押し入れ・クローゼットの湿気対策やってますか?収納スペースにカビが生えないようにする方法を解説
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炭というものがある。バーベキューの時に使ったり、囲炉裏で使ったり、ご飯を炊く時にお米と一緒に炊飯器に入れたりなど、炭には様々な使い方がある。
最近はキャンプも流行っているので、炭を使う機会が増えているのではないだろうか。そして、そんな炭は実は簡単に作ることができる。ということで、炭を作り出し、ジビエ肉やヤマメなどを焼いてみたいと思う。
炭の原料となる木材は、セルロースや炭素、水素などの物質で構成されている。空気が少ないところで木材を加熱することで、280度くらいから急速に組織分解が始まり炭化が進む。ポイントは空気が少ないこと。焚き火などでは空気があり、酸素でガンガン燃えてしまうので、いわゆる炭にならないわけだ。
どうもこの記事の書いている地主と炭です!
炭を日本に伝えたのは弘法大師と言われている。804年に遣唐使として唐に渡り、炭の技術を日本に持ち帰った。炭の良い点は薪のように炎が立たず、煙が出ず、燃焼時間が長く、軽く持ち運びしやすいこと。いいことだらけなのだ。
炭はいいですな!
炭は赤外線放射体でもある。炭で焼いた肉や魚は美味しいイメージがあるが、それはもっともで、炭が燃焼する時に発する輻射熱、赤外線の効果で食材が美味しくなるのだ。難しい話は置いといて、炭で焼くと美味しいということを覚えていただきたい。
いい炭は食べられるよ!
食用の炭は無味無臭で食べることもできる。炭で焼いたものは美味しいけれど、炭自体は無味無臭なので食べても特別に美味しいみたいなことはない。ただ食べられるということ。あとものによっては硬いから歯が折れそうになる。
そんな炭を作ろうとカインズにやってきました!
カインズに行くともちろん炭は売っている。その炭でバーベキューをすれば美味しく焼けるだろう。しかし、DIYの世の中じゃない。DIYで棚とか作るじゃない。となると、炭も作っていいと思うのだ。炭もDIYの時代なのだ。
いろいろ買いました!
備長炭のような炭を作るのは難しいけれど、個人でちょっとバーベキューをするくらいの炭ならば、簡単に作ることができる。そのための道具をカインズで買い込み、車を走らせ、山梨県は小菅村にある玉川キャンプ村に向かった。
玉川キャンプ村に来ました!
風に強いガスコンロ「カセットフー 風まるⅡ」と、
蓋のできる缶で炭を作ります!
炭を作るには火を必要とする。そのために「セットフー 風まるⅡ」を買った。別に他のカセットコンロでもいいし、薪でもいい、もはや炭でもいい。安定した火力の火があればなんでもいいのだ。ただ炭で炭を作るのであれば、その炭でさっさと肉を焼けばいいと思ったので、カセットコンロを選んだわけだ。
缶の蓋に、
穴をあける!
缶の蓋に5箇所ほどの穴を開ける。大きすぎてもダメ出し、小さすぎても詰まるので、なんかいいサイズの穴が必要となる。BB弾より少し大きいくらいのサイズでいいと思う。
炭となる木を拾い、
折り紙で鶴を折り、
缶に入れる!
木は湿っていなければなんでもいい。今回は拾った木や自宅にあった端材、松ぼっくり、折り鶴などを入れた。折り鶴も実は炭になるのだ。入れ終われば蓋をして、火にかける。準備はこれだけ。簡単だ。朝飯前だ。
缶に蓋をして、
火をつければ、
煙が出始める!
白い煙が穴から出る。燃焼している証拠だ。この状態で1時間ほど待つことになる。準備は朝飯前だけれど、1時間かかるので、朝飯後くらいに完成する。ただ待つだけだから楽だけどね。
またカセットコンロのガスの部分や本体が熱くなりすぎないように缶の大きさや、風などで火が流され熱くならないように注意が必要だ。
すげー出る!
煙がたくさん出たり、急に出が悪くなったりもするけれど、蓋を開けてはダメ。空気が少ない状態を作っているので、開けちゃダメなのだ。赤子泣いてもふた取るな、は炭作りでも適用されるのだ。もっとも私に赤子はいないけれど。結婚もしていないし。
待つしかない!
火の番を知り合いに頼み、私はジビエ肉を買いに行く。食材をほぼ買わずに小菅村に来ているのだ。炭も小菅村の木(拾ったやつだけど)で作っているので、食材も小菅村のものを使おうと思ったのだ。決して買い忘れたわけではない、決して。
小菅駅の道の駅で、
ジビエ肉を買いました!
小菅村の鹿のもも肉を買った。脂が少ないのがジビエの良い点。キチンとした処理をしてあるので、臭みも少ない。小菅村の道の駅にある物産館で買うことができる。
次はヤマメの調達へ!
玉川キャンプ村は、玉川養魚場も経営している。そのため、新鮮なヤマメやイワナを買うことができる。掴み取りなどもやっているけれど、この日は寒かったので、普通に買った。水の中に手を入れたくなかったので、普通に買った。
ヤマメの稚魚
今回は特別に玉川養魚場の見学もさせてもらった。10万匹以上のヤマメやイワナを多摩川源流の水で育てている。生きたヤマメを通販できるサービスも行っていて、それを買って食べて以来、ヤマメはここと決めている。美味しいのだ。だから、今回ここをキャンプ地にしたのだ。
買いました!(美しい)
さばく時、小刀でやると簡単です!