【乙女心に刺さる花言葉】ロマンチック花束選手権
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こんにちは。カインズ推しのライター、むらやまです。
数年前からずっと抱き続けている「ていねいな暮らし」への憧れ。手仕事で作られた素朴で豊かな日々を夢見る人は、わたしだけじゃないはず。
けれど、そんな暮らしをいざ一人暮らしの自宅で完璧に実行するのって難しいですよね。
家で過ごす日々に、ひとつだけでも何か取り入れられないものか……。
そんなことを考えながら、大好物のたくあんをポリポリ……。
むむむ。
漬け物を自分で漬けて食べるとか、まさに「ていねい」だよなあ……。
ふと思い立って実家の母にLINEしてみると、かなり手軽に漬けられるものがたくさんあるとのこと。ちなみに、めちゃくちゃ健康にもいいというハナシ。
これはやってみるしかない……!
というわけで、「ていねいな暮らし」に近づくべく、カインズの商品を使って自分で漬け物を漬けてみることにしました!
野菜不足だなーと思ったときに「よし、漬け物でも食べるか!」と思う人は多くないはず。そもそも、漬け物って本当にからだにいいのでしょうか。
実は、漬け物には生野菜よりも優れた健康効果があるのだとか。
漬ける方法によっても異なりますが、以下のような栄養を効率よく吸収できるのです。
ビタミンCなど、野菜に含まれる水溶性ビタミンは加熱調理をすると失われてしまいますが、その点、漬け物は無駄なく摂取できるということ。
さらに、水分が抜けてカサが減っているぶん、食物繊維の割合が増えて豊富に摂れるのです。
まあ、とりあえずからだにいい。
ただし、もともと漬け物は、長く保存するために塩を多く使うのが特徴。食べすぎると塩分過多になってしまうので、注意が必要です。
京都といえば「千枚漬け」や「しば漬け」、奈良といえば「奈良漬け」、わたしの地元・長野でいえば「野沢菜漬け」など、ご当地の漬け物があるのも魅力。
それぞれ由来も歴史もさまざまですが、その土地の気候や特産物を生かして漬けられているのが特徴です。
ちなみに、海外にも漬け物があります。
日本の漬け物は白米に合わせるのに対して、欧米の漬け物はパンや脂っこい料理と合わせるために作られているので、香りの強いハーブやさまざまな種類の香辛料がよく使われるのだとか。
インドカレーの付け合わせの漬け物とかも、独特な香辛料の香りがしておいしいですよね……。
ではさっそく、漬け物を漬けていきます!
今回漬けるもののラインナップは、こちらの3つ。
ぱぱっと一瞬でできる手軽なものから、ひと手間かけた京都の名産品までチャレンジしていきたいと思います。
カインズの保存用のビンと、漬け物器を使って漬けていきます。
手軽にできる漬け物の代表といえば、浅漬けですよね。
サラダ感覚で野菜をたくさん食べられるのが魅力ということで、きゅうりと、あえて苦手なにんじんを使って浅漬けを作っていきます。
用意するもの
1.きゅうりとにんじんを、それぞれスティック状に切る。
2.「イタリアーナ 角型保存ビン 750ml」を、沸騰したお湯で5分ほど煮沸消毒し、キッチンペーパーの上で乾かす。
3.1で切ったきゅうりとにんじんをビンに詰め、約1/3くらいまで白だしを入れる。
4.さらに、ビンの約2/3くらいまで水を入れる(白だしと水の割合が1:2になるように)。
あとは冷蔵庫で一晩冷やせば完成。
本当にこれで大丈夫……?
思わず不安になるくらい簡単だったけれど、これで漬け物できちゃったら最高じゃないですか?
ひとまず、完成を楽しみに待ちながら次の漬け物へ。
京都の代表的な漬け物として有名な、しば漬け。
ナスやシソにもともと付いていた乳酸菌や、空気中の乳酸菌によって発酵させる漬け物で、その過程で微生物がビタミンB群を作り出すため、生の野菜に比べて栄養価が高いのだそう。
用意するもの
通常は赤しそを使用するようなのですが、季節もののためスーパーで手に入れるのは難しいのだとか。
ということで、今回は手軽に代用できる赤梅酢で漬けていきます!
1.なすはヘタを切り落としてから縦半分に切り、さらに縦4~6等分くらい(なすの太さによる)に切ったあとに、長さを半分に。切ったものは水にさらす。
2.みょうがは根元を少し切り落としてから、縦に4〜6等分に。きゅうりは縦に半分にしてから、5mmくらいの厚さで斜め切りにする。
1.なすの水気を切ったら、ボウルにすべての野菜を入れて合わせ、塩を加えて全体にまぶす。
2.「即席つけもの器 丸4型 グリーン」に、塩をまぶして混ぜ合わせた野菜を入れ、ふたを押しながらネジ棒(上部の突起)をしめて圧力をかける。
これで、冷蔵庫に入れて半日ほど水が上がってくるのを待つ。
1.下漬けした野菜をしぼって漬け物器に戻し、分量の青しそ、赤梅酢、みりんを順に混ぜ合わせる。
2.下漬けのときと同じように、ふたを押しながらネジ棒(上部の突起)をしめて重しをする。
冷蔵庫で保存し、2〜3日たてばおいしく食べられるそう!
下漬けの手間はあれど、野菜を切って調味料を入れるだけなので、作業自体はめちゃくちゃ簡単でした。
みずみずしくて硬かった野菜が、どんどん漬かってふにゃふにゃに変化していく過程を見られてうれしい。何ならちょっと愛おしい。
はたして、少しは京都の味を再現できたのか……!? 完成が楽しみすぎる。
最後に作るのは、卵の黄身を醤油でつけたたまり漬けです。
最近、卵かけご飯にハマってしまっていろいろアレンジを試みているのですが、そんなときに知ったのがこのレシピ。
醤油で漬かった黄身だけをご飯にのせて食べるって……もう、夢の卵かけごはんじゃないですか?
というわけで、さっそく作っていきましょー!
用意するもの
1.卵をボウルに割り入れ、黄身だけを取り出す。
2.黄身がちょうどすっぽりとおさまるサイズの器(古代小鉢(小) 均窯)に移し、分量の醤油とみりんを入れる。
醤油とみりんが混ざるように器を左右に軽く揺すったら、ラップをかけて、冷蔵庫で1日漬け込めば完成!
卵を割って黄身だけ取り出すときに、うっかり割ってしまうなど、やや失敗しやすいので難易度は★2つ(1回失敗しました)。
表面だけでなく、黄身の中までちゃんと漬かるそうなので楽しみすぎる……!