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カラーボックスといえば、「誰の家にでもひとつは必ずある収納家具」と言っても過言ではないのではないでしょうか。
とはいえ、そのポテンシャルを最大限に引き出せているかと聞かれると「う〜ん。無難な収納だから、引越しのときにとりあえず買ったけど……」といまいち歯切れの悪い答えになってしまう。
しかし、せっかくならばその可能性を生かして、もっとイケてる使い方をしてみたい! ということで、今回は整理収納術研究家のすはらひろこさんに、カラーボックスの使い方アレンジについてとことん聞いてみました。
すはらひろこ
整理収納術研究家。1991年にデザイン会社を設立、2003年にTVチャンピオン『お部屋リフォーム王』で収納女王に。収納に特化したインテリアコーディネーターとして、整理・収納・片付け術と、素敵なお家づくりのメソッドを発信している。
ーーそもそもですが、カラーボックスの良さってどんなところなのでしょうか。
ーー意外とバリエーションが多いのも魅力ですよね。
すはら
ひろこさん
そうですね。素材ならプラスチック製のものから自然木を使ったもの、形も一段の箱型タイプから複数段のタイプまで、インテリアや用途に応じて選べる幅が広いんです。カラーバリエーションもあるので、子供部屋に置く際などは、兄妹ごとに色を変えても楽しいですよね。
ーーただ選択肢が広いぶん、選ぶ際に迷ってしまうこともあります。選び方のコツはありますか?
すはら
ひろこさん
目的をしっかりイメージすること、つまり、“何となく”買わないことが大切ですね。たとえば、収納力よりもインテリアとしての機能を重視する場合は、目線より低い高さのものを選ぶと、部屋の雰囲気を落ち着いて見せることができます。
複数のカラーボックスを部屋の中に並べる際には、できるだけ奥行きと高さを揃えて、全体でひとつの家具に見えるように配置するとスマートに見えます。カラーボックスの色に迷ったときは壁紙と色を合わせると、インテリアの調和を壊すことがありません。
ーーほかに収納力を引き出したい場合はどうやって選べばいいでしょうか。ひとつのカラーボックスにどれくらいのモノを収納できるのか、いまいち把握できていないのですが……。
すはら
ひろこさん
もちろん収納したい物の量に合わせた大きさのものを買うのがベストですが、とりあえず小さなサイズのものを買って、増やしていくのも良いと思いますよ。
カラーボックスはどんなインテリアブランドでも定番品なので、必要になったときに同じ種類・サイズのカラーボックスを買い足していける、その自由度の高さがいいところですから。
たしかに自由自在に使えるところがカラーボックスの魅力です。それでは、より具体的な、目的にあわせたカラーボックスのアレンジ術を教えてもらいます!
すはら
ひろこさん
カラーボックスの収納力を最大限に引き出したいなら、インボックスを使うのが鉄則です。棚をそのまま使えばひとつの空間ですが、インボックスをいくつか重ねたり、レールを付けて引き出し状にアレンジしたりすれば、収納力はグンとアップ。収納物を細かく分類できるだけでなく、中身の見えないインボックスを使えば見た目がスッキリするのも高ポイント。
すはら
ひろこさん
また、カラーボックスの背面や側面にフックや有孔ボードを付けて、バッグや小物類を引っ掛けられるようにアレンジするのもオススメです。
すはら
ひろこさん
まずは値段の手頃さですよね。カラーボックスは一応「家具」に分類されるんですが、他の家具と比較しても、圧倒的に安いところが魅力だと思います。それから、ドライバーが一本あれば誰にでも組み立てられるシンプルさ、軽いので模様替えのときにサッと運べる手軽さも良いところです。