角度によって色が変わる「色の三原色ゼリー」を作って色の美しさを味わう
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「ミントテロ」という言葉が一時期、ネット上で話題になったことがありました。
繁殖力の高いハーブの中でも、特にミントは驚異的なスピードで育ち、ほかの植物を根絶やしにしてしまうことがあります。そんな性質を利用して、よその家にミントをこっそり植える迷惑行為がミントテロというもの。
スイーツなどであしらわれる“ちょっとした”ミントのイメージが強いためか、「えっ? ミントってそんなに尋常ではないスピードで繁殖するの?」と疑問に思う人も多いかもしれませんが、暖かくなると本当に一気に育ちます。あまりに厄介なので、ミントの地植えはやめたほうがいいと推奨する人もいるほどです。
決してミントテロをされたわけではなく、自主的にミントを植えた我が家ですが、夏場はご覧の通り。
庭の一角に、一面ミントのスペースが発生。予期していなかったところで、いつの間にやらミントが生い茂っています。「せっかくこんなにミントがあるのだから、何か活用できないか…」と思案していたら、モヒートを作るというアイデアが。
モヒートとは、主にホワイトラムをベースにしたキューバ生まれのカクテル。ライムの酸味と砂糖の甘さで味わいのバランスを取りながら、ミントと炭酸水で清涼感をプラスする、夏に美味しいロングドリンクです。
さっそく、カインズ オンラインショップでベースとなるホワイトラムと炭酸水を購入。
選んだのは、バカルディ スペリオール ホワイト 750mlと、ウィルキンソン500mlです。
さて、まずはミントの採取から。
同じように茂っているように見えるミントですが、色が変色していたり、虫が食べていたり、ハリがなかったり、大きすぎたり小さすぎたり…と、意外とバラバラ。いいサイズかついい色で、元気なものを選びましょう。
1杯につき15~20枚ほどあると十分です。
ホワイトラムとミントのほかに、炭酸水、ライム、砂糖を準備します。
グラスを用意したら、底にミントの葉、カットライム、砂糖を入れて潰します。あまり延々やっているとエグみが出るので、ほどほどに。
そこに氷とホワイトラムを入れて、底に砂糖が溜まらないようかき混ぜます。バーのようにクラッシュアイスが理想ですが、家庭用の氷でも問題ありません。
ホワイトラムの量は30~45mlくらいが適量と言われていますが、これは好みなので、アルコール感がもう少しほしい人は足しましょう。逆に、お酒に弱い方は入れずにノンアルコールで楽しむという手もあります。
最後に炭酸水をゆっくり注いで、ここは軽くステア。あまり強くかき混ぜると、炭酸の清涼感が失われてしまうのでご注意を。
これで、庭に生えているミントで作るモヒートの完成です。たくさんライムがあるなら、“追いライム”をしてもいいかもしれません。
庭に大量に生えていて厄介者扱いされるミントですが、こうやってモヒートにすると、お客さんにも喜ばれる極上の一杯に。最初の一杯、食中酒、食後の締めとして──どんなシチュエーションでも飲めます。
応用技もたくさんあり、例えばホワイトラムではなく、バニラやスパイスを配合しているフレーバーラムやダークラムを使うと、色合いが変わったり甘みが増したりと変化します。
また、リンゴやイチゴ、グレープフルーツやバナナなど、できあがったモヒートにフルーツを添える「フルーツモヒート」も。女性好みの一杯に仕上がるに違いありません。
自分なりに研究して、夏に最高の一杯!を作ってみてはいかがでしょうか。