美尻トレーニングを自宅で簡単に。アルインコのスクワットバンドが選ばれる理由
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目次/ INDEX
粘着テープは、ホームセンターなどで誰でも購入でき、大抵のものは簡単に接着させることができます。しかし、肝心の「粘着テープの選び方」を間違えているケースが、実は少なくありません。
用途に適した粘着テープを選ぶためには、その構造を知り、“どこで”“何を”接着させるかまできちんと踏まえておくことが重要です。
1896年にドイツで粘着テープの発売を開始し、世界100ヵ国以上に事業展開しているテサテープ社が、粘着テープの奥深い世界をご案内します。
そもそも粘着テープとは、粘着剤を塗ったフィルム・布・紙などのこと。多くの人に馴染みのある「セロハンテープ」や「ガムテープ」「ビニールテープ」なども粘着テープの一種です。その仕様を大別すると、片面テープと両面テープの2種類に分けられます。
続いて粘着テープの構造を見ていきましょう。粘着テープを構成する要素には、欠かせないものが2つあります。1つめが、テープに粘着力をもたらし、その性能を決定づける「粘着剤」。そして2つめが、その粘着剤が塗布され、テープの“土台”となる「基材」です。
基材は、その役割から「支持体」とも呼ばれ、フィルム・布・紙といったさまざまな素材が用いられます。
次に「粘着剤」と「接着剤」の違いについても説明しておきます。
「木工用接着剤」または「ボンド®」などの接着剤は液状です(※ボンド®はコニシ社の商標です)。そのため、粘着剤とは違い、物体の目に見えない細かい凹凸にもぴったりと流れ込みます(この現象を「濡れる」と表現します)。液体である接着剤は、乾燥や化学反応などで固体に変化します。凹凸面に接している面積が広くなるため、粘着剤よりも強固な接着が可能です。
一方、粘着剤は液体と固体の中間のような、柔らかい存在です。放置しておくと徐々に濡れが進むため、つけた直後よりもしばらくおいた時のほうが強く接着します。強く押すなど圧力をかけると、濡れを早めることができ、即座に強い接着力を発揮します。
ただし、液状の接着剤よりも濡れ性(凹凸へ深く入り込む性質)に優れないため、同等レベルで強く接着することはできません。しかし、濡れ性に優れない点がかえって、マスキングテープなどの「表面を傷めずに剥がす」という接着剤にはない使い方を可能にします。
一般的に接着剤のほうが粘着テープよりも接着力は強いですが、それでも接着剤ではなく粘着テープを採用する場面が多くあります。
接着剤の場合、次のような困りごとが発生します。
一方、上記の接着剤の欠点について、粘着テープが強みを発揮します。