意外と簡単。ホコリとカビまみれの浴室乾燥機を自分で掃除してみた
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屋外で飲むコーヒーは格別なものがあります。
テントとタープを張った後の一杯、食後にゆったり語らいながらの一杯、朝日を眺めながら一日を始める一杯…。家の中だと日常でしかないのに、大自然の中で飲むと、すべてが非日常になって美味しく感じます。
アウトドアでコーヒーを飲む場合、ケトルで一杯用のドリッパーにお湯を注ぐハンドドリップやインスタントコーヒーなどの選択肢がありますが、焚き火との相性も抜群な「パーコレーター」がおすすめです。
パーコレーターは、コーヒーを淹れるために編み出された人類の英知。西部開発時代のアメリカで流行し、次第に廃れていったものの、独特な佇まいから現在はアウトドア用として人気を集めています。
逆に家で使うと、手軽にアウトドア気分が味わえます。
パーコレーターを使う際に、問題になるのがコーヒー豆の挽き具合。あまりに細かいと構造上、飲むコーヒーの中に粉が入り込んでしまいます。そこで必要なのが、豆を粗く挽けるミル。
電動のものもありますが、外で使うことを考えるとハンドミルのほうが使いやすいはず。さっそく、カインズのECサイトで購入しました。
キャプテンスタッグのステンレスハンディーコーヒーミルS(セラミック刃)です。
こういったハンドミルには粗さ調節機能があるので、一番粗く仕上がるところに設定します。
コーヒー豆を入れたら、ハンドルを回します。
このひと手間があるおかげで期待感がグッと増します。
回していると、このように豆を粗く挽くことができました。
挽き終わった豆はパーコレーターのバスケット部分に入れて、平らにならします。
パーコレーターに適量の水を入れ、火にかけて沸騰したら、ガスバーナーを止めてバスケットをセットします。
あとは弱火にして待つだけ。このシンプルさが、パーコレーターのいいところですね。目安は5分程度。
この取っ手部分が小窓のように透明で、色を確認できるようになっています。数分経過すると…
ご覧のように、透明から茶色に変化。ほどなくして完成です。
弱火とは言え、ずっと火にかけているのでアツアツ。この熱さは、寒い日の屋外ではありがたいものになりそうです。
このように豆を入れて火にかけたら、ある意味、オートマティックにできてしまうのがパーコレーター。そんななかで、少しでも美味しいコーヒーを淹れるためにやっておきたいポイントを以下にまとめます。
焚き火の上にパーコレーターがあると、その見た目でいっそう美味しく感じます。寒くなったら、今度は焚き火&パーコレーターをやってみたいと思います!