【ネコも20年生きる時代】「健康缶」開発チームの獣医師が教える、ネコのヘルスケア必修項目
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目次/ INDEX
マリーゴールドは、花壇の定番とも言われるポピュラーな花で、鮮やかな黄色や橙色の花を長期間咲かせます。別名をクジャクソウ、センジュギク、マンジュギクと言い、花言葉は「健康」です。
ここからは、場所の選び方や水やりの仕方、肥料の選び方など、マリーゴールドの育て方について詳しく見ていきましょう。
マリーゴールドは、春から初冬にかけて咲き続けます。苗が出回るのは、春から夏までの間。花期が長く、次々と花を咲かせるので、花や蕾の数にこだわらず、株がコンパクトでしっかりしたものを選びましょう。
マリーゴールドは、日当たりと水はけのよいところが適しています。初夏から花を咲かせますが、夏を越えて秋に涼しくなると、特によく花を咲かせるようになります。
生育の適温は、15~20℃くらいですが、夏の暑さにも耐え、軽い霜程度ならほとんど痛まずに咲き続けます。品種によっても差があり、フレンチ種は30℃以上になると咲きにくく、アフリカン種は、高温でも咲き続けるなどの特徴があります。
過湿を嫌うので、乾燥ぎみに管理しましょう。水は、土の表面がよく乾いてからたっぷり与えます。
マリーゴールドは、水はけのよい用土が適しています。赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜた土や、草花の培養土を用いましょう。
マリーゴールドは、肥料が多いと葉ばかり茂って、花数が減ってしまいます。
元肥として緩効性の肥料を施せば、さほど多くの追肥の必要はありません。生育が悪い場合は、月に2~3回ほど液肥を与えましょう。
マリーゴールドを育てる際は、いくつかのポイントをおさえておきたいもの。ここでは、栽培におけるポイントをご紹介します。
肥料は控え気味にしましょう。肥料が多くなると、葉が腐り、花つきが悪くなることもあります。庭植えの場合、植え付け時に培養土などを混ぜておけば、そのあとはやせ地でない限り、特に肥料を施す必要はないでしょう。鉢植えの場合は、定期的に肥料を施していきます。
マリーゴールドの栽培には、日当たりの良い場所を選びましょう。枯れた花はこまめに摘みとったほうが、見栄えがよくなり、病気の予防にもなります。
Q. マリーゴールドを育てる際に気を付けるべき害虫、病気などはありますか?
A. 害虫は、アザミウマやアブラムシなど、病気は、うどんこ病や立ち枯れ病などに気を付けてください。対策には、害虫と病気の両方に効果のある粒剤や、スプレー剤などの殺虫殺菌剤を用いて防除する方法があります。
Q. マリーゴールドを増やすには、どのような方法がありますか?
A. 種まきや挿し木などの方法があります。
種まきは、枯れた花の中にある種を取り、日陰などの涼しい場所で保管します。それを種まきの季節にまいて、育てて花を増やします。
挿し木は、まず花のついていない茎を5~7㎝程度切り取ります。そして、葉を取り除き、切り口を3時間ほど水に付けます。その後は、茎をポットなどに植え、日陰で保管します。その際は土を乾かさないよう、水やりを欠かさないようにしましょう。2週間くらい経ち、茎が根付いてきたら、日当たりのよい場所に移します。そして、本葉が2~4枚生えた頃を目安に、鉢や庭に植え替えて育てていきます。
黄色や橙色などの明るい花を咲かせるマリーゴールド。少しの手入れで多くの花が咲き、長期間楽しめるお花であることなどから、初心者にも比較的育てやすい花として人気です。皆さんも、これを機会にご自宅のベランダやお庭などで、マリーゴールドを育ててみてはいかがでしょうか?