『お客様にもできたてを食べていただきたい』ということだったりしますから。皆さんに知ってもらえたら嬉しいです。

ところで、蒟蒻畑はこれまでいろいろなフレーバーを発売してきていますよね。

そうですね、定番のぶどう味や白桃味に、コーヒーや杏仁ミルクなどたくさんのフレーバーを発売してきました。

定番以外にもたくさんのフレーバーが出ていたんですね。

弊社の風潮として、チャレンジ精神はかなり旺盛だと思います。あれを混ぜたらどうなるんだろう、これを蒟蒻畑にしてみたらどうなるんだろうって話があがると、とりあえず作ってみる。少数精鋭で、スピード感を持ってチャレンジできる環境だといえますね。

ということは、ボツになったものも結構ありそうですね。

最近でいうと、コロナ禍において海外旅行に行けない状況下で、ハワイシリーズを企画してみたんですが……。

ハワイというと、パッションフルーツとかココナッツとか？

それはもちろんですが、パンケーキとかですね。

えっ？（ウソだろ）

粉モノの食感がなかなか難しくて。食感や味はもちろん、鼻から戻ってくる香りなどトータルでおいしさにつながりますから、一つでも欠けるとダメなんですよね。トレンドを追いかけるだけでなく、製品との相性を見ながらいろいろチャレンジしていますよ。

マンナンライフさんの狂気……いや本気が垣間見れたところで、今回の「おうち蒟蒻畑」に話を戻します。お好みの味を試せるとなると、わくわくすると同時に迷っちゃいますが、フレーバーの人気ランキングは？

蒟蒻畑30周年となる昨年2021年に『蒟蒻畑フレーバー総選挙』を行ったのですが、結果はこのとおりです。

おおー、やっぱり定番ぶどうは強いですね！　2位の白桃に、あ、ホラ！　うめ！！！　やっぱりうめですよ、うめ！

味のリクエストに関しては、お客様相談室にお声を寄せていただいたり、SNSでも拝見しています。うめは季節限定フレーバーなのですが、その潜在能力の高さには我々も驚いています。

自宅で蒟蒻畑を作れる「おうち蒟蒻畑」の製品化で特にこだわりたかった部分は何でしょうか。

一番のこだわりポイントは、やはり蒟蒻畑の食感の再現です。既存の蒟蒻畑と変わらない食感を家でも楽しめるようにした点は一番のこだわりですね。

ただ、実はここが一番大事な企業秘密の部分でして。

ざっくり言うなら、原料や新しい配合でのアプローチというよりは、通常の蒟蒻畑を作るための製造ノウハウを、違う方法で実現させた、という感じです。

えっと、ちょっと何を言ってるかわからないですね。

ですよね（笑）　企業秘密のコアになる部分なので、なかなか具体的なお話で伝えられないのが残念なのですが……。製造側の我々からすると、複数の機械を使い、ノウハウの詰まった製法を、全く別の手法で再現するのは簡単なことではなくて。誰でもおうちで作れるようにしたって、かなり『頑張りました！』って感じなんですよ。

なるほど。逆に企業秘密が何なのか気になって仕方ないですが、渾身の一作であることは伝わります。他にこだわった部分は？

火を使わないようにする、という点にはこだわりました。誰でも簡単に作れるようにしたかったので、加熱に使うのは電子レンジだけです。

確かに！　料理下手な私からすると、「弱火で5分」とか、ちょっと困りますもん。

そう、人によって火加減のイメージが違ったりしますからね。火を使うと焦げちゃったりもしますし。それに洗いものも増やしたくなかった。

ああああ！　それは本当にありがとうございます。

おうち蒟蒻畑そのものは簡単に作れますし、誰でもチャレンジできるようになっています。でもそこからの広がりは私たちも未知の世界で楽しみなんです。

といいますと？

作り方は同じですけど、フレーバーやアレンジは無限大ですからね。アイデア次第でいろいろチャレンジできると思います。シンプルに味を変えて作ってみるのもよし、そこから新しいレシピを作ってみるのも面白いですよ。

だいたい1分ぐらい混ぜると、ザラザラ感がなくなってきます。

放置時間が短いとざらつきが出てしまうことがあるので、30分は置くようにしてください。

加熱後は非常に熱くなるので、火傷に注意です。

さ、ここでね。残ったのをちょっと取って食べるのが……。

もしやこれが！？　ほんのり温かいという「できたて蒟蒻畑」！？？

うおおお、たしかにほんのり温かい！　もっちり？　ムニムニ？　してるけど、蒟蒻畑感もある！

“生（なま）蒟蒻畑” って感じですよね。

“生蒟蒻畑”、表現が的確すぎる！　まさにそんな感じです、これはおいしい～～♪

飲料によって固まる時間が異なるので、様子を見ながら時間は調整してください。