【保存版】バーベキューで使った炭の片付け方と処理方法
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じゃがいも作りは、種や苗から育て始めるのではなく、「種じゃがいも」を植えることから始まります。文字通り、じゃがいもそのものを種として植えることです。
大前提として、じゃがいもには、スーパーなどで売られている「食用のじゃがいも」と、ホームセンターで売られている「栽培用のじゃがいも」の2種類が存在することを覚えておきましょう。どちらも見た目はほとんど同じですが、「食用のじゃがいも」は栽培用の「種じゃがいも」としては使用できないし、「栽培用のじゃがいも」は食用として食べることはできません。
今回は「種じゃがいも」を使った「栽培用のじゃがいも」のじゃがいもの育て方をご紹介します。
食用と栽培用で用途が違う「じゃがいも」が存在することは前述しましたが、一体なぜなのでしょうか。
その根底にある理由として、じゃがいもはウイルスにかかりやすい野菜であることが挙げられます。それがゆえに、この2種類では栽培過程が異なるのです。
ウイルスに感染した「栽培用種じゃがいも」は顕著に収穫量を落としてしまうため、市場に出回る前に複数回にわたって検査を受ける必要があります。一方で、ウイルスにかかったじゃがいもは人体に影響はないため、市場に出回っているものにはウイルス感染しているじゃがいももしばしば。そのため、「食用のじゃがいも」は栽培には向かないのです。
「栽培用種じゃがいも」の栽培には、こういったウイルスを防ぐために農薬が使われていたり、「食用じゃがいも」は店頭に並んだ際に発芽しないような処理がされていたりと、見た目は全く同じじゃがいもでも扱い方が大きく異なります。
そのため、「栽培用種じゃがいも」を食用として食べたり、「食用じゃがいも」を「種じゃがいも」として栽培に使ったりすることはやめましょう。
じゃがいも自体は、スーパーで一年中買える野菜ですが、植え付けの時期は年に2回。春(2月下旬~3月)と秋(8月下旬~9月中旬)が植え付けに適した季節です。
初心者には、春の時期の植え付けがおすすめ。種じゃがいもの販売期間や植え付け期間は春の時期の方が長く、気候的に腐りやすくありません。植え付けを開始してから冷え込みが始まる心配もないので、大きく育ちやすい利点があります。