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ボケの花と実を楽しむには? |植え付けから日常的な世話・実の収穫まで解説

調べてみた

カインズ How to 園芸編

カインズ How to 園芸編

カインズ・スタッフ自らが実践した情報満載。動画で見る「カインズ How to」の園芸関連のコンテンツを文字起こししています。

ちょこんとかわいい花を咲かせるボケは、庭木や生垣、盆栽として暮らしに馴染んでいます。

この記事ではボケの花を育てたい人に向け、ボケの花の特徴から雑学、詳しい育て方まで紹介します。

ボケの花の種類、実の活用方法などもわかるため、楽しい園芸生活に役立ててください。

ボケの特徴

ボケの特徴

ボケについて、学名や分類などの基本情報や、花や幹・枝などの外観に関して紹介します。

ボケの学名と分類

ボケ(学名:Chaenomeles speciosa 英名:Japanese quince)は、バラ科ボケ属の植物です。また、漢字では「木瓜」とも書きます。

ボケの特徴

ボケの外観について紹介します。品種により花の色や幹・枝の状態は少々異なります。

花の特徴

ボケは、品種により赤・白・ピンク・オレンジなどの花を咲かせ、開花中に色が変わる品種もあります。また一重咲きや八重咲きなど、花びらの重なり方もバラエティ豊かです。

多くのボケの花は温かくなる3~5月頃に見頃を迎えます。ただし秋の終盤にさしかかる11月頃から咲き始める「寒木瓜(カンボケ)」や、季節を問わず咲く品種もあります。

花以外の特徴

ボケの樹高は、高いものでも3mほどです。庭に植える樹木のなかでは10mを越えるほど大きくなるものもありますが、ボケはそれほど成長しないため、管理しやすい樹木といえます。

また、ボケには枝にトゲがある種類が多く、侵入防止目的で生垣に使われがちです。

ボケを植える場所選び

ボケを植える場所選び

ボケは、地植えでも鉢植えでも育てられます。植える場所について、日当たりと土壌の観点から解説します。

日当たり

ボケは日当たりがよい場所を好み、暑さ・寒さに強い樹木です。多くのボケは地植えで育てられますが、住まいがマンションやアパートなどであれば、鉢植えも検討しましょう。

屋外に鉢を置き、しっかり光を当てると丈夫に育ちます。

土壌

ボケは、水はけと水もちが良好な環境を好みます。地植えの場合は、腐葉土や川砂などを混ぜて耕しましょう。鉢植えの場合は園芸用によく用いられる赤玉土も用意します。

また、水が流れやすいように、鉢底に軽石を敷きます。

ボケの種まきや植え付け・植え替え

ボケの種まきや植え付け・植え替え

ボケは種や苗から育てられ、成長に応じて植え替えます。植え付け・植え替えについて紹介します。

種まきや植え付け・植え替えに適した時期

ボケの種まきや植え付けは、いずれも9~10月頃が適期です。また地植えでは植え替えが不要ですが、鉢植えの場合は2年に1回ほどの頻度で植え替えましょう。

種まきの方法

ボケは秋に実を付けます。種まきをする場合は、実の収穫後に種を取り出し洗って植えましょう。赤玉土を薄くかぶせ、土が乾かないように保管すると、春に芽が出てきます。

そのまま成長させ、秋に苗として地面や鉢に植えてください。

植え付けの方法

健康なボケの苗を見分けるには、枝ぶりや傷や病気の有無、虫の被害状況などを確認します。果実を収穫したいときは、実を付ける品種を選んでください。

植え付けの手順は以下のとおりです。

  1. 地面や鉢に、苗ポットの大きさに対して倍の深さと幅となるように穴を掘る
  2. 苗を入れ、穴の隙間を腐葉土や堆肥で埋める
  3. 水を注ぎ、スコップや棒で苗ポットの土と周囲の土を混ぜ合わせる
  4. 株が不安定なときは、根付くまで支柱を立てる

植え替えの方法

鉢植えのボケを植え替える目安は、鉢底から根が見えたときです。鉢全体に根がびっしり張っているため、株を成長させたいときは、ひと回り大きな鉢に植え替える必要があります。

古い土を落とし、新しい鉢に植え替えてください。なお地植えの場所を移動したいときも、鉢植え同様に9~10月頃に植え替えましょう。

ボケの水やり

ボケの水やり

ボケは水分が不足すると、花や葉に異常が見られます。適切なタイミングでたっぷり水をやりましょう。

鉢植えの場合

鉢植えは、植え付けて根付くまでの水やりは不要です。根を張ったあとは、土の表面が乾燥したときに、鉢底から水があふれ出るくらいしっかり水を注ぎましょう。

なおボケは、水分が不足するとつぼみや葉が落ちる場合があります。とくに真夏には気を付けましょう。

地植えの場合

地植えの場合は水やり不要です。ただし真夏で日差しが強ければ、過度な乾燥を防ぐために水をやりましょう。

ボケへの肥料の与え方

ボケへの肥料の与え方

肥料を与えるタイミングは、鉢植えと地植えで異なります。ただし、適した肥料はいずれも緩効性肥料です。

緩効性肥料とは穏やかに効き目が持続する肥料のことで、急激な土壌の変化で植物が受けるダメージを抑えます。

なお、緩効性肥料には、石灰やリンなどを単独で使用するものもあれば、複数の成分が混合されているものもあります。

鉢植えの場合

鉢植えで肥料を与えるタイミングは、花が咲き終わったあとに「お礼肥」として1回、さらに6月と9月の合計3回です。土中の根近辺に、肥料を埋めてください。

地植えの場合

地植えの場合は、1~2月頃に土の表面に置肥します。冬に与える肥料は「寒肥」と呼ばれ、多くのボケが冬に花を咲かせる栄養になります。

また実を楽しむなら、9~10月に土中の根近辺に肥料を埋めましょう。

ボケの剪定・切り戻し方法

ボケの剪定・切り戻し方法

ボケを剪定するタイミングは、花が咲き終えたあとと、11月頃の合計2回です。花が終わったボケは葉が茂りだすため、古い枝を根本から数cmほどの位置で切り、風通し対策をしましょう。

同時に枯れたボケの花も取り除きます。風通しがよくなると、病気や害虫を予防できます。11月頃は、翌年の成長を見越して花芽や葉芽を残しつつ剪定してください。

ボケの実の収穫

ボケの実の収穫

実が付く品種であれば、秋になるとボケの実を収穫できます。表皮が黄色くなり熟してきたタイミングで収穫しましょう。

なお、ボケは生食には向きません。ジャムや果実種に加工して味わいましょう。

ボケの増やし方

ボケの増やし方

ボケは、挿し木と根伏せという方法で増やせます。それぞれの手順を紹介します。

挿し木

挿し木は、6月または9月が適期です。詳しい手順は以下のとおりです。

  1. ボケの木を10~15cmほどの長さに切る
  2. 数時間ほど、切り取った枝を水につける
  3. 赤玉土を入れた容器に、水につけた部分を下にして挿しこむ
  4. 日陰で風の当たらない場所に保管し、土が乾かないように管理する
  5. 地植えする場合は、苗として9~10月に植え付ける

挿し木用の土も販売されているため、適時利用しましょう。

根伏せ

根伏せも挿し木の一種ではありますが、大きな違いは太い根を採取することです。根伏せの手順は以下のとおりです。

  1. 根を5~10cmほどの長さに切り取る
  2. 根を赤玉土の上に乗せ、上から軽く土をかぶせる
  3. 水を与え、管理すると発芽する

ボケの種類

ボケの種類

ボケの代表的な品種について、花の色や形などを解説します。育てる品種を選ぶ際の参考にしてください。

越の輝

白をベースに紅色が混じり、ボケのなかでは比較的大きな一重咲きの花を咲かせます。また越の輝から品種改良したものに、薄紅のなかに紅が混じる「輝の嶺」があります。

越の夕映

開花中に白から桃色に変わる珍しい品種です。八重咲きの花びらがふんわりと重なり、華やかな印象です。大きな花で見応えがあります。

高嶺錦

大輪の一重咲きで、桃色がベースです。同じ株内に、白が混じるものと紅が混じるタイプの2種類の花が混じり、豪華に見えます。

世界一

赤やオレンジ色の花で、ボケのなかでも格別大きな花をつけます。花の中心部は白く、外側にいくほど濃くグラデーションになっています。

明華

白をベースに細かく桃色が混じっています。寒咲タイプで、冬に咲く貴重な花です。また枝にトゲがないため、剪定が容易です。

ボケの花を育てる際に気を付けたい病気や害虫

ボケの花を育てる際に気を付けたい病気や害虫

多くの植物同様、ボケの花も病気にかかったり、害虫に悩まされたりする場合があります。気を付けたい病気や害虫について紹介します。

病気

ボケの花は、根頭がんしゅ病にかかりやすい傾向があります。根頭がんしゅ病にかかると、地面に近い部分にコブができます。

完治はせず周囲の木に病気を蔓延させるため、株を土ごと取り除いてください。また赤星病にかかると、葉に黄色の斑点ができます。

葉を取り除き、殺菌剤を撒きましょう。放っておくとボケの花が枯れてしまうため、早めに対処してください。

害虫

ボケの花は、アブラムシやカイガラムシなどがつきやすい樹木です。剪定して風通しをよくすると虫がつきにくくなるため、花の咲き終わりや秋頃は、すっきり株を整えましょう。

虫は樹液を吸い、樹木を弱らせます。殺虫剤を撒くか、ピンセットや爪楊枝などですぐ駆除してください。

ボケにまつわる雑学

ボケにまつわる雑学

ボケの花に関し、日本に持ち込まれてから国内に広まった経緯や、花言葉について解説します。

ボケの歴史

ボケの花は中国が原産とされ、日本には平安以前に伝わったと言われています。江戸時代には、日本原産と中国原産のボケが交配し、多くの品種が生まれています。

また大正時代になると、ボケの花は園芸用の植物として普及しました。

ボケの花言葉

ボケの花には「先駆者」「平凡」「魅感的な恋」など複数の花言葉があります。いろいろな意味合いがありますが、多くの由来は不明なようです。

まとめ

小ぶりでかわいらしい花をつけるボケの花は、多くの人に親しまれています。地植えが一般的ですが、日当たりを重視すると鉢植えでも栽培可能です。

さまざまな品種があるため、花や実の付きにこだわって選びましょう。

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