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必要&便利な道具をそろえて、目指せ炭起こしマスター!
バーベキューで食材をグリルするとき、キャンプで焚き火を囲むとき、そんなアウトドアシーンに欠かせないのが「炭起こし」です。初心者が甘く見ているとうまく着火させられず、なかなか火が起こせないという悲しい事態がしばしば……。炭の特性を理解し、必要&便利な道具をそろえて、炭起こしマスターを目指しましょう!
上手に火を起こすポイントは、ずばり、「空気の対流」をつくること。
炭の内部には目に見えないほどの小さな穴が無数に穴が開いていて、その穴の中を空気が通る仕組みになっています。炭を立てた状態で下方向から火がまわると、中の空気が温まって上昇気流が発生。さらに炭の内部に空気が吸い込まれることで、外からの火が自然に炭の内部に入っていくという「空気の対流」ができるのです。
炭起こし初心者なら、なるべく難易度が低く、確実に炭起こしできる方法がおすすめです。数多く存在する方法の中から、今回は着火剤を活用した炭起こしの方法を中心にご紹介します。
あると役立つ道具リストは上記の通り。ふいご(送風機)は、火吹き棒やうちわなどでも代用OK。着火剤は固形のものもありますが、ジェル状だと量が調節しやすいので便利です。
炭起こしグッズをもっと詳しく>>バーベキューは「炭」が決め手! 炭の種類と使い方を徹底解説
それでは3つのケース別に、炭起こしのコツを見ていきましょう。
平らな場所にバーベキューコンロをセットします。あとで着火剤を使用するので、まわりに可燃性のものを置かないように注意してくださいね。
バーベキューコンロの中に大きめの炭を並べて、着火剤を塗っていきます。固形の着火剤を使う場合は、炭の上に置くのではなく、先に着火剤を置いてその上に炭を重ねるように積みましょう。
着火剤に火をつけたら、炭を立てて、「井」の形に重ねるように置きます。
炭に火がまわりにくい場合は、ふいご(送風機)で風を送り、炭の内部に火がゆきわたるようにします。
炭に火がまわりはじめたら、さらに炭を加えて火力を安定させます。炭を加えるときは、火がまわっている炭を囲むように新しい炭を置きつつ、空気の通り道は確保しましょう。
火力が安定したら、炭をコンロにまんべんなく広げます。網や鉄板が温まったら、お肉や野菜を焼いて楽しいバーベキューをお過ごしください!
空気の通り道を意識して、炉の真ん中に炭を積み上げます。バーベキューコンロの場合と同じように、うまく上昇気流を発生させられるよう、炭はできるだけ立てて積みましょう。
下のほうに積んだ炭に着火剤を塗って、囲んだ炭の内側から火をつけます。もしくは、新聞紙などを棒状に丸めて炭の下に挟み込んで、同じように炭の内側から火をつけます。
ふいご(送風機)を使って、炭内部の空気の対流を早め、中に火がまわるようにします。このとき、炭の端のほうから内部に空気を送り込むようにすると、より早く炭全体に火がゆきわたりますよ。
最初の炭に火がついたら、積み上げた炭を囲むように新しい炭を足していきます。炭を足す際も、空気の対流がおこりやすいように空気の通り道を意識しましょう。
火力が安定したら、炉の上に網や鉄板を置き、炭をコンロにまんべんなく広げます。網や鉄板が温まったら、お肉や野菜を焼いてバーベキューを楽しんでください!
インスタントコンロは、炭起こしがいらない簡易のコンロです。火器類を使用できる安定した場所に、インスタントコンロをセットします。
インスタントコンロの着火シート部分に、柄の長いライターで火をつけます。
インスタントコンロ全体に火が広がるのを待ちます。
全体に火が広がると、いったん炎が消えます。炭に火がついた状態になっていることを確認します。
インスタントコンロは表面が網になっているので、そのまま網焼きすることも可能ですよ。
キャンプで楽しくバーベキューや焚き火をした後は、必ず灰や炭の燃えカスが残ります。これらは自然には還らず、残しておくと美観も損ねるため、後始末が必要です。
使い終わった炭はトングなどで崩し、水をかけて火を消します。完全に火が消えて炭が冷めたら、ゴミ袋に移しましょう。さらに詳しい廃棄の方法は、地域や施設の規定に従ってくださいね。
いかがでしたか? 確実に成功する炭の起こし方を習得して、次回のバーベキューやキャンプの場でぜひ実践してみてください!