【初心者必見】アロワナ飼育方法! 必要な設備や費用を専門店「アロホリック」が徹底解説
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10月は9月よりもさらに害虫の発生率が減り、家庭菜園初心者にとって易しい季節だといえます。気温の変化が激しいという懸念点はありますが、寒さに強く、プランターでもすくすく育つ野菜を選べばさほど問題はありません。
そこで今回は、10月から種まき・植え付けすると育ちやすい野菜を7つ選びました。プランター菜園を前提としていますが、畑での栽培方法を解説している記事もあるので、併せて紹介します。
10月ともなると害虫の発生率はぐんと下がりますが、これから寒さが厳しくなるため保温が必要になることもあります。地域や育てる野菜にもよりますが、寒冷紗を用意しておくと役に立つこともあるでしょう。
ないと困るアイテムは下記のとおりです。
プランター菜園はプランター内の土からしか栄養を得られないので、土の質は重要です。自分で配合する方法もありますが、すでに栄養満点に仕上がっている野菜培養土が手軽でおすすめです。プランターの底には鉢底石を敷き、排水性と通気性を確保しましょう。
肥料にはさまざまなタイプがあり、野菜の状態や収穫時期によって使い分けます。下記は種まき・苗植え時の「元肥」、ある程度育ってから追加する「追肥」のどちらにも使える肥料です。
ほかにもあると便利な道具は、家庭菜園を始めたい!必要な道具やあると便利なアイテム一覧で幅広く解説しています。
ソラマメの歴史は古く、4,000年以上も前から栽培されていたといわれています。日本に入ってきたのは奈良時代で、名前の由来は「実が膨らむときに空を向くから」という説が有力です。
長い歴史の中で育てやすく改良されており、プランターでも簡単に育てられます。10月に種まきできる数少ない野菜なので、気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
種類 | マメ科 |
原産地 | 北アフリア・西アジア(詳細は不明) |
発芽適温 | 15~25℃ |
生育適温 | 15~20℃ |
収穫時期 | 5月~6月 |
収穫の目安 | サヤがよく膨らみ、やや下向きになってきた頃 (サヤ内のマメのへそが黒くなりだす) |
プランターの目安 | 大型サイズ |
簡単ポイント | ・特別な手間がかからない |
注意したい病害虫 | ・さび病、赤色斑点病 ・アオムシ、ハモグリバエ など |
ソラマメは最低でも15~20cm程度の株間が必要なので、プランターは大型サイズが望ましいでしょう。広々としたプランターなら3株ほど、やや狭めなら1~2株が目安です。
マメ科は連作障害(同じ作物を同じ土で栽培し続けると起こる生育不良)に弱いため、土は新しい培養土を使うことをおすすめします。種まきは株間15~20cmを目安とし、「おはぐろ」と呼ばれる黒い筋があるほうを下向きにしましょう。深く埋めるのではなく、種の頭が見える程度の浅さに留めるのがポイントです。
着実に発芽させるためにポット(育苗容器)を利用するのもよいでしょう。1つのポットに2~3粒まき、水をたっぷり与えて日当たりの良い場所に配置します。順調に育てば1週間~10日ほどで発芽します。
種まきの手間を省くなら、苗から購入するのもおすすめです。本葉が3~4枚で、背丈の低いものが育てやすいでしょう。苗をプランターに移すときは十分な穴を堀り、根が傷つかないように優しく植え替えてください。しっかりと根付くように十分な土寄せと水やりも忘れずに。
草丈が30cm以上になったら、元気良く成長している枝を6~8本残して整枝します。光量や養分を十分に行き渡らせるための調整です。
ソラマメはマメ科の中でも肥料を必要とするほうなので、追肥は忘れずに行いましょう。お手軽に済ませるなら速効性のある液体肥料が便利です。状態を見ながら与える必要がありますが、10日に一度ほどのペースが目安です。ただし、あまりやりすぎると茎や葉ばかり大きくなる「つるボケ」が起こるので注意してください。
なお、ソラマメの茎は頑丈とはいえず、風のあおりを受けて転倒する恐れがあります。春になり草丈が30~40cm以上に成長したら、支柱を立てて守ってあげましょう。
ソラマメは開花後から約35~40日で収穫できますが、日数よりも見た目で判断するほうが確実です。次の2点を確認しましょう。
収穫はハサミでサヤの根本を切り取るだけです。おいしく頂くなら、みずみずしさを保っている朝方がおすすめ。ソラマメは鮮度が落ちるのが早く、「おいしいのは3日だけ」といわれているほどなので、タイミングを逃さないようにしましょう。
詳しい育て方は、初心者にもできるソラマメの育て方・栽培方法【解説動画付き】で解説していますので、こちらもぜひご覧ください。
エンドウは草丈が2m以上になる「つるあり」と、80cmほどで止まる「つるなし」の2種類に大別できます。つるなし種ならプランターでも育てやすく、特別に長い支柱も必要ないので、ここではつるなし種の代表であるスナップエンドウの育て方を解説します。
より幅広く知りたい方は、エンドウの育て方【カインズ野菜図鑑】をご覧ください。
種類 | マメ科 |
原産地 | 中央アジア~中近東 |
発芽適温 | 20℃ |
生育適温 | 15~20℃ |
収穫時期 | 4月~6月 |
収穫の目安 | 開花後約25日 |
プランターの目安 | 標準~大型サイズ |
簡単ポイント | ・耐寒性があり秋まきにぴったり ・草丈が低くプランターでも簡単 |
注意したい病害虫 | ・うどんこ病、モザイク病 ・アブラムシ、ハモグリバエ など |
スナップエンドウは標準サイズのプランターで育てられますが、実がたくさんなるので大きめのプランターのほうがおすすめです。
プランターよりも注意したいのは用土です。マメ科は連作障害が起こりやすいため、できるだけ新しい土を用意しましょう。手軽に育てるなら市販の野菜培養土がおすすめです。
種まきをする場合、株間の目安は15~20cmです。2cmほど穴を掘って3~4粒ずつまくのが一般的です。育苗ポットを使う場合は、1ポットに3~4粒ずつまきます。植える前に一晩水につけて発芽を促進させるテクニックもありますが、殺菌処理が施されている市販の種は、そのまま種まきするよう指示書きされていることもあります。
失敗したくない初心者の方は苗を購入しましょう。小さく若い苗のほうが寒さに強く、育てやすいといわれています。種まきと同じように株間は15~20cmにします。
水はたっぷり与え、日当たりの良いところに置いてあげましょう。発芽したばかりは鳥に狙われやすいため、防虫ネットなどで防御してやります。
順当にいけば10日ほどで発芽します。本葉が2〜3枚になったら、元気なものを残して間引きしましょう。
寒さが本格化してきたら、寒冷紗や敷き藁などで保温してあげます。越冬はスナップエンドウを育てるうえで最大の難関といわれているので、忘れないようにしましょう。
無事に冬を越し、苗が20cmほどに成長したら支柱が必要です。つるなし種は最大で80cmほどしか伸びないため、1mほどの支柱があれば問題ないでしょう。
このとき追肥も行います。花が咲いたら再び追肥し、サヤがなりはじめたらもう一与えるとよいでしょう。ただし、やりすぎは逆効果なので注意してください。
開花後から20~25日頃が収穫時期とされています。しかし、サヤと実が十分膨らみ、ツヤのある緑色をしていたら収穫適期と判断しても大丈夫です。タイミングを逃すとサヤの表面が白っぽくなり、旨味がなくなってしまいます。
イチゴは果物に思われがちですが、農林水産省では野菜に分類されています。季節を問わず収穫できる「四季なり」と、1年に1度しか収穫できない「一季なり」の二つに大別でき、家庭菜園初心者におすすめなのは一季なりです。病気に強い「カレンベリー」など、育てやすい品種を選ぶとよいでしょう。
種類 | バラ科 |
原産地 | 北米東部、南米チリ |
発芽適温 | 20~25℃ |
生育適温 | 17~20℃ |
収穫時期 | 5~6月(一季なり) |
収穫の目安 | 果実全体が赤く色づいたら |
プランターの目安 | 標準~大型サイズ |
簡単ポイント | ・一季なりの品種なら育てやすい |
注意したい病害虫 | ・炭疽病、うどんこ病 ・アブラムシ、ハダニ など |
イチゴは深く根を張るため、プランターは深めのものが必要です。20cm以上を目安にするとよいでしょう。株間を空けて蒸れを防止することを考えると横幅も大切なので、新しく用意するなら大型のプランターがおすすめ。
イチゴ栽培用に作られた「ストロベリーポット」や、立体花壇にできる「ハーベリーポット」という鉢を使う方もいます。どちらも垂れ下がった果実が地面に付かないようにできるうえ、見た目もおしゃれなのでガーデニングアイテムとしても人気です。
ホームセンターなどで苗を購入します。赤い王冠形の「クラウン」と呼ばれる付け根が頑丈そうなものを選びましょう。葉の多さに目がいきがちですが、クラウンがしっかりしている苗のほうが育てやすいです。
新しい芽や葉はこのクラウンから生えるので、植え付け時にクラウンまで埋めてしまわないようにしましょう。複数植える場合は、蒸れ防止のために株間を20cmほど空けます。
「ランナー」の向きにも要注意です。ランナーとはつるをカットしたような部分のことで、イチゴはランナーの反対側に実がなります。収穫時のことを考えて、ランナーの向きはそろえておくのがポイントです。
イチゴは寒さに強いため特別な防寒対策はいりません。あまりに気温が下がって心配な場合は、株元に藁を敷いておきましょう。ただし、雪に埋もれると苗が痛む恐れがあるため要注意です。
3月になって花が咲いたら、筆や綿棒などを使って人工授粉させます。花の表面に花粉が行き渡るよう、優しく、均一になでましょう。暖かくなると害虫が発生しやすくなるため、防虫ネットをかけることもお忘れなく。
10日に1度程度の追肥も必要ですが、与えすぎると甘みが落ちるので要注意です。また、実ではなく葉ばかり茂ることもあります。必要に応じて葉かきをしましょう。
3月に受粉を済ませれば4月や5月には収穫できます。大きさは十分か、色つやはよいかなどで判断しましょう。スーパーで売られているようなきれいな形ではないかもしれませんが、人工授粉なので仕方ありません。
翌年も育てるなら、親株から出ているランナーから子株を増やして育てます。収穫後の株ではうまく育たないため、処分してしまいましょう。
地植えでの育て方を知りたい方は、イチゴの育て方|家庭菜園における栽培のコツや甘い実を育てる方法など詳しく解説を参考にしてください。
シュンギクは春巻きと秋まきができますが、基本的には涼しい気温を好むことから、初心者には秋まきが向いています。虫が寄ってきにくい(キク科植物の匂いを嫌う)のもおすすめポイントです。
葉の大きさで「大葉種」「中葉種」「小葉種」と区別し、さらに「株立ち型(摘み取り型)」と「株張り型」の2種類に分けられます。
株立ち型は1本の茎が長く伸び、わき芽を摘み取るタイプ。そのため長く収穫を楽しめるのが特徴です。一方の株張り型は、根本から広がった株を収穫するタイプで、一般的には出荷用として栽培されています。
種類 | キク科 |
原産地 | 地中海沿岸 |
発芽適温 | 15~20℃ |
生育適温 | 15~20℃ |
収穫時期 | 11~12月(種まきから1~2か月後) |
収穫の目安 | 草丈20~25cmほど |
プランターの目安 | 標準サイズ |
簡単ポイント | ・害虫がつきにくい ・秋以降の気候を好む |
注意したい病害虫 | ・モザイク病、炭疽病 ・アブラムシ、ヨトウムシ など |
土の量はそれほど必要としませんが、12~20Lは欲しいところ。したがって、幅60~65cmの標準サイズを用意するとよいでしょう。
プランターに深さ1cmほどの溝を作り、1cm間隔で種をまきます。2列以上にするときは、条間(列と列の間)を15cmほど離してください。発芽率を高めるために種を多めにまくのもよいですが、種と種が重ならないようにしましょう。
覆土は薄めにするのもポイントです。あまり厚く土を被せると日光をうまく吸収できず、発芽にいたらないことがあります。水やりも大切なので、発芽するまではたっぷりと与えましょう。順調に育てば1週間ほどで発芽します。
シュンギクの間引きは2回が目安です。1回目は本葉が1〜2枚になったタイミングで行います。株間が4〜5cmになるよう、元気は株だけを残しましょう。誤って元気な株の根を傷つけないよう、ゆっくり引き抜いてください。また、間引き後は株の転倒を防ぐため、土寄せもしてあげます。
2回目の間引きは本葉が4〜5枚になった頃で、今度は株間が5〜10cmになるよう調整します。間引いた葉は食べられるので、サラダなどに使ってはいかがでしょうか。
追肥は間引きのタイミングと同時に行います。プランターの縁やカブ間の間に少量の化成肥料をまき、土とよく混ぜ合わせます。
草丈が20〜25cmに成長したら収穫のタイミングです。根張り型は根本からばっさりカットします。
株立ち型の場合は、下葉を3〜4枚残してカットしましょう。こうすることで、残した葉の側枝が伸びてくるため再び収穫できます。2回目の収穫でも同様に、新しく生えた下葉を2~3枚残してカットすると、引き続き収穫を楽しめます。
できるだけ長く収穫するために、2週間に1度くらいのペースで追肥をしましょう。
詳しくは春菊(シュンギク)の育て方【カインズ野菜図鑑】で解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。
中国原産のタアサイ(ターサイ)は、同じく中国原産として知られるチンゲンサイと同じ白菜の一種です。原産国は春まきのほうが早く成長しますが、寒さに強いため秋から冬にかけてもたくましく育ってくれます。季節がら病害虫に遭いにくいため、家庭菜園初心者なら秋まきのほうがおすすめです。
種類 | アブラナ科 |
原産地 | 中国 |
発芽適温 | 18~25℃ |
生育適温 | 5~30℃ |
収穫時期 | 12月(種まきから約2か月) |
収穫の目安 | 株の直径が約25cmほど |
プランターの目安 | 大型サイズ |
簡単ポイント | ・寒さに強く丈夫 ・病害虫に遭いにくい |
注意したい病害虫 | ・白サビ病、モザイク病 ・アブラムシ、ヨトウムシ など |
秋まきのターサイは葉を20cmほどに広げるため、大型サイズのプランターがないと株同士がぎゅうぎゅう詰めになってしまいます。
プランターに直接種まきをしてもよいですし、まずは育苗ポットで苗まで育ててもよいです。種は等間隔に数粒ずつまく「点まき」をしますが、プランターでは筋に沿ってまく「筋まき」でも構いません。筋まきの際は、条間を20cmほどあけましょう。適温なら3~5日で発芽しますが、気温によってはそれ以上かかります。
なお、苗を植え付けする場合は、株間を最低でも30cm以上空けましょう。植え付け前に水に浸し、植え付け後は1~2日間水やりを控えると根付きが良くなります。
タアサイは3回の間引きが目安です。1回目は本葉が1~2枚になったタイミングで、1箇所あたり3本に調整しましょう。2回目は本葉3~4枚そろった頃で、今度は1箇所あたり2本にします。本葉が5~6枚になったら最後の間引きです。元気な株だけを1つだけ残しましょう。
なお、間引き後は土寄せと追肥を大切です。タアサイの場合は、3回目の間引き後に、2週間に1度を目安に追肥してあげましょう。
春まきのタアサイは種まき後から50~60日で収穫できますが、秋まきは50~70日かかるのが一般的です。ただし、株の直径25㎝を超えていたら収穫の頃合いだと判断してもよいでしょう。
収穫は株から切り取ってもよいですが、秋まきのタアサイは冬でも新葉が次々と生えてくるので、外葉から順次摘み取るのがおすすめです。翌年1月頃まで長く収穫を楽しめるでしょう。
リーフレタスは、スーパーなどでよく見かける結球レタスと違い、葉が伸びるだけのレタスです。植え付けから約30日で収穫できるほど成長が早く、野菜培養土なら追肥も(基本的には)必要ないため、手軽でおすすめです。
ここではリーフレタスの育て方の概要を解説しますが、レタス全般の記事もありますので、気になる方は栄養豊富なレタスの育て方! 種類や栽培時期も詳しく解説もぜひご覧ください。
種類 | キク科 |
原産地 | 地中海沿岸地域 |
発芽適温 | 15~22℃ |
生育適温 | 15~20℃ |
収穫時期 | 11~12月(約1か月後) |
収穫の目安 | 草丈が20~25cmほど |
プランターの目安 | 標準サイズ |
簡単ポイント | ・植え付けから約1か月で収穫可能 ・同じ要領で複数回収穫できる |
注意したい病害虫 | ・うどんこ病、べと病 ・アブラムシ、アザミウマ など |
プランターは深さ15cm以上のものを選びましょう。2~3株植える場合は大きめのプランターがおすすめです。
10月は種まきには少々遅いため、苗を購入して育てるのがよいでしょう。レタス栽培の難関ともいえる発芽に苦労することもありません。
苗は本葉が4~6枚なっているもので、病害虫の被害に遭っていない、健康そうなものを選びます。緑葉種と赤葉種とがありますが、育て方は変わらないのでお好み(食べたいほう)で選ぶとよいでしょう。
植え付けに特別な注意は必要ありませんが、2株以上植える場合は株間を20~30cmほど離してください。苗と同じ深さの土を堀り、傷つかないよう丁寧に入れてあげたら、プランターの底から水が流れ出るくらい十分に水やりしましょう。
葉が重なり合うほど成長したら、元気の良いものだけを残して引き抜いてしまいましょう。間引き後は土寄せも忘れずに。残った株の安定性が高まり、水はけも良くなります。
また、株の根本部分にある葉は日が当たりにくく、枯れてしまうことがあります。枯れ葉を放置しておくとよくないので、見つけたら取り除きましょう。
追肥は、元肥をしている場合や、培養土を使用している場合は基本的に不要です。しかし、葉の色が薄い、つやが感じられないなど、栄養不足に思える場合は追肥をしてあげましょう。リーフレタスは短期間で収穫するため、肥料も即効性のある液体肥料がおすすめです。2回も与えれば十分でしょう。
植え付けから約30日後に収穫できます。見た目で判断する場合の目安は、葉の長さが20~25cm以上、株全体の大きさが直径30cm程度です。これ以上大きくなると味が落ちるので、タイミングを逃さないようにしましょう。
株元をばっさり切るのもよいですが、外側の葉から必要な分だけ摘んでいくほうが長く収穫を楽しめます。摘んだ部分の脇から新しい芽が伸びてくるので、再び大事に育てましょう。
韓国料理に定番のサンチュですが、国内はもちろん、家庭菜園でも比較的簡単に育てられる野菜です。リーフレタスの仲間で球状にはならず、葉が大きく展開するのが特徴。お肉などをまいて食べるのにぴったりです。
種類 | キク科 |
原産地 | 地中海沿岸地域 |
発芽適温 | 15~20℃ |
生育適温 | 15~20℃ |
収穫時期 | 10月、11月 |
収穫の目安 | 草丈20~30cm |
プランターの目安 | 標準サイズ |
簡単ポイント | ・植え付けから約1か月で収穫可能 ・同じ要領で複数回収穫できる |
注意したい病害虫 | ・うどんこ病、灰色かび病 ・アブラムシ、ハダニ など |
リーフレタスと同じく、大きなプランターは必要ありません。小さめのサイズでも育てられますが、ある程度の株間を空ける必要があるので、標準サイズがおすすめです。
10月スタートなので苗から購入するほうが早いでしょう。苗は本葉が4~6枚出ている、状態の良いものを選びます。葉の色が薄かったり、ツヤがなかったりするものは避けたほうが無難です。実際に目で見ないと判断できないため、ホームセンターに足を運んで選ぶことをおすすめします。
プランターに複数植える場合は、株間は約20~30cm空けましょう。苗が根付くまで水はたっぷりと与えます。
葉が重なり合うほど成長してきたら、通気性を高めるために数を調整します。生育の悪そうなものは引き抜いてしまいましょう。このとき、株元が安定しているかもチェックしてください。不安定であれば土寄せをしてあげます。
レリーフレタスと同じく、追肥はしなくても構いません。ただし、長く収穫を楽しむなら定期的に追肥するほうが成功率は上がります。緩効性の化成肥料を月1度与えるか、液体肥料を月1~2度与えてやるとよいでしょう。
葉の長さが20~25cm以上、株全体の大きさが直径30cm程度に育てば収穫可能です。株ごと引き抜くよりも、外葉を必要な分だけ摘み取るほうが長く収穫を楽しめます。
土に近い下葉は病害虫の被害を受けやすいので、先に収穫してやるのがポイント。また、次の収穫に備えて、摘み取りすぎないように注意します。7~8枚は残しておきましょう。
10月は9月よりもぐっと寒くなるため、家庭菜園の憎き敵である害虫と対峙する機会が減ります。家庭菜園初心者にはありがたい季節ですが、寒暖差が激しいため、種まきや植え付けのタイミングを逃すとうまくいかない恐れがある点に注意。気温の変化を考慮し、早めの行動を心がけましょう。
※専門家・有識者のみなさま
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