花粉症に怯えている。盲点だった手法で今年はバトルを仕掛けてみることにした
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キャンプにおいてもっとも時間がかかる作業は、おそらくテントの設営ですが、次点はテント内の“寝床づくり”かもしれません。それほど重量級ではありませんが、シュラフ(寝袋)やマットなどのかさばるアイテムが多いため、クルマからテントに運び込むのも面倒ですよね。
今回は、テント内の寝床の準備や撤収がラクになる「キャンプ道具の収納術」を、眠りを快適にするおすすめアイテムと併せてご紹介していきます。
こちらが今回の「収納」の主役、大型の帆布トートです。幅はおよそ100cm程度。シュラフの下に敷くマットが、余裕を持って入る大きさがあります。基本的にはキャンプ専用ですが、これが非常に便利!
キャンプでの寝具はアイテム数も多く、バラバラに積み込むと、設営・撤収時にテントとクルマを何往復もしなければならなくなることも…。大きめのバッグにすべてまとめておけば、テント設営後、バッグごと寝室スペースに入れるだけです。
普段使いできる幅50cm程度のトートでも、2つ3つくらいあればOK。とにかく、できるだけ大きなバッグで一気に運ぶのがポイントです。
さて、ご紹介した大型帆布トートの中には、どんなアイテムが入っていたのでしょうか。
キャンプでは、寝具アイテムで忘れものをしてしまうと、文字通り“眠れない夜”を過ごすことになりかねません。家族に気持ち良く寝てもらい、「キャンプ楽しかった!」と言ってもらうためにも、快適な寝室づくりはキャンプ好きパパの腕の見せどころです。
ここからは、安眠のための基本アイテムをおさらいしていきましょう。
まずは「シュラフ」、寝袋ですね。これがないと始まりません。春〜秋は3シーズン対応のものが基本ですが、標高や地域などによって、夏でも朝晩は冷え込むことも。対応気温については余裕をもって選んでください。
キャンプ初心者の方が意外に忘れがちなのが、シュラフの下に敷く「マット」です。
キャンプサイトの地面はキャンプ場によってさまざまですが、テントの床に直接シュラフを敷くだけでは、間違いなく痛くて眠れません! インフレータブル(空気で膨らますタイプ)やウレタン製のマットなどを、シュラフの数だけ持っていくようにしましょう。
マットと同じくらい必須なのが「ピロー(枕)」です。
マットを敷いたとしても、寝床は普段自宅で寝ているよりも数段固いものです。ピローなしで横向きに寝ると、翌朝、首が痛くてキャンプどころじゃないなんてことも……! インフレータブルピローの導入をおすすめします。
冬場の電源サイトはもちろんのこと、オールシーズンでテントサイトの凸凹を緩和してくれるので、積載に余裕があれば季節を問わず持っていきたいアイテムです。キャンプには「薄くて小さく折りたためる」という売り文句のホットカーペットがおすすめです。
ホットカーペットの収納時に便利なのが、ナイロン製の結束ベルト。
かさばりやすいホットカーペットも、しっかりまとまります。
特に夏は、キャンプ場の朝は早く、明け方4時頃から明るくなってきます。就寝時間が早いとはいえ、「もうちょっとゆっくり寝たい」という方も多いのでは? そんな方は「アイマスク」をお忘れなく。
また、場合によってはアイマスクよりも必要性を実感するのが「耳栓」です。というのも、キャンプ場では“いびき”が、実に遠くまでよく聞こえるんです! 眠りが浅いという方は、耳栓が必須かもしれません。
キャンプ場は言うまでもなく屋外。どんなに気をつけていても、テント内に砂や落ち葉が必ず入ってきます。また、シュラフや衣服からは羽毛やホコリも出てきます。
そこで、撤収時のお掃除をラクに、快適にしてくれるのが「ハンディ掃除機」。パイプ部分を外してコンパクトにできるタイプは、外した状態で持っていきましょう。
そしてこちらが、以上のアイテムを帆布トートにまとめたもの。少々ズッシリきますが、クルマへの積み込みも非常にラクです。
そして、テント内に運び込んだ様子がこちら! 寝具がひとつにまとまっていると、設営時間も短縮でき、キャンプを楽しむ時間が長くなります。
テント内に寝具を広げるときに気をつけたいポイントがあります。
それは、ホットカーペットを温かくして使う場合は、マットの上にカーペットを敷くこと! カーペットを下にしてしまうと、マットが断熱材のようになってしまい、シュラフがいつまでたっても暖かくなりません。夏場など、熱源としては使わずに緩衝材としてカーペットを使う場合は、どちらでもOKです。
ピローを置くとこんな感じ。これで今夜は快適に眠れそうですね!
シュラフやインフレータブルタイプのマット・ピローは、膝で体重をかけながら畳むのがポイント。腕力だけで小さく畳もうとすると疲れますし、収納袋に入らなくなってしまうこともしばしば……。
「撤収してみたら帆布トートに入らなかった!」という事態にならないよう、ギュッと体重をかけて、ゆっくり畳んでいきましょう。
寝具をしまい終えると、テント内にはホコリや砂、寝具に入っていた羽毛などがたくさん落ちていることがわかるはず!
でも、ハンディ掃除機があれば床掃除もカンタンです。ポイントは、「強」だと吸い込みが強すぎて生地に張り付いてしまうので、「弱」モードで運転すること。次のキャンプを気持ち良く始められるように、スッキリ綺麗にしてテントを畳みたいですよね。
キャンプで気持ち良く眠ることができると、撤収がはかどるだけでなく、キャンプ全体の満足度も高くなるものです。安眠を実現する寝具アイテムと、その「収納」。ぜひこだわってみてください。
※売り切れや取り扱い終了の場合はご容赦ください。
※店舗により取り扱いが異なる場合がございます。
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