ベタの第一人者が語る! ベタの飼育方法と華麗なるショーベタの世界
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たくさんの種類があるハウォルチアの中でも、厚くて硬い葉を持つ種類に分類されるジュウニノマキ。先が細長くとがって、放射状に広がる葉には白い縞模様が入っています。その中には、白く太い線が入ったチョベリバという種類もあります。
では、実際にジュウニノマキの育て方を解説していきます。
植え付け、植え替えは4月〜5月頃か9月〜10月頃に行います。鉢から根がはみ出してきたり、生育が鈍ったりしたら植え替えのサインです。2年〜3年に1度は植え替えをしましょう。
土が乾くまでは水を与えないようにします。真夏、真冬は休眠期に入るので水やりは控えましょう。
水を与えるときは、少量をこまめに与えるのではなく、土がしっかり乾いたのを確認してから、鉢底からしみ出すくらいにたっぷり与えましょう。
春と秋に、ゆっくり効くタイプの化成肥料を与えるか、薄めた液体肥料を与えます。いずれも少量で大丈夫です。
ジュウニノマキは強い直射日光が苦手です。年間を通して風通しが良く、明るい日陰に置くようにしましょう。冬は霜に当てないように気をつけてください。
Q.ジュウニノマキを育てる際に気をつけるべき病気や害虫は?
A.気をつけるべき病害虫はほとんどなく、比較的育てやすい植物です。ただし、風通しが悪いとカイガラムシが発生することがあります。見つけた場合は歯ブラシなどでこすり落とすか、市販の殺虫剤で駆除してください。
Q.ジュウニノマキの増やし方を教えてください。
A.株分けで増やすことができます。一度鉢から抜いたら、子株を親株から外して新しい鉢に植え付けます。
Q.ジュウニノマキはどんな土を好みますか?
A.用土は水はけの良いものを好みます。赤玉土小粒1:鹿沼土小粒1:腐葉土1の割合の土、もしくは市販の多肉植物用の土を使いましょう。
肉厚の葉が織りなす幾何学模様が美しいジュウニノマキ。乾燥を好む植物でもあり、日当たりが良くなくても育つので、初めての人にもおすすめです。