肉肉肉の高タンパク超絶ガッツリ系チャーハンを喰らえ! ――ぼくのかんがえた最強の定食
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こんにちは、整理収納アドバイザーの青山順子です。
「おうちプリントダイエット」という、書類や写真をはじめとした、紙類のお片づけサポートをしています。
「片づけ」と聞くと、多くの人は「モノを減らす」ことに注目しがちですが、災害時のための食料など、命を守るために必要なモノをしっかり収納することも大切です。
でも……
そんな方も多いのではないでしょうか?
今回は、そういったお悩みにお答えしながら、わが家で実践している「災害時に役立つ食品備蓄収納術」をご紹介します。
まずは、ご自宅の収納スペースを見直してみましょう。
収納スペースは“なければ作る”。不要なモノ、めったに使わないモノなどが入っている場所を整理すると、案外スペースは見つかります。地震で扉が開かなくなる可能性のある場所は避ける、過去に浸水があった地域は高いところに置くなど、災害時を想定しながら収納に適した場所を探しましょう。
かく言うわが家では、一般的な食器棚の下段を食料備蓄スペースにしています。食器を減らして食料備蓄スペースを作るのは、どこのご家庭でも真似しやすいのではないでしょうか。
では、食器を減らすにはどうしたらいいでしょうか?
まず、食器は1年に一度、全部出してチェックします。整理するためのポイントは「いま使っている食器だけにすること」です。
例えば……
子どもの成長や、家族のライフスタイルに合わせ、1年に一度は日々使う食器も見直してみましょう。使う食器だけに絞れば、スッキリして使いやすくなります。
わが家の食料備蓄スペースの写真がこちら。
東日本大震災のあと、1年に一度しか使わない大皿や食器を手放し、食器棚の下半分を食料備蓄スペースにしました。使わないモノを収納するより、必要なモノを収納するほうが、大切な家族を守ることに繋がります。
まずは、非常食と日常食の違いで考え、その両方をバランスよく備蓄しましょう。
非常食とは、「災害時の備えとして用意し、非常時に使用する食品」のこと。
アルファ米、缶詰、フリーズドライなど、ライフライン(電気・ガス・水道)が停止しても食べられる食品を2日分ほど備蓄しています。なかでもアルファ米は、避難用持ち出しリュックに3食分入れています。
イザメシ まんぞく豚汁
日常食とは、「日常から使用し、かつ災害時にも使用できる食料」のこと。
レトルト食品、即席スープ、缶詰、カップ麺、乾麺、米など、日常的に食べる食料です。食器を使わない缶詰や、調理のいらないレトルト食品、日持ちする乾物などを備えるようにしています。
日常食のみでは、ライフライン(電気・ガス・水道)が使えるかどうかによっては調理できないことがあります。また、災害当初は精神的にも落ち着かないことが予想されるので、調理が要らない非常食も備蓄しておくほうが良いでしょう。