在宅勤務の救世主「折りたたみ道具箱」を使ったプロ直伝のデスク収納術
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ノザワナは、野沢菜漬で有名な菜類の野菜です。べっこう色になるまで漬け込んだ野沢菜漬の味は格別。もともとは長野県で育てられ、現在は全国で栽培されています。
種をまく時期は7月中旬〜10月頃で、収穫は8月下旬〜翌年3月頃に行われます。寒さに比較的強く、初心者でも手軽に育てることができます。
ノザワナは連作障害(同じ場所で同じ科の作物を栽培し、生育が悪くなる現象)の出る野菜です。アブラナ科の野菜を1年以上は栽培していない場所を選び、栽培しましょう。
畑の肥料は、1㎡あたり最初に、苦土石灰100g(コップ1杯くらい)、たい肥3kg(バケツ3杯くらい)、化成肥料80g(コップ1杯くらい)を土に入れ、よく耕しておきましょう。
雨水がたまらないように、周りの土がやや高くなるようにし、固めておきましょう。
気温が15~25℃くらいになったら種をまきます。土の表面を板などで平らにならして、30cm間隔で深さ1cmくらいの溝をつけたら種をまき、その上から土を薄くかぶせます。
本葉(ふた葉の後に生える葉のこと)が3~4枚の頃に間引きを行い、株と株の間が15cmくらいになるようにしましょう。
間引きした苗は、おひたしなどにして食べることができます。
本葉が5~6枚になったら、株と株の間にひと握りの化成肥料を与えます。水持ちのよい茎を作るため、適度な水やりをし、肥料切れを起こさないように注意しましょう。
本葉が5~8枚になった頃、目安としては種まきから70日くらい経ったら、収穫していきましょう。
霜が2~3回降りてから収穫すると甘味が出てきます。積雪には弱いため、その前までに収穫してしまいましょう。
寒さには強いですが、あまり長く収穫しないままでいると、葉や茎が硬くなってしまうので気をつけましょう。信州の人たちにとって欠かすことのできないソウルフードを大切に育てて、おいしくいただきましょう。
Q. 気をつけるべき病害虫はありますか?
A. 害虫はアブラムシ、コナガ、アオムシに注意が必要です。生育初期に食害を受けると生育が阻害されるため、防虫ネットなどで防除しましょう。病気は、アブラナ科の野菜に発生しやすい白さび病に要注意。雨が続いて湿度が高い状態の時に発生しやすいため、被害にあった葉は取り除きつつ、風通しのよい環境で育てることが大切です。
Q. 防虫ネットで害虫対策をする場合、どのタイミングで使えばよいでしょうか?
A. 発芽して数日すると、害虫が葉に卵を産み付ける恐れがあるので、種まきを終えたらすぐに防虫ネットでトンネルすると安心です。
Q. 株ごと引き抜いたらカブがついていたのですが、食べられますか?
A. 食べられます。淡紫色のカブはよく洗い、漬け物にするとよいでしょう。味がよく、2~3月頃まで楽しめます。
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