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astin muhlerさん提供
ハンドメイドが好きなライター・Momo*Kinariです。
お手軽に挑戦できるDIYの代表といえば「押し花」。ですが、ここ数年ハンドメイド界隈で「押しフルーツ」なるものが流行っています。
「押しフルーツ」とは、その名の通り果物を平面上に乾燥させたもので、スマホケースやキーホルダーなどの小物に使われています。
astin muhlerさん提供
フェイクで作られたものとは違い、本物ならではの繊維や、美しい色あいが魅力です。ドライフラワーのように、最初は鮮やかな状態から少しずつ色が抜けたり、褐色してアンティークのように変わっていくのを楽しめます。
今回はそんな「押しフルーツ」に挑戦すべく、人気の果実デザイナー・astin muhler(アスティンムーラー)さんに、押しフルーツのやり方や気をつけるべきポイントなどを教えていただきました!
果実デザイナー・astin muhler(アスティンムーラー)
2016年から押しフルーツのスマホケースを作り始め、今ではさまざまな押しフルーツの作品を作っている。
作品を持っていると「え、本物?キレイ!」と人が寄ってくるのがいいところ。
元々はネイリストとして働いていたアスティンムーラーさん。出産を期にお仕事を退職し、子育てが落ち着いたタイミングで「何か新しい趣味を見つけたい!」と押しフルーツづくりに挑戦。実際に買ってくれた方たちの喜びの声が自身の活動の原動力になっているのだそう。
astin muhler
ざっくりとまとめると、このような感じです。
astin muhler
基本的な作り方としては、押し花と同じ要領で、薄くカットした果物に重しを乗せて水分を抜き、乾燥させたら出来上がりです。ただ、果物は傷みやすいので、乾燥中に果物が傷むこともあるので、1日くらいで水分を抜いてカサカサの状態にしています。
Momo*Kinari
素早く乾燥させるのが大事なのですね! メモメモ。
astin muhler
果物によって重石の重さを変えるのもポイントです。実が柔らかいものは最初から10kgの重石を乗せると潰れてしまう可能性があるので、ギリギリ潰れない重さにしてくださいね。
Momo*Kinari
わかりました! 初心者には、キウイやいちごがおすすめなのですね。
astin muhler
はい! カットしやすく、水分が少ないものがいいですね。薄くカットするため、切れ味の良い包丁を用意しておきましょう。
astin muhler
スーパーに並んでいるような食べごろの熟れている果物は、甘くてジュクっとしているので、切ると透け感があり、押しフルーツにするにはあまり見栄えが良くないんです。まだ固いもので作ってみると、比較的キレイに仕上がると思いますよ。
Momo*Kinari
アスティンムーラーさんは果物以外に「押し野菜」や「押しきのこ」も作っていますが、こちらも果物と同じような感じでいいのでしょうか?
astin muhlerさん提供
astin muhler
そうですね。作り方は基本的に押しフルーツ作りと同じ流れになります。野菜やきのこも、色味や硬さを見ながら選ぶといいと思いますよ。
Momo*Kinari
ちなみに、お肉やお魚も「押し」にできたりするのでしょうか……?
astin muhler
試したことはないのでわからないのですが、油分が多いので難しいかもしれません。レジンに閉じ込めても時間が経つにつれて劣化したり、カビたりしてしまう可能性があるので動物性のものはオススメできないですね……。
Momo*Kinari
大好きなお肉やお魚をキーホルダーなんかにして持ち歩けたらいいなと思ったのですが、そうなんですね……。
Momo*Kinari
では、今回教えてもらったアドバイスをもとに、自分でも押しフルーツや押し野菜、押しキノコに挑戦してみます! アスティンムーラーさん、ありがとうございました!
Momo*Kinari
押しフルーツに挑戦してみたいのですが、どのようなポイントに気をつければいいのでしょうか?