電動ドライバーで“水回り汚れ”が激落ち!「スカットディスク」おそうじ用に大感動
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目次/ INDEX
水栓の交換手順は大きく分けて2段階あり、元のハンドル式水栓を取り外すまでが前半の作業になります。作業の順序を1つずつ解説していきます。
最初に、止水栓を閉めます。
止水栓とは、給水器具と給水管の間にある水栓で、閉めることで水が出ないようになります。この作業を怠ると、水の噴き出しや水漏れを引き起こす可能性がありますので注意しましょう。
止水栓を閉めたら蛇口をひねり、水が出ないことを確認します。
次に、蛇口下のカバーナットを緩めてハンドル式水栓を取り外します。
レンチなどを使い、反時計回りにカバーナットを回して緩めていきましょう。ある程度緩んだのを感じたら、手で直接ハンドルを回して、ハンドル式水栓上部を上に引っ張って外してください。
後半の作業は、シングルレバーの取り付けです。前半の作業と逆の手順を踏んでいけば、問題なく交換することができます。
水栓本体にシングルレバー上部を差し込んだら、カバーナットを閉めていきます。
先ほどと逆で、時計回りに回せば閉まります。最初は手で軽く回し、最後はレンチを使って固く閉めていきましょう。シングルレバーを片方の手でしっかり抑えながら回せば、うまく閉めることができます。
最後は止水栓を開いて、水が問題なく出れば完了です。
止水栓は一度に緩めると、水が噴き出したり、あふれ出したりする場合がありますので注意が必要です。コツは、ゆっくり確かめながら緩めていくこと。水漏れがないか確認しながら作業しましょう。
止水栓を開いたらシングルレバーを回し、水が問題なく出てくることを確認して終了です。
Q. 交換する部品は、どのような基準で購入すればいいですか?
A. まずはメーカーを確認しましょう。互換性のあるジョイントがついたシングルレバーも少なくないですが、メーカーによって、わずかに構造の違いがあります。少しでも嚙み合わせが悪いと水漏れにつながってしまうこともあるので、なるべくメーカーを合わせましょう。
また、蛇口のタイプの確認も重要です。特にキッチンの場合、ワンホールタイプやツーホールタイプなどの種類の違いがあり、形状に合ったシングルレバーを選ぶ必要があります。この2種は、取付け穴の数に違いがあるため、間違えて購入すると交換ができなくなります。
Q. 水栓を交換する期間の目安はどのくらいですか?
A. 水栓や蛇口の一般的な耐用年数は、約10年と言われています。これらの本体が老朽化していると、レバーの交換だけでは不十分で、ほかにも不具合が生じてくる可能性があります。10年以上使用していて水漏れなどの老朽化が見られる場合は、本体ごと取り替えましょう。
蛇口のレバー交換は、手順をおさえれば意外に簡単です。家の水回りをより快適にしたい場合は、本記事を参考にシングルレバーへの交換を試してみてください。もし、ご自身での作業が心配な場合は業者に頼むのもひとつの手段なので、自身にあった方法で交換してみてください。