リンクをコピーしました

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • もっと見る

ハイゴケの育て方 好む環境や植え替えの方法などを紹介します

スタッフ

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

苔を育てると聞くと、どんなイメージを持っていますか? ジメジメした薄暗い環境で、育てると思っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、ハイゴケは比較的乾燥や日光に強いので、他の植物と同じような環境で育てることができる苔です。そのため、盆栽、苔玉、テラリウム、日本庭園など、さまざまな場所でハイゴケが活躍しています。

そこで今回は、ハイゴケの育て方について紹介していきます。土の上にハイゴケを敷くだけで、趣ある空間ができるので、ぜひチャレンジしてみてください。

ハイゴケはどんな植物?

ハイゴケはハイゴケ科ハイゴケ属の苔で、北半球の広い範囲に生息しているシダ植物です。日本でもよく見かける苔なので、苔といったらハイゴケを思い浮かべる人も多いと思います。

ハイゴケという名は、地面を這うように生長するため名づけられました。漢字では這苔と書き、英語では地面を覆うことからカバーモスと呼ばれています。

葉の色は、黄緑から茶色をしています。直射日光が当たらない半日陰で、湿度がある程度あればどんな状況でも育つ丈夫な植物です。乾燥にもある程度強いので、盆栽、苔玉、テラリウム、日本庭園など、さまざまな場所で活躍しています。

ハイゴケの栽培のはじめ方

ハイゴケの栽培のはじめ方

胞子で増えるため「苗」から育てるのが一般的

ハイゴケは胞子によって増えるため種はありません。胞子で増やすことは難しいので、苗から育てます。苗は、葉の色やつやが良いものを選びましょう。

胞子で増やすことはできませんが、「ハイゴケの植え替え」で紹介する、「まき苔法」か「はり苔法」で簡単に増やすことができるので、ぜひチャレンジしてみてください。

「鉢植え」と「地植え」のどちらでも育てられる

ハイゴケは鉢植えでも地植えでも育てられます。鉢植えであれば、盆栽として他の植物と一緒に育てることも可能です。地植えであれば、日本庭園のように地面に敷き詰めてもよいでしょう。

苔玉として土を覆う役割をしたり、水槽の中に入れてテラリウムとして楽しんだりと、さまざまな場所で育てられます。

ハイゴケを育てる環境

ハイゴケを育てる環境

ハイゴケが好む日当たり

ハイゴケは、直射日光に当たると葉焼けや乾燥で、枯れてしまう場合があります。必ず直射日光が当たらない半日陰で育てましょう。

特に気温が高いと葉焼けを起こしやすくなります。夏に日当たりが良い屋外で育てる場合は、寒冷紗や遮光ネットなどを使って遮光してください。夏は遮光率60~70%のものを使いましょう。

室内で育てる場合は、レース越しくらいが丁度よい日差しです。ただし、全く光に当たらないと光合成ができずに枯れてしまいます。テラリウムのように日光が当たらない場所で育てる場合は、LEDライトなどを使って育てましょう。

ハイゴケが好む温度・湿度

ハイゴケは耐寒性も耐暑性もあるため、日本国内では温度を気にする必要はありません。

湿気を好むので、湿度を保つことが重要です。ある程度であれば乾燥しても問題ないですが、乾燥しすぎると弱ってしまい、最悪の場合枯れてしまいます。特に、エアコンの風には弱いので、直接風が当たらない場所で管理しましょう。

ハイゴケの水やり

ハイゴケは、苔の中では乾燥に強いほうですが、乾燥しすぎると弱ってしまいます。土が乾いたらたっぷりと水やりしましょう。毎日霧吹きで水を吹きかけてあげると、美しく生長します。

屋外で育てる場合は、毎日水やりしても枯れることはありません。ただし、夏は夕方以降に水やりしましょう。午前中に水やりすると蒸されてしまいます。また、真冬は生長がストップするので、それほど水やりしなくても大丈夫です。

ハイゴケの土と肥料

ハイゴケの土と肥料

ハイゴケを育てるのに適した土・肥料

ハイゴケは乾燥を嫌いますが、水が溜まって水浸しになってもいけません。そのため、水はけと水持ちが良い土を選びましょう。

ただし、それほど土は重要ではありません。水はけが悪くなければ、どんな土でも育てることができるので、手持ちの土でも育てられますよ。

ハイゴケ用に用土を用意するのであれば、赤玉土か鹿沼土の単用土で十分です。配合したい場合には、赤玉土または鹿沼土の他に、川砂、黒土、ピートモスなどを配合しても良いでしょう。

また、ハイゴケを育てるために肥料は必要ありません。肥料が直接触れると、肥料焼けを起こして枯れてしまうこともあります。

ハイゴケを育てるのにおすすめの土

ハイゴケの手入れ

ハイゴケの手入れ

ハイゴケの剪定

ハイゴケは、横に這うように生長するため、徐々に隣のハイゴケと重なってしまいます。重なり合うと蒸れてしまい、枯れる原因になるので剪定が必要です。

枯れるとさらに蒸れの原因になったり、見た目がわるくなったりします。重なってきたら、隙間ができるようにハサミでカットしてください。春か秋の頃であれば、全体的に大きく刈り込んでも良いでしょう。

ハイゴケの除草

苔を育てていると隙間から雑草が生えてきます。特に植え付けて間もない時期は、隙間が多く雑草が生えやすいので、こまめに雑草を取り除きましょう。

雑草を取り除く時に、一緒に苔が剥がれてしまわないよう注意してください。苔を抑え、雑草を真上に抜くように心がけると、雑草だけが抜けやすくなりますよ。

ハイゴケの植え替え方法

ハイゴケの植え替え方法

ハイゴケは、いつでも植え替えできますが、春と秋が植え替えの適期です。植え替えには、「まき苔法」か「はり苔法」が適しています。

まき苔法

まき苔法とは、ハイゴケを細かくほぐして、種をまくようにまいていく方法です。水はけと水持ちの良い土の上に、重なり合わないようにハイゴケをまいていきます。

まいた後に、たっぷりと水やりをし、キッチンペーパーなどを被せておくと、乾燥を防げます。まき苔法を使うと、隙間にどんどんハイゴケが生長するので、ハイゴケを簡単に増やすことができます。均一に広がるまでに時間がかかりますが、完成したときのマットは非常に綺麗です。

はり苔法

はり苔法とは、マット状の苔をそのまま貼り付ける方法で、綺麗な苔マットを使えば、すぐに見栄えの良い苔の絨毯が完成します。庭づくりの場合は、はり苔法の方が向いているでしょう。

はり苔法は、土を平らにした後、マット状のハイゴケをそのまま貼り付けていきます。植え替え後はたっぷり水やりし、土と密着させましょう。

植え替え後は目土を入れると良い

ハイゴケは地面への根張りが弱いため、地面に置いただけでは活着しづらい植物です。そのため、植え替えた後には、目土を入れると良いでしょう。

目土とは、苔の上に薄く土を被せることです。苔と土を密着させたり、土の表面が乾くのを防いだり、直射日光から苔を守ったりする働きがあります。ハイゴケは環境変化に弱く、植え替え直後は変色しやすいのですが、目土を入れることで和らげることができますよ。

目土は植え替え直後の他に、年1回ほど行うと良いでしょう。目土は、どのような土を使ってもかまいませんが、迷ったら赤玉土の小粒や川砂を使うのがおすすめです。

目土におすすめの土

ハイゴケの栽培で気をつける病害虫

ハイゴケは病気にかかりづらい植物です。ただ、害虫が媒介者となって、病気をうつすことがあるので要注意。

ハイゴケを屋外で育てると、ハダニ、アブラムシ、カイガラムシ、ナメクジ、ダンゴムシ、バッタなどの被害に遭うことがあります。食害や吸汁されると枯れてしまうことがあるので、見つけ次第駆除するようにしましょう。

おすすめの殺虫剤

まとめ

ハイゴケは、最も身近な苔と言ってもよいほど、よく見かける苔で、盆栽や日本庭園など、さまざまな場所で活躍しています。

苔の中でも乾燥に強く、温度にも強いため、どこでも育てることが可能です。ただし、直射日光には弱い性質があるので、日当たりには注意してくださいね。

まき苔法を使えば、簡単に増やすことができるので、ハイゴケで癒やしの空間を作ってみてはいかがでしょうか。

loading

関連するキーワード

となりのカインズさんをフォローして最新情報をチェック!

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Instagram
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

RELATED関連する記事

POPULAR人気の記事

  • Daily
  • Weekly

広告掲載について

NEWS LETTER ニュースレター

Webライター・イラストレーター募集

取材のご依頼や情報提供はこちらから