庭に残る切り株を除去したい! 自分で伐根する方法や道具とは?
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ペンタスは鉢花として人気があり、星型の可愛い花をたくさんつけます。ペンタスの名前はギリシア語で5を意味するペンテに由来しており、花びらの数から名付けられました。また、花姿が山丹花に似ていることから、クササンタンカという和名を持っています。花言葉は星型の花に願いを込める気持ちを表した「願い事」です。
では、実際にペンタスの育て方を解説していきます。
ペンタスの開花期は夏~秋で、春~夏に鉢花やポット苗が販売されます。苗は枝数が多いしっかりした株を選ぶようにしましょう。植え付け時期は5月~6月頃で、花が長期間咲くため、肥料切れに注意して管理します。
ペンタスは日当たりと風通しの良い場所を好む性質です。暑さに負けずに元気に開花するため、日よけは必要ありません。日当たりの悪い場所で育てると花付きが悪くなったり、茎が間延びしてしまうことがあります。寒さには強くないため、屋外などで育てる場合、冬は5℃以上の室内の場所に移動させるようにしましょう。
ペンタスは蒸れに弱いため、水は土の表面が乾いてから与えます。土がじめじめした環境を嫌い、過湿にすると根腐れを起こして枯れてしまうこともあります。ただし、夏の高温と乾燥時には水切れしないように注意が必要です。庭植えの場合は根付いてからの水やりは必要ありません。
ペンタスは水はけの良い用土が適しています。赤玉土、腐葉土、バーミキュライトを5:3:2の割合で混ぜた土がおすすめです。また、ペンタスは花の時期が長いため、花を長期間咲かせるためにも肥料切れに注意が必要です、花が咲く6月以降は月に2回、水やりの代わりに液体肥料を与えましょう。リン酸の多い置き肥を置くのもおすすめです。
ペンタンスは過湿と寒さに注意して管理します。暑さに強くて生育が盛んなため、絶えず花をつけるでしょう。ただし、夏の暑さが厳しい場所では半日陰へ移動し、立ち枯れを防ぐために肥料の与えすぎに注意します。根詰まりをしやすい傾向があるため、植え替えは1年~2年に1回、水はけの良い土で一回り大きい鉢に植え替えましょう。
Q.ペンタスを育てる際に気をつけるべき病気や害虫は?
A.ペンタスは風通しの悪い場所で育てると、過湿による灰色かび病や立枯病が発生します。水の与えすぎに注意しながら、風通しの良い場所で管理するようにしましょう。また、枝が混みすぎるとカイガラムシが発生するため、剪定などをしながら害虫の発生を防ぎましょう。
Q.ペンタスの剪定時期やポイントは?
A.ペンタスは成長が早いため、定期的に剪定を行って見た目を整えます。剪定時は長くなった茎の先から3節目までを切り落とします。強剪定は花が咲き終わった10月~11月頃に行い、茎の先から25cmほど切り落としましょう。
Q.ペンタスの増やし方は?
A.ペンタスはさし木で増やすことができます。5月~9月頃に枝を5~7cmほどに切り、バーミキュライトや鹿沼土などの清潔な用土にさします。挿し木を行ってすぐは1週間に1回程度水やりをし、それ以降は土の表面が乾いてから水を与えましょう。
ペンタスは日光を好む性質で暑さにも強く、長い期間花を楽しむことができます。寒さには弱いので日の当たる場所で管理するようにし、肥料切れに注意して育てましょう。星型の花を咲かせる見た目の華やかなペンタスを、ぜひ自宅で育ててみてはいかがでしょうか。