日本初の水生植物専門店「杜若園芸」に聞いたメダカの飼育におすすめの水草は?
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サラダに使ってもよし、チャーハンにしてもよし、レタスって処理も簡単だし色々なレシピに応用しやすいので食卓に欠かせません。
特にサラダで多く使われるレタスは、鮮度が命。採れたての新鮮なレタスを食べるには、お家で育ててお家で収穫できる家庭菜園が一番。
栄養たっぷりのレタスを自宅で育ててみませんか?
レタスには、葉が丸まって玉の形になる玉レタス、葉がばらけて生えるリーフレタスがあり、それぞれ違った食感や料理を楽しむことができます。全体の95%以上が水分の野菜ですが、ビタミンやカリウム、食物繊維などの栄養も含んでいます。
レタスの栽培は、春に種をまく「春まき」と、秋に種をまく「秋まき」の2つがあります。夏まきは暑さのせいで芽が出にくくなったり、おいしくなくなったりする場合があるので避けましょう。
気温が20℃くらいになったら、連結ポットに種を3〜4粒ほどまき、その上から土を1mmほど薄くかぶせます。レタスは光があると発芽が促進される種類(好光性種子)なので、土はなるべく薄くかぶせるようにしましょう。
さらに、土が乾燥しないように、濡らした新聞紙をかぶせましょう。
芽が出始めたら新聞紙を取り、水を与えます。朝に水やりを行い、夕方には土の表面が乾く程度で問題ありません。夜に水をやると徒長(余分に生長すること)の原因になるので避けましょう。
本葉(ふた葉の後に生える葉のこと)が1~2枚の頃に、苗を1本に間引いて、ポリポットに植え替えましょう。
畑の肥料は1㎡あたり最初に、苦土石灰100g(コップ1杯くらい)、たい肥2kg(バケツ2杯くらい)、化成肥料60g(コップ半分くらい)を土に入れ、よく耕しておきましょう。
本葉が4~5枚になったら、畑に移して植えていきます。
雨が強く降るときに、土が跳ね返って野菜にかかるのを防ぐために、畑に黒色のポリフィルム(マルチシート)を敷くとよいでしょう。黒のポリフィルムは保温や防草、病気予防などの効果も期待できる心強い味方です。
レタスはプランターでも育てることができます。その場合、プランターの底に水はけや水もちがよい赤玉土を敷き詰め、その上に野菜用培養土を入れます。プランターは、底が16cm以上のサイズのものを用意するとよいでしょう。
目安としては、畑に植えてから1ヵ月ほどで収穫できます。
玉レタスの場合は、上から軽く手で押さえて、固く引き締まっていたら収穫の時期です。包丁などで芯を切断し、ひとつひとつ丁寧に収穫しましょう。
リーフレタスの場合は、内側の葉が巻き始めたら収穫していきます。水分を葉に蓄えている早朝が、収穫にもっとも適したタイミングです。
レタスは連作障害の出やすい野菜のため、同じ場所で連続して育てるのはNG。収穫してから2~3年間は、同じ場所で栽培しないようにしましょう。
小さな種から大きなレタスを収穫したときの喜びはひとしお。乾燥や過湿に注意ながら育て、みずみずしい朝採れをおいしくいただきましょう。
Q. レタスで発生しやすい病害虫はありますか?
A. 病気は過湿時にベトベトになる「べと病」、株の根元や葉が腐る「軟腐病」などに気を付けて、殺菌剤を早めに散布して対策しましょう。また、アブラムシやヨトウムシなどの、食害をもたらす害虫にも注意が必要です。薬剤を散布して駆除するなど、防除を心がけましょう。
Q. 玉レタスの葉が立ち上がり、螺旋状に変形してしまったのですが……。
A. その現象を「タケノコ球」と呼びます。結球初期の過剰な生長が原因なので、温度が高すぎたり、肥料を与えすぎたりしなかったか振り返ってみましょう。
Q. 収穫したとき、切り口から白い液が出てきました。何かの病気でしょうか?
A. それは「サポニン」と呼ばれる、植物に広く含まれる配糖体で、食べても害はありません。サポニンが付着したままだと切り口が変色するので、拭き取っておきましょう。
レタスの栽培方法ポイントをしっかりおさえて、お家でおいしいレタスを育ててみましょう。
「夕飯のサラダはお家で育てているレタスを使う」なんて暮らしを実現すべく、早速レタスを育ててみてください。