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清潔感のあるグリーンの葉が美しいエバーフレッシュは、熱帯アメリカ産の植物です。丈夫で育てやすく、しかも空気をきれいにしてくれることもあって、商業施設やオフィスなどでよく見かけます。
生命力が強く、成長も早いエバーフレッシュは、初心者にもおすすめの観葉植物です。ここでは、エバーフレッシュの育て方や、お手入れの方法、さらに、増やし方や植え替えの方法について詳しく紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
エバーフレッシュは、一年中美しい葉が楽しめる常緑高木(じょうりょくこうぼく)です。観葉植物としては、10cm程の卓上サイズから、大きめの鉢で200cmほどに成長したものまで、様々な大きさのものが売られています。
触るとやわらかい細かい葉で、羽のように軽いのが特徴です。春から秋にかけては綿毛のようなポンポンとした花が咲き、うまく受粉すれば種も収穫できます。
エバーフレッシュの葉は、昼は開いていますが、夜になると乾燥を防ぐために閉じて眠ります。「睡眠運動」といって、これもエバーフレッシュの特徴です。
熱帯植物のエバーフレッシュは、日当たりのいい暖かい場所を好みます。
生育期の春から秋は日に当てると特によく育ちますが、強い日差しに当て続けると弱ってしまうため、半日陰で育てましょう。
エバーフレッシュの育成は20℃前後が適温です。気温が15℃を下回ったら室内に移動し、冬は最低でも気温が10℃前後の場所で育てましょう。
また、通気性が悪いと害虫がついたり病気になりやすくなるので、風通しのよい場所に置くことが大切です。
エバーフレッシュは湿度の高い熱帯で育つ植物です。乾燥が苦手なため、葉を霧吹きで軽く湿らせてあげましょう。葉を湿らすことは、病気や害虫の予防にもなります。頻度は一日一回が目安です。
葉が枯れてくると、黄色く変色しポロポロと床に落ちます。気になる部分はその都度剪定しましょう。
エバーフレッシュは乾燥に弱い植物です。夏場は特に土が乾燥していないか毎日チェックしましょう。日が昇っても葉が閉じている場合は、水が足りていません。
昼間に水をやると暑さで水が温まり、お湯をあげている状態になってしまいます。根を弱らせてしまうので、水やりは朝か夕方以降にしたほうがよいでしょう。
冬場は休眠期なので、水はあまり必要ありません。土が乾いてから3日前後で水をあげるくらいがちょうどいいでしょう。
エバーフレッシュは水はけのよい、保水性に優れた土を好みます。市販の観葉植物用の培養土なら、最初から肥料も配合されていて、初心者でも使いやすくおすすめです。
土を自作する場合は、赤玉土小粒6、腐葉土4の割合で配合しましょう。
エバーフレッシュの生育期である春から秋にかけては、「緩効性肥料」がおすすめです。緩効性肥料は、土の表面に置くことで、急激に肥料濃度を高めることなく効果が持続する肥料です。効果はおおよそ1~2ヶ月続きます。
すぐに肥料の効果がほしい時は、水で薄めた液体肥料を使いましょう。液体肥料合は持続性がないため、2週間に1回程度与える必要があります。
なお、冬は休眠期なので肥料は必要ありません。
エバーフレッシュは成長が早く、生育期には葉がどんどん増えます。葉が増えすぎて風通しが悪くなると、病気になったり害虫がついたりしやすくなるので、こまめな剪定が必要です。
剪定は春に行うのがおすすめです。春はエバーフレッシュの生育期で、次々に葉が生えてきますから、うっかり切りすぎてもすぐに伸びてきます。初心者でも失敗を怖がらずに剪定できるでしょう。
剪定に使うハサミは、切り口から雑菌が入るのを防ぐため、剪定専用のものを用意しましょう。園芸用の剪定ハサミなら、太めの枝も軽い力できれいに切れます。
エバーフレッシュの植え替えは、生育期前の春がおすすめです。今よりも大きく育てたい場合は、ひと回り大きな鉢を、そのままの大きさを維持したい場合は同じ大きさの鉢を使用しましょう。
もし鉢から苗を取り出した時に根がパンパンになっていたら、根詰まりを起こしている可能性があります。生育に悪影響を与えるので、小さなショベルや熊手などで土を叩いてほぐしましょう。あまり根が張っていなければほぐす必要はありせん。
植え替えを行うことで、根が成長する場所を確保し、老廃物のない新しい土で生育期を迎えることができます。植え替えの目安は2年に1回程度ですが、鉢の底から根が見えている場合は根づまりを起こしている可能性があるので、早めに植え替えをしましょう。
鉢底にネットと底石を引いて、底から3~5センチ程度土を入れます。古い土は栄養がなくなっているので、新しいものを使いましょう。
敷いた土の上に苗を置いたら、鉢のふちの少し下まで隙間なく土を入れます。土を入れ終わったら、底から流れ出るくらいたっぷり水をあげてください。
エバーフレッシュを増やす方法は、種まきと挿し木があります。種まきより挿し木のほうが成功しやすく、また、剪定した枝で簡単に挿し木ができます。
エバーフレッシュの花が咲いた後、真っ赤なさやから黒い種が採れます。この種を春から夏の間に蒔くと、新しい苗になります。
剪定した枝で簡単に挿し木ができます。時期は5~8月が適しています。
基本的に丈夫なエバーフレッシュですが、葉や茎に黒い斑点ができる「炭そ病」にかかることがあります。この斑点はカビなので、十分注意しましょう。
炭そ病は、湿気の多い環境でかかりやすくなります。水はけや風通し、湿度に注意しましょう。エバーフレッシュは育成期の4~10月に葉が大量に増えるため、風通しが悪くなりがちです。そのため、こまめに剪定してあげる必要があります。
もし、炭そ病が発病してしまったら、枝ごと切り取るか、薬で治療しましょう。
エバーフレッシュにつきやすい代表的な害虫は、カイガラムシとハダニです。炭そ病と同じく、水はけや風通しが悪い状態、湿度が高い環境で虫がつきやすくなります。
また、葉が乾燥すると害虫が発生しやすくなります。定期的に霧吹きで葉に水をかけてあげると、害虫の予防になります。
害虫がついてしまった時は、葉に水を与えることでおぼれさせて駆除できます。害虫は葉の裏につくことが多いので、葉全体に霧吹きで水をあげましょう。