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目次/ INDEX
最近は家で植物を育てる人が増えていますが、なかでもサボテンは特に人気です。サボテンを育てるのは難しいというイメージをもっている人もいるかもしれませんが、ポイントを押さえれば上手にサボテンを育てられます。この記事では、サボテンの育て方とともに、育てる際の注意点について解説します。サボテンを世話するための参考として役立ててください。
サボテンの育て方は難しいのでしょうか。ここでは、サボテンの特徴や育て方の基本を解説します。
サボテンの原産地は南北アメリカ大陸です。多肉植物の一つであり、乾燥している場所でもよく育ちます。過酷な環境でも成長できるのは茎に水分や栄養を蓄積しているからです。サボテンといえば針のようなトゲを思い浮かべる人もいるかと思いますが、じつはトゲは葉が変化したものです。
サボテンにはたくさんの種類があり、それぞれ見た目が異なります。さまざまな種類のなかから好きなものを選んで世話をし、成長する過程を楽しみましょう。
サボテンを成長させるためには、光や栄養が必要です。基本的に日がよく当たる場所に置いて育てます。ただし、直射日光を当てすぎたり、土が湿っているときに鉢に日光が当たって根が高温多湿になると弱る場合もあるため、注意が必要です。
サボテンは乾燥に強いですが、水分も適度に与えなければなりません。水をやりすぎないよう、状態にあわせて調節しましょう。サボテンの育て方については後でくわしく解説するため、そちらも参考にしてください。
日当たりはサボテンの成長にとって重要なポイントです。ここでは、サボテンを育てる際の日当たりについて解説します。
サボテンを成長させるためには、日の光にしっかり当てる必要があります。ただし、真夏の暑い時間帯に水をやったサボテンに直射日光があたると、根が高温多湿になって傷む可能性も。真夏は午後からはちょっと直射日光が遮られるような場所や、ポリカーボネートの屋根の下など、少しだけやわらげた光が当たるような場所が理想的です。本格的にやるのであれば、栽培棚を作って、棚の上に遮光ネットを張って日当たりを調節するという方法もあります。遮光ネットは日光をやわらげるための資材で、ホームセンターや園芸店などで購入可能です。
基本的に戸外で育てます。日当たりがよく、風通しも良好な場所が理想的です。日当たりがよいのはよいのですが、雨が当たってしまうと、その後に直射日光が当たったり、冬であれば冷気に当たると根が傷んで、最悪枯れることも。日はよく当たるけれど、午後からの光は少し柔らかく、雨が当たらない場所というのはなかなかないものですが、例えば家の東側など、午前中のみ直射日光が当たる軒下などは置き場所として好適です。また家の南側に栽培棚を設置し、午後からの直射日光と雨をよけられるようにしておくのもよいでしょう。冬には、地域によっては室内に取り込まないと傷んでしまうことがあります。室内に取り込んだら、できるだけよく日が当たる窓辺などで管理しましょう。できるだけ乾かし気味に水やりをしないと、ヒョロヒョロと間延びする徒長(とちょう)してしまいます。
冬は霜に当てないように管理します。雨が当たらない南向きの軒下に簡易温室を置いて、その中で冬越しをさせてもよいでしょう。寒冷地では室内に取り込まないと傷んでしまうことがあります。室内に取り込んだら、できるだけよく日が当たる窓辺などで管理しましょう。できるだけ乾かし気味に水やりをしないと、ヒョロヒョロと間延びする徒長(とちょう)してしまいます。可能であれば、LEDライトなどで光を補うとよいでしょう。
サボテンにはよく育つ時期と生育が止まったり、停滞する時期があります。ここでは、サボテンの生育期と休眠期の特徴をそれぞれ解説します。
サボテンの生育期は春と秋です。サボテンが大きく育つ時期であり、しっかりと水を与える必要があります。土が乾いてきたらたっぷりと水を与え、サボテンが水分を吸収できるようにしましょう。
サボテンは夏と冬には生育が滞ったり、止まったりします。サボテンは比較的高い温度を好みますが、真夏には生育が停滞する時期。サボテンの多くは昼夜の寒暖差がある地域で自生していますが、日本の平野部や都市部ではなかなか夜温が下がらないため、株の元気が無くなるためです。秋以降気温が下がっていくと、サボテンもじょじょに生育が鈍くなり、冬には生育が止まります。いずれの時期も根から水を吸わないため、水を与えてしまうと土の中が過湿な状態なままになってしまうため、水やりは控えましょう。
サボテンは、季節によって与えるべき水の量が変化します。ここでは、サボテンの水やりの方法について解説します。
サボテンの水やりは、植えている土がしっかり乾いたタイミングで行います。鉢底から流れ出るまでしっかりと水を与えましょう。与える水の量は毎回同じです。ただし、すでに触れたとおり、季節によって水やりの頻度を調節する必要があります。サボテンの種類によっても必要とする水の量は異なるため、それぞれにあわせて適切に水やりをしましょう。
春と秋はサボテンの生育期にあたるため、土が乾燥したら鉢底から水が出てくるまで水を与えます。
サボテンは比較的高い温度を好む植物ですが、連日30℃を超えるような暑さが続く夏には成長が緩やかになります。サボテンの自生地では昼間暑くても夜には気温が下がりますが、日本の、特に都市部ではなかなか夜温が下がらず、サボテンにとって過酷な環境です。また、サボテンは暑いのにも乾燥にも強いのですが、高温多湿は苦手。連日気温が30℃を超えるような真夏は午後からは日陰になるような場所に移動させ、土が乾いてから2~3日程度あけて水やりをし、根が高温多湿な状態にならないようにしましょう。水やりをするなら、朝か夕方がおすすめです。また、日が沈んだら株全体をサッと濡らしたり、霧吹きすると、株と鉢の温度を下げる効果があります。
冬になるとサボテンの成長が止まるため、水やりの頻度もさらに少なくします。秋の終わりに差し掛かったら、水やりの頻度は2週間に1回程度にしても問題ありません。12月から翌年の3月までの時期は、水やりを3~4週間に1回程度にします。
サボテンの多くは過酷な土地でも育つため、肥料はたくさんは必要ではありません。植え換えの際にマグァンプKなどの緩効性化成肥料をひとつまみ程度用土に混ぜ込んでおきましょう。生育期に追加で肥料を与える追肥(ついひ)は基本的に必要ありません。
鉢底から根が飛び出たり、鉢と株のバランスが悪くなったりしたら、植え替えが必要です。使っている赤玉土の粒が崩れて目詰まりし、水はけが悪くなってきたようなときも植えかえをした方がよいでしょう。植え替えの目安は植えつけから1~2年に1回程度ですが、手に入れた株の鉢土の表面が固められてカチカチになっているものは、すぐに植えかえるのがおすすめです。表面が固められているのは輸送の際に土がこぼれたりしないようにするためのもので、栽培には向きません。植えかえの最適期はサボテンが生育を始める3〜4月です。
植えかえの手順としては、まずサボテンが植えられている鉢を丁寧に外し、根からきれいに土を落とします。次に植え替える鉢に鉢底石(と必要であれば鉢底網)を入れ、底から1/3のところまで土を入れます。そこにサボテンを入れ、土を入れたときに鉢土の表面が鉢の縁から1cmほど低くなるように土を入れていきます。
植え換えの際は、作業で切れた根の断面が乾く前に水に当たらないようにする必要があります。そのためには、①サボテンを鉢から抜いて1〜2週間ほど乾かしておく方法②サボテンを鉢から抜いてすぐ植えつけ、1〜2週間は水やりを行わない、という二つの方法があります。①の場合は、サボテンを鉢から抜いて土を落としたら、古い根をハサミで切って、ザルなどに入れて1〜2週間ほど雨や直射日光が当たらない場所に置いて、切れた根の断面を乾かしておきます。②の場合は同様に作業を進め、古い根をハサミで切って整えたらすぐに植えつけますが、植えつけ後は雨や直射日光が当たらない場所に置いて管理。1〜2週間は根が濡れないようにします。
サボテンを育てるときは、どのような土や鉢を選んだらいいのでしょうか。以下で具体的に解説します。
サボテンは乾燥しているところで育つ植物であるため、水はけがよく通気性の高い土を選びましょう。ただし、ある程度の保水性も必要であり、水を与えた後に少しずつ乾燥していく土が理想的です。
多肉植物用やサボテン用として市販されている土を使うと、初心者でも安心です。肥料も入っているためサボテンが元気に育ちます。
自分で土をブレンドする場合は、小粒赤玉土4:小粒鹿沼土4:小粒軽石2などの配合がおすすめです。自分で配合した用土を使う場合はマグァンプKをひとつまみほど混ぜ込んでから植えつけます。
サボテンにはあまり大きな鉢は向きません。大きな鉢は土が多くなり、土に含まれる水の量もふえるため、根が乾きにくくなって根腐れの原因になるためです。鉢はサボテンの茎の直径よりも、せいぜいひとまわり大きい程度のものを選びましょう。素材はどんなものでもかまいません。
サボテンは自分で増やして楽しめます。ここでは、増やし方について、具体的な方法を解説します。
サボテンの根元付近についている小株を切り取ります。そのまま挿し木すると切り口から腐ることがあるので、1週間程度、切り口を乾燥させましょう。新しい鉢を用意して土を入れたら、小株の切り口が埋まるように挿しておきます。株の上部にできる球状の小株も、同様に切り離して増やすことができます。
2つのサボテンを組みあわせて大きくします。土台になるサボテンと増やしたいサボテンの両方を水平に切り、それぞれの面をぴったり重ねあわせます。マスキングテープや糸で固定し、乾燥している日陰に置いて成長させましょう。根が日本の高温多湿な環境に合わない種を、強健なサボテンに接ぎ木することで増やしたり、栽培を容易にするために行います。
サボテンはタネから育てることもできます。株が充実すると花が咲くので、開花後結実したら果実の中の粒状のタネを採取してまきます。タネには発芽抑制物質が付着しているので、川砂とタネを手に取ってよく揉み、タネをきれいにておきましょう。タネはビニールポットにタネまき用の土や赤玉土小粒などの清潔な土を入れ、まきます。土が乾くと発芽しにくくなるので、ラップフィルムなどをかけておくと乾燥防止に有効です。発芽したらラップフィルムを外して明るい場所に移動させ、一株ずつ植えつけられる大きさになるまでそのまま育てます。
育て方を間違うと、サボテンは枯れてしまう場合もあります。枯れる原因としては以下のようなものがあります。
①葉焼け
②水のやり過ぎによる根腐れ
③鉢が大きすぎることによる根腐れ
④水切れ
ここでは、その原因について解説します。
葉焼けとは、強い直射日光が葉に当たり変色して枯れる現象です。サボテンは暑さにも強いですが、真夏の高温期に直射日光が当たりつづけると表面が傷むことがあるので、午後からは直射を避けられる場所に置きましょう。
サボテンは根が過湿な状態が続くと根が腐り始め、どんどん上に向かって腐っていきます。腐った根は土から水分や養分を十分に吸い上げられなくなり、やがて枯れていきます。水は基本的に鉢土がしっかり乾いてから行います。また、気温が30℃を超えるような真夏や、気温が10℃以下となる冬にはさらに控えめに水やりをしましょう。植え換えの際は切れた根の断面がしっかり乾いてから植えつけるか、植えつけ後にしっかり根の断面が乾いてから水やりをするようにしてください。
鉢が大きく、入る土の量が多いと、土がなかなか乾きません。結果的に根にとって過湿な状態が長く続いてしまい、根腐れを起こしてしまいます。対策としては、あまり大きな鉢を使わない、乾きやすい土や鉢を使う、などが挙げられます。
鉢の大きさは株の直径の一回り程度大きなものがよいでしょう。水やりは頻度を減らせばいいのですが、どうしても土がしっかり乾く前に水をやってしまうという人は、プラスチック鉢や釉薬がかかった鉢を避け、乾きやすい素焼き鉢を使ってみることをおすすめします。
また、それまで使っていた用土に、軽石を1〜2割程度入れてみると、土が乾きやすくなります。また、鉢底石を多めに入れておくと、水やりの水が鉢底に溜まって過湿になるのを避けられるでしょう。
サボテンや多肉植物はガーデニングで育てるような草花に比べると生育が緩慢です。水やりの頻度も少なくて済むので手間がかからない反面、ついその存在を忘れてしまうこともあるんじゃないでしょうか。真夏の熱いコンクリートの上で何ヶ月も放置されていると、さすがのサボテンも枯れてしまいます。また、家の中に飾っているときにあまり水をやると形が崩れてしまうので、水は控えめにするのが基本。でも、生育に必要な光や風がない環境で、放って置かれるとやはり枯れてしまいます。できるだけよい環境に置き、適度に水やりをするのが一番なのですが、なかなか難しい場合もありますよね。スマホのカレンダーで毎月15日と30日は様子を見るように予定を入れておいてリマインドするなどしてみてもいいかもしれません。
ここでは、初めてサボテンを育てる人が注意したいポイントについて解説します。
すでに触れたとおり、サボテンは熱いときに直射日光に当たると葉焼けを起こします。特に午後からの日当たりが良すぎる場所は避けましょう。
土が乾いていないうちに水を与えると、根腐れが起きます。頻繁に水を与えるのはよくありません。季節にあわせて適切な水やりをしましょう。
サボテンが根腐れしていたら、その時点ですぐに対処しましょう。根腐れしている箇所を切り取り、新しい鉢を用意して植え替えます。半年に1回、株を揺すってみてグラグラするようなら、根腐れの可能性あり、です。
冬に戸外に置けなくなったら、室内の明るい場所に移動させましょう。窓からちょっと離したり、高い場所に置くと冷気が避けられます。窓から離して置きましょう。屋外にサボテンを置くつもりなら、ガラスケースやビニールケース、簡易温室などを活用すると安心です。サボテンの周囲の温度が下がりすぎないように配慮してください。
エアコンの風が常に当たる状態だと、サボテンの葉が傷みます。夏や冬はエアコンを多用する時期であるため、特に注意しましょう。
サボテンの花芽や新芽は柔らかく、害虫や病気の被害にあいやすいです。以下のカイガラムシやハダニなどに注意しましょう。
カイガラムシ、ワタムシ、コナカイガラムシなどは、サボテンの刺座や溝に付着する害虫です。これらの害虫は植物に吸汁し、養分を吸い取ります。小さくてみつけにくいため、サボテンの様子をよく確認して探さなければなりません。なるべく幼虫の段階で殺虫剤を散布し、確実に駆除する必要があります。
ハダニもサボテンから養分を吸収する害虫です。特に、乾燥している場所や気温が高い場所に集まります。夏の暑い時期によく発生するため、注意が必要です。ハダニの被害が大きくなるとサボテンの葉緑素が不足し、光合成にも支障が生じます。ハダニは水に弱い性質があり、サボテンに霧吹きで水を吹きかけるだけで防止できます。
ネジラミは、サボテンの根につく3cm以下の小さな白い虫です。ほかの害虫とは異なり、冬の休眠期に発生します。みつけにくいため、春に植え替える際に根をしっかりチェックしましょう。ネジラミが発生していたら取り除き、状況に応じて殺虫剤を使用します。
サボテンの種類はたくさんあり、花が咲く品種と花が咲かない品種が存在します。花が咲く品種であっても、花が咲いている期間は短いものが多いです。花を咲かせて楽しむためには、よりしっかりと管理しながら育てる必要があります。日当たりや水やりの頻度に注意し、季節にあわせて最適な環境を維持できるようにしましょう。開花後に結実したらタネを取り、タネから増やすこともできます。
過酷な環境でも育つサボテンには、たくさんの種類があります。育て方のポイントを押さえれば、初めてでも好きなサボテンを選んで育てられるでしょう。季節ごとの世話の仕方を確認し、サボテンの成長を楽しんでみてはいかがでしょうか。