絶対に朝起きられるマシーンを発明しました
リンクをコピーしました
目次/ INDEX
ほんのりとジャスミンの香りを放ちながら、トランペット状の鮮やかな黄色い花を次々と咲かせるカロライナジャスミン。ジャスミンティーの原料になるモクセイ科のジャスミンとは異なり、観賞用として楽しむ植物です。
アメリカのカロライナ州に生息し、花の香りがジャスミンに似ていることからカロライナジャスミンと名付けられました。花の香りは控えめなので、ジャスミンの香りが苦手な人でも気にならないでしょう。花言葉は「長寿」「甘いささやき」です。
それでは、実際にカロライナジャスミンを育てる方法について解説していきます。
地植えを行う時期は、開花時期の4月中旬〜5月中旬、もしくは9月〜10月中旬です。鉢植えのものは鉢の中で根がいっぱいになってしまい、根詰まりを起こすことがあるので、1年〜2年に1回植え替えをします。開花時期の4月中旬〜5月中旬に行いましょう。
カロライナジャスミンは、日当たりの良い場所を好む、暑さに強い植物です。
寒さにもある程度強いのですが、霜にあたると傷んでしまうので注意してください。
寒い地域では冬に枯れてしまうこともあるので、冬場は鉢植えにして室内で育てるのがおすすめです。
鉢植えにする場合、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
特に、春の開花時期と夏に花芽が出る時期は、乾かしすぎないように水やりの回数を少し多めにしてください。
地植えの場合は、一度根付いてしまうと雨水だけで育つので、水やりの必要はありません。
5月中旬〜7月に、挿し木で増やすことができます。
直射日光の当たらない半日陰で、乾かさないように管理すると2〜3週間で根が出てきます。
根が出たら、鉢に植え替えましょう。
Q.カロライナジャスミンを育てる際に気を付けるべき病気や害虫などはありますか?
A.カロライナジャスミンは、病害虫について特に心配のいらない花です。ただし、乾燥するとまれに葉裏にハダニが発生することがあるので、乾燥には十分注意しましょう。ハダニを発見したら、すぐに薬剤を散布して駆除します。
Q.カロライナジャスミンの手入れの際に気をつけることは?
A.誘引・剪定・摘芯を心がけましょう。誘引とは、つるを適宜、好みの方向に広げて絡ませてあげることです。剪定とは、つるの形をきれいに整えること。摘芯は先端の芽を摘み取り、脇芽と花数を増やしていくことです。剪定は花が終わった初夏ごろ、摘芯は春〜夏の生育期に行うのが良いでしょう。
Q.カロライナジャスミンを植える土はどのようなものを選べばよいですか?
A.土は水はけがよく、有機質に富んだものを使いましょう。地植えの場合、土を作るときに堆肥や腐葉土をたっぷり入れて耕し、水はけと水もちを良くしておきます。鉢植えの場合は、赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土か、市販の草花用培養土が良いでしょう。
カロライナジャスミンは、つるを伸ばしながら育っていくのでフェンスを彩る植物の一つとして安定した人気があります。寒さには注意しながら、穏やかな香りと可愛らしい花を楽しみましょう。