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ジンチョウゲ(沈丁花)の剪定方法|樹形を整えるコツや挿し木にする方法も

スタッフ

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

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ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

甘い香りが特徴のジンチョウゲ。暖かくなってきたころに花をつけ、春の訪れを告げる樹木です。その香りの高さから、クチナシやキンモクセイとあわせて、三大香木と呼ばれています。

ジンチョウゲの栽培で欠かせないのが「剪定」です。正しく剪定することで、ジンチョウゲを美しく丈夫に育てられます。

ここでは、ジンチョウゲの選定方法について詳しく解説します。剪定に適した時期や注意点、コツなどにも触れていきますので、ぜひ参考にしてください。

ジンチョウゲはどんな植物?

ジンチョウゲはどんな植物?

ジンチョウゲは常緑の低木です。樹高は1〜1.5mほどなので、庭や公園にも植えやすく、生垣としても活躍しています。原産地は中国南部です。

寿命は20〜30年ほど。花木の中では寿命が短いと言われており、10年で枯れてしまうこともあります。

開花期は2~4月頃で、白やピンクの小さな花が手毬状に咲きます。甘く上品な香りが特徴的です。三大香木のひとつで、「春のジンチョウゲ」「夏のクチナシ」「秋のキンモクセイ」と並びます。ここに「冬のロウバイ」を加えて、四大香木と呼ばれることもあります。

ジンチョウゲの剪定に適した時期

ジンチョウゲの剪定に適した時期は、花が咲き終った4月上旬〜5月中旬頃です。適期以外の剪定は、ジンチョウゲを弱らせてしまうので注意してください。

ジンチョウゲは2〜4月に花を咲かせます。そして6月には翌年の花芽を付け始めます。花芽がつき始めてから剪定してしまうと、翌年に花が咲かなくなってしまいます。

ジンチョウゲの剪定は、花が咲き終わったらなるべく早く開始してください。最低でも、花芽が作られる前には終えましょう。

ジンチョウゲの剪定方法と注意すること

ジンチョウゲの剪定方法と注意すること

間引き剪定をする

ジンチョウゲには「間引き剪定」を施します。間引き剪定とは、込み合った枝を切り取って間引き、樹木の風通しや日当たりを良くする剪定方法です。樹形がすっきりする他、病害虫の予防にもつながります。

ジンチョウゲの間引き剪定では、木から飛び出している長い枝を切り取ります。他にも、枯れている枝や弱い枝、成長の邪魔になりそうな枝なども切りましょう。風通しがよくなるように意識しながら枝を間引いていきます。

剪定のコツ

剪定のコツは「枝のつけ根を切ること」です。中途半端なところで切ってしまうと、そこから新しい枝が伸びたり、残った先端部分が枯れたりする恐れがあります。つけ根ギリギリを狙って切りましょう。

剪定の注意点

剪定の注意点は、適期以外の剪定を避けることです。適期以外の剪定は、花を咲かなくしたり、ジンチョウゲの寿命を縮めたりします。どうしても適期以外に剪定する場合は、本当に最低限にしましょう。枝を何本も切るような大がかりな剪定は避けてください。

また、剪定に使うハサミにも注意が必要です。同じハサミを他の植物にも使っている場合、病気がうつる恐れがあります。少し手間ですが、使うたびにハサミの消毒をしましょう。

剪定後のお手入れ

剪定後のお手入れ

ジンチョウゲの剪定後は、枝の切り口に癒合剤(ゆごうざい)を塗るといいでしょう。癒合剤とは、切り口に塗ることで雑菌の侵入や水分の蒸発を防いでくれる薬剤のことです。ホームセンターや園芸店などで入手できます。

特に太い枝を切った時や、大胆な剪定をした後などは、癒合剤の使用がおすすめです。製品の使用方法に従って、枝の切り口に塗りましょう。

癒合剤の代用品として、アルミホイルや木工用ボンドなどがあげられます。手軽に利用できて便利ですが、デメリットも大きく、市販の癒合剤ほどの効果は見込めません。代用品は一時的な利用にとどめ、基本的には市販の癒合剤を使いましょう。

おすすめの癒合剤

剪定をしないとどうなる?

ジンチョウゲは、放っておいても樹形が自然に丸くまとまります。そのため、形を整える大がかりな剪定はほとんど必要としません。

ただ剪定を全くしないと、枝が茂りすぎて風通しが悪くなり、病害虫の被害を受けるリスクが高まります。特に白紋羽病(しろもんぱびょう)やアブラムシには注意が必要です。しっかりと間引き剪定を行い、風通しや日当たりをよくして病害虫を予防しましょう。

強剪定をしてしまい回復できず枯れることも

ジンチョウゲは、太い枝を短くしたり多くの枝を切ったりする「強剪定」をすると、衰弱して枯れる恐れがあります。ジンチョウゲは放っておいても自然に樹形がまとまる木です。大きく刈り込むような剪定は避けてください。

どうしてもジンチョウゲの形を変えたい場合は、時間をかけて少しずつ剪定します。4〜5月頃の間引き剪定に合わせ、3年ほどかけてゆっくり切っていきましょう。

剪定した枝は挿し木にもできる

剪定した枝は、挿し木にして増やすことができます。挿し木に適した時期は4〜5月、または7〜8月です。剪定してすぐの4〜5月に行うのがおすすめです。

挿し木には、10〜15cmほどの枝を使用しましょう。葉は、枝の先端についた2〜3枚以外は取り除きます。枝の切り口を斜めに切り、湿らせた土(赤玉土)に挿します。根が10cmほど伸びるまで、土を乾燥させないようしてください。2〜3ヶ月後には根が十分に育っているので、地面か鉢に植え替えて育てましょう。

ジンチョウゲを丈夫に育てるために

ジンチョウゲを丈夫に育てるために

ジンチョウゲを丈夫に育てるためには、剪定も大切ですが、最適な環境を用意するのも重要です。

ジンチョウゲは半日陰から日向を好みます。乾燥が苦手なため、土が乾いていたらすぐ水を与えましょう。土も、水はけや水もちのよいものを使います。また寒さにも弱いので、寒さ対策をしっかり行ってください。

ジンチョウゲは根が傷つくと枯れてしまうため、植え替えに向いていません。そのため、鉢植えよりも地植えがおすすめです。鉢植えで栽培する場合は、植え替えはしないつもりで育てましょう。

まとめ

ジンチョウゲは剪定しなくても樹形が整う木ですが、病害虫の予防のために間引き剪定を行いましょう。適期は花が咲き終った4月上旬〜5月中旬頃。剪定のコツは、枝のつけ根を切ることです。

ジンチョウゲは強剪定をすると枯れる恐れがあります。大がかりな剪定は避けてください。剪定後は、枝の切り口に癒合剤を塗るとよいでしょう。

ジンチョウゲの剪定は比較的簡単で、初心者の方でも難なく行えます。適切な剪定を行って、ジンチョウゲを丈夫に育ててくださいね。

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