春の花30選|3月・4月・5月に咲く種類や育て方を一覧で解説
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目次/ INDEX
ベゴニアは世界の熱帯から亜熱帯に2000種以上が分布すると言われていて、花言葉は「愛の告白」「片思い」です。左右非対称の葉と、おしべを持つ花とめしべを持つ花が別々に咲く「雌雄異花」という特徴を持っています。
ベゴニアは開花期間が長く、春から霜が降りる晩秋まで咲き続けます。
主に春の季節、花のついたポット苗が手頃な価格で園芸店に並ぶので、それを5月に植えつけましょう。
ベゴニアは、日当たりと風通しのよい場所で育てます。
どの品種もあまり耐寒性はありません。冬は軒下や、室内の日当たりの良い窓辺に移動しましょう。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいにたっぷりと水をあげます。
乾いてくると葉の表面が光沢を持ち始めるので、水やりの目安にしましょう。
ベゴニアは水はけが良く、通気性に富み、なおかつ適度な保水性がある土が適しています。
「市販の草花用培養土:腐葉土:赤玉土=6:3:1」の割合で配合すると良いでしょう。
絶え間なく花を咲かせるので、1週間に1回程度の割合で液体肥料を与えます。
ベゴニアを育てる際のポイントはまず、日当たりの良い場所に置くことです。高温多湿で蒸れることがあるので、植えるときに詰めすぎないことや、耐寒性がないので、冬は暖かいところに移動することも併せて覚えておきましょう。
Q.ベゴニアを育てる際に、気を付けるべき病気や害虫などはありますか?
A.細菌斑点病、灰色カビ病、うどんこ病などの病気にかかってしまうことがあるので、水のやりすぎによる蒸れに注意しましょう。もし、病気になってしまったら、その部分を切り落とし、他の部分に病気が広がらないよう対処します。
害虫はホコリダニが発生しやすく、柔らかい芽などから植物の栄養分を吸い尽くして弱らせてしまいます。特に春から秋にかけてはよく観察し、もしホコリダニを発見したらすぐに殺虫剤で駆除しましょう。
Q.ベゴニアの増やし方を教えてください。
A.ベゴニアは、挿し木や取り木で増やします。おすすめは挿し木で、春ごろに元気のある茎を2〜3節つけて切ります。上部の歯を2〜3枚残して、下歯は切り落とします。これを清潔な新しいバーミキュライトなどに挿してたっぷり水やりしながら管理しましょう。1ヶ月くらいで新しい根が出てきたら、新しい鉢に植え替えます。
Q.ベゴニアには、どのような種類がありますか?
A.ベゴニアは、もともと自然界にあった「原種ベゴニア」だけでなく、品種改良によってたくさんの種類が作られています。大きく分けて3種類のグループに分けることができ、「球根性ベゴニア」、「球根ベゴニア」、「葉茎性ベゴニア」があります。花を鑑賞するなら球根性・球根ベゴニア、葉を鑑賞するなら葉茎性ベゴニアを選びましょう。
ベゴニアは花壇やコンテナ、寄せ植えなどに広く利用される人気の高い花です。日当たりや寒さ、高温多湿などには十分注意しながら、上手に育てて長く花を楽しみましょう。