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お風呂のカビ取り方法とは? カビ取り剤の選び方や、正しい掃除の手順と予防のコツなどを解説

調べてみた

髙橋ゆき

髙橋ゆき

家事代行サービスのパイオニアであり、リーディングカンパニーである、株式会社ベアーズの取締役副社長。社内では主にブランディング、マーケティング、新サービス開発、人材育成を担当。経営者として、各種ビジネスコンテストの審査員やビジネススクールのコメンテーターを務めるほか、家事研究家、日本の暮らし方研究家としても、テレビ・雑誌などで幅広働く活躍中。1男1女の母。

お風呂のカビ、気になりませんか?

お風呂に発生する頑固なカビ。なかなか落とせず苦労したことがある人も多いのでは? しぶといカビでも、カビ取り剤の選び方や正しい手順とポイント、さらには未然に防ぐ方法などを知ることで、撃退・予防することが可能です。

今回は、カビ取りにまつわるさまざまな情報を紹介します。

お風呂場に発生するカビの種類

お風呂場に発生するカビの種類とは?

お風呂場に発生するカビには、黒カビと赤カビ(ピンクぬめり)の2種類があります。

黒カビ

斑点状の黒い汚れが黒カビ。皮脂や石けんカスなどを栄養源とし、20~30℃の湿度の高い場所に生息します。浴室は黒カビに最適な条件が揃っているため、天井・床・壁・排水口・浴槽のフタなど、あらゆる場所に発生する可能性があります。また、黒カビは繁殖力が高く、アレルギーや喘息などの原因にもなるので、発生したらすぐに取り除くことが大切です。

赤カビ(ピンクぬめり)

赤カビと呼ばれるピンクぬめりは、正確にはカビではなく、「ロドトルラ」という酵母菌の一種です。ピンクぬめりは、繁殖スピードが早いのが特徴。皮脂の汚れなどを栄養源とし、水気が多い場所で増殖します。お風呂場では、壁・床・洗面器・椅子・シャンプーやリンスの容器の底などで多く見られます。放っておくと大量に繁殖し、黒カビの原因になることもあるので、見つけたらすぐに掃除することを心がけましょう。

お風呂のカビ取り剤の選び方

お風呂のカビ取り剤の選び方とは?

ここからは、お風呂のカビ取り剤の選び方について、それぞれの特徴や適している汚れなどを詳しく解説します。

酸素系漂白剤

酸素系漂白剤は、過酸化ナトリウムが主成分で、漂白剤の中でもっとも刺激が少ないものです。アメリカ生まれの粉末酸素系漂白剤である「オキシクリーン」などがこちらに該当します。

非常にナチュラルな漂白剤で、カビには緩やかな効果を発揮するため、付け置きには時間がかかります。頑固なカビ汚れの掃除や短時間でカビ取りをしたい場合などには向いていません。

塩素系漂白剤

塩素系漂白剤は、つんとした匂いが特徴的な漂白剤。主成分は次亜塩素酸で、とても刺激が強いので頑固なカビにもよく効きます。使い方を誤ると、素材を傷つけたり人体に悪影響を及ぼしたりするので、使用する際は十分に気をつけましょう。

市販のものも種類が多く、スプレータイプやジェルタイプがあります。スプレータイプは、排水口・浴槽の床・壁などの、広範囲のカビを短時間で除去する場合に最適。ジェルタイプは、スプレーでは取り除きにくい、浴槽の隅やゴムパッキンなどの細かい汚れの撃退におすすめです。

防カビグッズ

防カビグッズを使用すると、カビ取り後のお風呂をキレイな状態に保つことができます。防カビ以外にも除菌・消臭効果などがあり、アロマを使用したもの、煙を焚くものなど種類も豊富。なお、防カビグッズの持続効果は1〜3ヶ月程度で、効き目は緩やかです。

カビ取り剤の代わりになるもの

小さなお子さんがいるご家庭など、刺激が強いものを使いたくない場合は、カビ取り剤の代わりに重曹とクエン酸を使用するのがおすすめ。混ぜ合わせると、二酸化炭素が発生してブクブクと泡立ち、カビや汚れを撃退します。

お風呂の頑固な黒カビを取る方法

お風呂のピンクぬめり(赤カビ)はカビではなく、重曹などで簡単にキレイにできるのですが、放置しておくと本物のカビ(黒カビ)になってしまいます。黒カビは、なかなか落としにくいだけでなく、浴室のあらゆる場所に発生する可能性があるので注意が必要です。

ここからは、お風呂の頑固な黒カビを取る際の、道具と基本的な手順について詳しく解説します。

お風呂の頑固な黒カビを取る方法とは?

必要な道具

必要に応じて、事前にカビ取りグッズを準備しましょう。

塩素系漂白剤

カビが生えている場所に合わせて、スプレータイプやジェルタイプなどを使い分けます。

キッチンペーパーまたはラップ

漂白剤を撒いた上に被せることで、成分が浸透しやすくなります。

ゴム手袋

漂白剤の付着を防ぎます。漂白剤は手につくと、皮膚表面のたんぱく質が分解されてヌルヌルするだけでなく、場合によっては炎症を起こすこともあるので、ゴム手袋を着用しましょう。

ゴーグル

漂白剤が目に入るリスクを防ぎます。

マスク

鼻や口から漂白剤が侵入するのを防ぎます。水で濡らしたマスクは匂いを吸着するので、塩素系漂白剤特有のつんとした匂いが気になる方は試してみてください。

スポンジ

カビ取り剤を洗い流しても汚れが落ちない場合に使います。やさしくこすり洗いして、汚れを取り除きましょう。

歯ブラシ

カビ取り後、タイルの目地やゴムパッキンなど、細かい部分の汚れを落とす際に便利です。

掃除の手順

1. 浴室の水分をふき取る、換気する

カビ取りは水分がない状態で行うのが好ましいです。雑巾などでふき取る、窓を開けて換気する、換気扇を回すなどして浴室の水分をなくします。

2. 長袖、長ズボン、ゴム手袋、ゴーグルやマスクを付ける

塩素系漂白剤が目や鼻、皮膚に触れるのを防ぐために着用します。

3. カビが発生している箇所にスプレータイプの塩素系漂白剤を散布する

カビの範囲が広い場合はスプレータイプが便利です。

4. 散布した場所にキッチンペーパーを重ね、さらにスプレーをしてラップを被せる

キッチンぺーバーやラップを被せることで、塩素系漂白剤がより浸透します。

5. 細かい箇所にはジェルタイプの漂白剤を塗布する

浴室の角や隅、シャワーホースなどの細かい部分には、ジェルタイプの塩素系漂白剤を塗布します。

6. 一定時間放置したら、シャワーで洗い流す

カビ取り剤に記載されている使用方法に従って、一定時間放置します。

7. 汚れが取り除けない部分は、スポンジや歯ブラシでこすり落とす

スポンジや歯ブラシでやさしく落とします。強くこするとキズが発生し、新たなカビの原因にもなるため、注意が必要です。

お風呂の場所別のカビ取りのポイント

お風呂のカビ取りは、場所によって適した方法が異なります。ここからは、天井や壁、床など、場所別に見たお風呂の掃除方法とカビ取りのポイントを紹介します。

天井

天井

天井は、お風呂の中でもカビが発生しやすい場所なので、月に1回程度は掃除しましょう。天井のカビ取りには、フローリングの掃除に用いるペーパーモップを活用します。

まず天井が乾燥していることを確認し、ペーパーモップのシートに塩素系漂白剤をふきつけます。シート部分を天井につけて全体を掃除したら、10~15分程度時間を置きましょう。

その後、シートに水をふきつけ、塗布した塩素系漂白剤を落とせば掃除は終わりです。十分に換気を行い、危険のない状態でカビ取りをしましょう。

浴槽の下

浴槽の下

ゴミが溜まりやすく、カビが生えやすいのが浴槽の下。普段は浴槽側面のカバー(エプロン)があるので目に見えませんが、実は非常に汚れが溜まりやすく、カビも発生しやすい場所です。浴槽の下の掃除は、年に1、2回程度は行うのがおすすめです。

カビ取りをする前に、浴槽の下に50℃くらいのお湯を流し、ゴミなどを取り除きましょう。次に、浴槽の下の水分を雑巾などでふき取る、または換気をするなどして、水分をなくします。その後、塩素系漂白剤をスプレーし、10〜15分程度放置したら、50℃くらいのシャワーでしっかりと洗い流します。汚れが残っている箇所は、スポンジなどでやさしくこすりましょう。

浴槽の下のカビ取りは労力がいるので、自力で取り除くのが難しい方、呼吸器官や皮膚が弱い方は、ハウスクリーニングなどのプロに依頼するのも良いでしょう。

壁・床

壁・床

壁や床のカビは放っておくと大量発生しやすいため、注意が必要です。週に1回程度は掃除をしましょう。

水分がない状態の壁や床に塩素系漂白剤をスプレーしたら、キッチンペーパーを重ね、さらにスプレーを散布し、ラップをして20~30分放置します。キッチンペーパーとラップを重ねるのが面倒な人は、ラップのみでもかまいません。30分ほど放置しても汚れが落ちていない場合は、再び放置しましょう。素材が傷まないように都度確認しながら進めてください。

その後、シャワーで洗い流します。壁の隅や、タイルとタイルの間などのスプレーで落としきれなかった細かな箇所は、ジェルタイプの塩素系漂白剤を使い、部分的にカビ取りをします。

浴槽のフタ

風呂のフタ

浴槽のフタの表側は、石けんカスや皮脂汚れなどが付着しやすく、裏側は浴槽にはったお湯の湯気があたるため黒カビが発生しやすい場所です。浴槽のフタを長期間掃除しないと頑固な黒ずみが大量発生するので、週1回程度はしっかりと掃除を行いましょう。

塩素系漂白剤をスプレーしたらラップを貼り、20~30分時間をおきます。頑固な汚れの場合は、壁や床同様、都度確認しながら放置時間を延ばしてください。

浴室扉のゴムパッキン

浴室扉のゴムパッキン

浴室扉のゴムパッキンは、掃除がしにくい箇所のひとつです。週に1回程度、壁や床掃除の際に一緒に行いましょう。カビ取りには、ジェルタイプの塩素系漂白剤がおすすめ。頑固な汚れには、塗布した箇所にさらにラップを貼り、長時間放置します。

お風呂のカビ取りをする際の注意点

お風呂のカビ取りをする際の注意点とは?

お風呂のカビ取りをする際は、次のようなことに注意しましょう。

「まぜるな危険!」と記載のある塩素系カビ取り剤は、ほかの洗剤などと混ぜずに使用する

塩素系のカビ取り剤が、酸性タイプの洗剤やアルコール、アンモニアなどと混ざると、有毒なガスが発生します。非常に危険なので必ず単体で使用し、ほかの洗剤を使用する際は、必ずカビ取り剤を洗い流してから使うようにしてください。

必ず乾いた状態にしてからカビ取り剤を使用する

濡れた場所にカビ取り剤を使用すると、成分が水で薄まり効果が弱まってしまいます。必ず浴室を乾燥させてから使うようにしましょう。

汚れてもいい服装で掃除する

塩素系漂白剤は効き目が強いので、衣類に付着すると色落ちする恐れがあります。使用する際は、汚れてもいい格好をしましょう。

目より高いところには直接スプレーしない

目にカビ取り剤が入る危険性があります。最悪の場合、失明する恐れもあるので、十分に気をつけてください。カビ取り剤が目に入った場合は、こすらず、すぐに流水(水またはぬるま湯)で15分以上洗い流し、眼科を受診してください。

カビ取り剤を塗布したあとは、こすらず、浸透するまで放置する

こするとキズがついてしまいます。特にゴムパッキンやタイルの目地のカビをこすると、カビの菌糸が材質の奥に入り込んで落としにくくなるので注意しましょう。

1回で落とせない場合は長時間放置せず、数回にわけて使用する

カビ取り剤を長時間塗布したままにしていると、材質が傷んでしまう可能性があります。1回で落としきれない場合は、しばらく間をおいて、複数回にわけてカビを落とすようにしてください。

終わったら手や目をしっかりと洗う

気づかないうちにカビ取り剤が付着してしまっているかもしれません。終わったら、水またはぬるま湯でしっかり洗い流しましょう。

お風呂のカビを予防する方法

お風呂のカビを予防する方法とは?

カビを予防するには、日常的に発生しにくい環境を保つことが大切です。日頃から以下のことを心がけ、カビの発生を防ぎましょう。

水気を拭き取る

カビは、湿度が高く水分の多い場所を好みます。日頃から、できるだけ浴室の水気をふき取り、水滴が残らないようにしましょう。

24時間換気する

換気は、浴室にこもった熱気や湿度を外に逃がすため、カビ予防に最適です。入浴後に窓を開ける、換気扇を回すなどをして一日中換気を行い、お風呂場の風通しをよくします。

50℃以上のお湯のシャワーをかける

カビは20~30℃で発生しやすく、高温に弱いという性質があります。毎日の入浴後に、壁・床・浴槽・浴槽のフタなどの、カビの発生しやすい場所に50℃以上のお湯のシャワーをかけましょう。また、熱湯は冷水より蒸発するのが早いため、浴室が乾燥しやすくなります。

なるべく物を置かない

お風呂場に物が多いと、そのぶんカビが発生しやすくなります。置く物の数を最小限に抑える、吊るして収納するなど、カビが発生しにくい環境をつくることを心がけましょう。

防カビ剤を使用する

防カビ剤を使用すると、カビの生えにくい状態がキープできます。防カビ剤には、アロマやイオン、煙の出るタイプ、スプレー式など、さまざなまものが市販されています。

場所別のカビ取りと、日々の予防が大切

場所別のカビ取りと、日々の予防が大切

お風呂のカビ取りは、場所別のポイントを押さえ、用途に合った洗剤を使用することが重要です。防カビ剤の使用やこまめな換気など、日常的なカビ予防も忘れずに行っていきたいところですね。適切な予防法や掃除方法を実践し、キレイな状態の浴室をキープしていきましょう。

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