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ジャスミンの花の基本的な育て方を解説!育ちやすい環境や注意する点も紹介

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カインズ How to 園芸編

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カインズ・スタッフ自らが実践した情報満載。動画で見る「カインズ How to」の園芸関連のコンテンツを文字起こししています。

ジャスミンティーなどにも使わ、よく名前が知られているジャスミン。可憐な見た目と芳香が魅力で、育ててみたいと思っている人も多いでしょう。実は家庭でも栽培できる植物だって知っていましたか?

この記事では、これからジャスミンを栽培したいと考えている人に向けて、ジャスミンの育て方を解説するので、ぜひ参考にしてください。育て方は日本でポピュラーなハゴロモジャスミンを中心にご紹介します。

ジャスミンはどんな花?

ジャスミンの花を育てる際の注意点

ジャスミンは、モクセイ科ソケイ属のつる性植物です。その中でも、芳香性があり花が咲くものが、ジャスミンとして扱われています。日本国内で比較的流通が多いのはハゴロモジャスミン(ジャスミナム・ポリアンサム Jasminum polyanthum)、マツリカ(ジャスミナム・サンバク Jasminum sambac)、スタージャスミン(ボルネオソケイ、ジャスミナム・ムルティフォルムJasminum multiflorum)などです。一般家庭で育るなら、比較的寒さにも強いハゴロモジャスミンがおすすめです。

開花時期は7~9月頃で、白や淡い黄色のかわいらしい花が咲いて、甘い香りを漂わせるのが特徴です。そのため、「香りの王様」と呼ばれることもあります。また、夜に花を咲かせることも大きな特徴の1つです。

カロライナジャスミン(Gelsemium sempervirens マチン科ゲルセミウム属)、マダガスカルジャスミン(Stephanotis floribunda ガガイモ科ステファノチス属)など、名前に「ジャスミン」がつく植物は多くありますが、これらはジャスミンとは全く別の種類の植物です。花の見た目や香りなどがジャスミンと似ているため、和名ではジャスミンとつけられていますが、毒性のあるものもあるため注意しましょう。

花の香りが人気のジャスミンティー発祥の歴史

花の香りが人気のジャスミンティー発祥の歴史

ジャスミンはジャスミンティーの原料としても有名です。ジャスミンティーの発祥といえば中国やはり中国ですよね。中国には紀元前にはジャスミンが伝わり、香りを楽しむ植物として利用されました。ジャスミン茶については宋王朝の時代に記録がありますが、西暦500年ころにはジャスミン茶として利用が始まったという説もあります。長らく王侯貴族の楽しむものでしたが、今では、特に客人を歓待するための茶としてとてもポピュラーな存在となりました。

ジャスミンは主に熱帯地方で縁起のよい植物だと考えられていて、インドネシアやフィリピン、パキスタンなど、国花に定めている国もあります。

ジャスミンを育てる環境

ジャスミンの花が育ちやすい環境

ジャスミンは熱帯〜亜熱帯の地域で育つ植物ですが、温度にさえ気をつければ日本でも育てることができます。ここでは、ジャスミンの花が育てるときの置き場や水やり、肥料の与え方などの基本的な情報や栽培のコツをご紹介しましょう。

栽培に適した環境

ジャスミンはもともと南国の植物なので寒さは苦手。一方で日光は大好きなので、暖房設備がある温室を用意できないのであれば鉢植えで春〜秋は戸外、冬は室内で育てるのがよいでしょう。温かい春〜秋はお昼頃まで直射日光が当たる風通しのよい場所に置き、冬は窓から日光が入る室内で育てます。

ハゴロモジャスミンなどは、ある程度寒さに当たることで花芽ができる性質があるので、気温が下がってきてもすぐに取り込むのは禁物です。最低気温5℃くらいまでは耐えられるので、天気予報で最低気温が5℃を切るようになってきたら部屋に取り込みます。

ハゴロモジャスミンなどでは最低気温が0℃になっても株自体は大丈夫なことはありますが、花芽が傷んで咲かなくなる可能性が高いので、そこまでの寒さにさらしたり、霜に当てるのはやめましょう。

栽培に適した用土

ジャスミンは、水はけがよくて水持ちのよい土を好みます。そのため、水はけと水持ちを両立した用土を用意しましょう。鉢植えの場合には、市販されている草花用の培養土で問題ありません。土を混ぜて使う場合には、赤玉土と腐葉土を6:4の割合で混ぜるとよいでしょう。

また、土は清潔なものを使います。そのため、他の植物などに使った用土を使い回すのではなく、新しいものを用意してください。

地植えの場合には、植え場所の土をよく耕して土に混ぜ込むタイプの緩効性肥料、腐葉土や牛ふん堆肥などを混ぜ込んでおきましょう。

肥料の種類と与える時期

これから芽が伸び始めて生育して行く時期と、花が終わったときに肥料を与えます。室内取り込んでいた株を戸外に出すときに、草花用や野菜用の緩効性化成肥料、油かすなどの有機質固形肥料を与えましょう。また、花が終わった後にも肥料を与えます。冬は肥料を与えません。

ジャスミンの育て方

ジャスミンの花の育て方

ジャスミンの花を育てる際には、ジャスミンにあった植え付け方法や水やりなど把握しておかなければいけません。ここでは、ジャスミンの植え付けや水やりの方法、剪定の仕方などについて詳しく解説するので、参考にしてください。

植え付けと植えかえ

ジャスミンの植え付け時期は春か秋に行います。春なら3月下旬~4月。芽や枝が伸びていく時期は新しい根が出て活着しやすい時期でもあります。秋は9月の秋分の日頃から10月中旬。気温が低くなってしまうと冬までに根が伸びないので、あまり遅くならないように気をつけましょう。

ポット苗はポットを外したら根を傷めないように気をつけながら、できるだけ土を落とします。もともと植わっていたポットよりも2まわりほど大きな鉢に鉢底網、鉢底石を入れて植えつけます。ジャスミンは、根が切れやすいので、植え付けの際には根を傷つけないように慎重に行いましょう。

ジャスミンは生育がよく根詰まりしやすいという特徴があるため、鉢植えの場合には2年に1回程度植え替えが必要です。

鉢から根が出てきてしまっている場合なども、植え替えが必要になります。花が終わった後、大体5~6月頃に植え替えしましょう。地植えの場合には、基本的に植え替えは必要ありませんが、冬越しのために鉢上げなどは必要になります。

水やりの方法

ジャスミンの水やりは、土が乾いたら鉢底から水が流れ出すまでたっぷりと与えます。たっぷり与えることで鉢土の中に新鮮な空気が供給され、根から出る老廃物が洗い流されるため、与えるときはたっぷりと、が原則です。ただし、鉢底からで田水を鉢受け皿に溜めたままにしておくと根腐れの原因となります。受け皿に溜まった水は毎回捨てるようにしましょう。鉢が大きいと毎回鉢を移動させて受け皿の水をあけるのが大変なこともあります。そうした際は、不要なバスタオルなどに水を吸わせたり、アクアリウム用の大型のスポイト(ピペット)などで水を吸い取ると、重たい鉢を持ち上げなくても水を処理することができます。冬場はやや乾かし気味に、水やりの頻度を少なくしましょう。

地植えの場合には、根付くまでは十分に水を与えます。根付いた後の水やりはほぼ必要ありませんが、夏場で雨が降らずに乾燥状態が続いているようなら、朝夕などの涼しい時間帯に水やりをしてください。

剪定の方法

ジャスミンの剪定は花が終わったときに行います。ジャスミンの花芽は春以降に伸びた枝が寒さに当たることでできます。なので、冬に室内に取り込んだときや春先にツルを剪定してしまうと花が咲かなくなってしまいます。夏に開花が終わったら不要なツルはつけ根から切り、残すツルはよい長さに切り戻します。9月ごろまでは伸びたツルの先端を切る摘芯を行うと、枝数を増やすことができます。

ジャスミンを育てる際の注意点

ジャスミンの花を育てる際の注意点

ジャスミンを育てる際には、注意したいポイントが2つあります。1つめは「有毒なジャスミンもある」こと、2つめは「害虫に注意する」ことです。以下では、それぞれの注意点について詳しく解説します。

有毒なものもある「ジャスミン」と名のつく植物

有毒なジャスミンもある

ジャスミンと名前のつく植物の中には、有毒なものもあります。毒性のあるジャスミンとして有名なのが、「カロライナジャスミン」です。

前述したように、カロライナジャスミンはジャスミンとは異なる植物ですが、ジャスミン同様な甘い香りを放ちます。しかし、強い毒性を持っているため、誤ってジャスミンティーなどに使用しないように注意してください。

カロライナジャスミンを口にしてしまうと、呼吸麻痺などの呼吸器障害や血圧降下などの中毒症状を引き起こします。

害虫に注意する

害虫に注意する

4~10月頃は、ハダニやアブラムシが発生しやすい時期です。ハダニやアブラムシなどは、ジャスミンに限らず植物全般につきやすい害虫のため、注意しましょう。

ハダニやアブラムシがついているのをみつけたら、水をかけて駆除したり手でこすり落としたりしましょう。虫が苦手で触れたくないのなら、スプレータイプの薬剤を散布しても構いません。特にハダニは、雨に当たらない場所に置いていたりして株が乾燥していると発生しやすいので、水やりの際には株全体に水をかけるようにするとよいでしょう。また、鉢土の表面にまいておくタイプの薬剤もありますが、ジャスミンには農薬取り締まり法上は観葉植物としての適用しかないので、「原則として」はそうした農薬を使った場合は花をお茶にしたりはできません。

まとめ

ジャスミンは、甘い香りが特徴のかわいらしい花です。ジャスミンティーにも利用されるなど、みるだけでなく飲んでも楽しめる植物です。

鉢植え、地植えどちらでも栽培できますが、寒さには弱いため、冬場は鉢上げするなど寒さ対策を行いましょう。

株式会社カインズは、ホームセンター売上No.1でジャスミン用の用土や肥料、鉢なども取り揃えています。

また、オリジナル商品の取り扱いも豊富です。ジャスミンを家庭で育てたいと思っているのなら、利用してみてはいかがでしょうか。

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