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雑草の減らし方とは? 年々雑草が減って除草をラクにするコツを紹介します

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株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

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ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

春を過ぎると、グングンと伸びてくる雑草。草むしりや草刈りなど、除草に頭を悩ませている人も多いと思います。

除草は闇雲に行っても、時間がかかるだけで効率が良くありません。効率的に雑草を減らすには、雑草について知っておく必要があります。

ここでは、効率的に雑草を減らすための方法を紹介していきます。この方法を使えば、年々、除草作業が楽になるので、ぜひ試してみてください。

雑草の減らし方とは?

雑草の減らし方とは?

小さな雑草は抜いてしまおう

雑草が小さいうちは、根っこからしっかり抜くことで、雑草を効果的に減らせます。

雑草を抜くのに適しているのは、雨上がり後の土が柔らかくなっている時です。土が柔らかくなっているので、雑草が根から抜きやすく、除草の道具も土に入りやすいので、効率的に除草ができます。

大きくなった雑草は刈るのがおすすめ

雑草の草丈が大きくなると、根ごと引き抜こうとしても、根がちぎれて残ってしまいがちです。スコップを使って根から取ろうとすると、時間がかかり体力も必要です。

また、雑草を抜くと土が固くなってしまい、硬い土でも繁殖できる強い雑草が生えてくるという悪循環に陥る場合があります。

そのため、大きくなった雑草は、根を残して刈ることをおすすめします。根を残すことで、根が分解された時に土の栄養になりますし、土中に隙間ができて、土が柔らかくなる効果もあります。

効率が良い草刈り方法

効率が良い草刈り方法

雑草を刈るには、雑草の種類を理解して、種類ごとに対応すると、効率的です。

雑草には1年草と多年草がある

雑草には大きく分けて、一年草と多年草があります。

一年草は、1年で枯れますが、種で増殖する雑草です。一方の多年草は、数年生き続け、種の他に地下茎など植物の一部が増殖する雑草です。

見分けるのには経験がいりますが、簡単な見分け方として、以下のようなことが挙げられます。

  • 一年草は、引き抜くと根が付いてくる
  • 多年草は引き抜き難く、途中でちぎれる
  • 多年草は根茎(根っこのような茎)がついてくる

一年草の草刈り

一年草は1年以内に枯れるため、無理に除草する必要はありません。定期的に草を刈るのが面倒であれば、花を摘むだけでもOKです。雑草にもかわいい花や綺麗な花があるので、雑草の花を楽しむ場合には、花が終わって、種ができる前に除草すれば大丈夫です。

一年草を刈ってしまうと、代わりに多年草が生えてきてしまうこともあるので、一年草はあえて残しておく人もいます。花だけ摘んでいれば種はできないので、翌年は一年草の数を減らせます。

多年草の草刈り

多年草は引き抜くのが大変なので、本格的に土を掘り起こすか、根を残して草を刈るとよいでしょう。

多年草は種だけではなく、地下茎でも繁殖するので、根を残すと、翌年以降も雑草が生えてきます。しかし地下茎で繁殖するためには、光合成で栄養を蓄えなければいけません。そのため、地上部を草刈りして光合成をさせないことが重要です。さらにマルチなどで光を遮断するとより効果があります。

地上部がないと栄養が取り入れられないので、徐々に弱ってきます。多年草の草刈りは、すぐに効果が出るわけではありませんが、徐々に効果が現れ、除草が楽になります。草刈りは、土を掘り起こして根ごと除草するより手間がかからないので、長続きする人も多いと思います。

効率的な草刈りの時期

草刈りの時期は、梅雨前、梅雨明け後、秋口の年3回です。年に3回に分けることで、1回のしんどさを軽減できるとともに、真夏の除草を回避できます。

梅雨前は雑草が小さく柔らかいため、引き抜けるものは引き抜いて構いません。この時期に草刈りをすることで、これから急激に成長する雑草の成長を遅らせる効果があります。

梅雨明け後の草刈りでは株張りを抑制します。そして、秋口の草刈りで種の繁殖を防ぎ、翌年の雑草を防ぐ効果があります。

光を遮断するアイテムを使う

光を遮断するアイテムを使う

雑草の繁殖を抑えるには、光を遮断するのが効果的です。そのため、光を遮断するアイテムをいくつか紹介します。

雑草や腐葉土で地面を覆う

刈った雑草をマルチングの資材として使う方法です。刈った雑草は積み上げておくとそのまま枯れ、日陰を作ってくれるので、雑草が生えにくくなります。

見た目にこだわりたい方は、腐葉土でも良いでしょう。雑草や腐葉土は、使い終わったらそのまま畑にすき込めば良いので、ゴミが出ません。

黒マルチを張る

植物を育てる畝に黒のビニールマルチを張ることでも、雑草の光合成が抑えられ、雑草を減らせます。

防草シートを張る

通路など植物を育てない場所には防草シートを張って雑草を防げます。ビニールマルチより丈夫にできているので、破れにくく2〜3年と長持ちします。黒マルチのように、雑草の勢いが強く破れることもありません。

除草シートを張る場合には、地面を平らにならし、小石などの障害物を取り除いてから張りましょう。通路に配置した場合、地面を踏み固めることで、より雑草が生えづらくなります。

砂利を敷く

砂利を敷くことでも雑草を減らせます。除草シートの上に砂利を敷けば、より効果的です。

庭に除草シートを張る場合、除草シートだけだと雨音が気になることもありますが、砂利を敷くことで消音効果もあります。また、防犯用に踏むと音が出る砂利もあるので、検討してもよいかもしれません。

人工芝

除草シートや砂利では味気ないという人には、人工芝もおすすめです。見た目が良く天然芝のような管理も必要ありません。

除草シートの上に人工芝を張ると、より雑草が生えませんし、除草シートを貼らなくても良い人工芝もあります。

石、レンガ、タイル

石やレンガ、タイルを貼ることで、日光を遮断しながら圧をかけて、雑草を生えにくくします。和風・洋風などさまざまなデザインの中から選べるので、お洒落なお庭の演出にも最適です。

他の方法と比べて施工が大変なので、施工の広さや場所によっては、プロに頼んだ方がいいかもしれません。

グランドカバー

どんどん横に広がってくれる植物を植えると、雑草を生えにくくしてくれます。

グランドカバーで人気の植物は、多肉植物のセダム、日陰でも育つアシュガ、お花も楽しめる芝桜、香りを楽しめるタイムなどがあります。

量が多すぎる・手に負えない場合は除草剤も

除草剤をまく方法も

どうしても雑草が手に負えない場合には、除草剤をまく方法もあります。除草剤をまけば雑草の発生自体を防げるので、草むしりの必要がありません。

芝に生えた雑草だけを枯らす除草剤、植物を植えると土に使える除草剤、お子様やペットにも安心な除草剤など、多くの種類が発売されています。用途に合わせて選ぶと良いでしょう。

おすすめの除草剤

効果が長続きする除草剤

子どもやペットのいる家庭でも使いやすい除草剤

除草に塩を使うのは絶対にNG

除草に塩を使うのは絶対にNG

塩を撒くと雑草の根から水分が奪われ、雑草は枯れます。しかし、塩を使うのは絶対にやめましょう。

塩は長期にわたって土の中に留まるため、雑草以外の植物も育たなくなります。また、雨水が少しでも周辺に流れ出ると、周辺の家や田畑にも影響が出ます。

さらに、鉄筋コンクリートや鉄骨にもダメージを与えるため、建物の基礎が弱くなったり、下水道や電話線などのインフラに影響が出たりする可能性もあります。土地の資産価値も下がるため、除草のために塩を使うべきではありません。

まとめ

雑草を減らす方法には、「抜く、刈る、防ぐ、枯らす」の4種類があります。頑張りすぎずにできる方法が、長期間持続できる方法でもあります。ここで紹介したことを参考に、自分に合った除草方法を見つけてください。

※売り切れや取り扱い終了の場合はご容赦ください。
※店舗により取り扱いが異なる場合がございます。
※一部商品は、店舗により価格が異なる場合があります。

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