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葉の縁にたくさんの子株ができる姿が特徴的な子宝草は、ベンケイソウ科の「胡蝶の舞」と「コダカラベンケイ」を交配させた品種です。コダカラベンケイと姿は似ているのですが、子宝草はコダカラベンケイよりも葉の先が丸みを帯びています。小さな葉が落ちて、子株がたくさんできることから、花言葉は「子孫繁栄」となりました。
では、実際に子宝草の育て方を解説していきます。
植え付け、植え替えには4月〜5月頃か9月〜10月頃が適しています。鉢の中が根でいっぱいになったら植え替えてください。大きく育てたい場合はひとまわり大きな鉢に、そのままの大きさで育てたい場合は根を少し切ってから植え替えると良いでしょう。
土が乾いてから葉にかからないようにそっと水を与えましょう。水を与えすぎると根腐れしてしまいます。逆に、葉がしわしわになったら水が足りないというサインです。様子を見ながら調整してください。
秋から少しずつ水を与える頻度を減らしていき、冬は水やりを控えめにするのをおすすめします。一方で、冬は水が足りないと葉がピンク色になります。一回色が変わってしまうと戻らないので、様子を見ながら水を与えていきましょう。
植え付ける時に、土にゆっくり効くタイプの化成肥料を混ぜておくとよいでしょう。その後は、春と秋に月に1回くらいの頻度でゆっくり効くタイプの化成肥料を与えるか、10日に1回くらいの頻度で液体肥料を与えてください。
日当たりのいい場所を好みます。真夏の直射日光が強いときは半日陰に移動させますが、そのほかの時期は日当たりの良い場所を選びましょう。寒さに弱く、霜に当たると枯れてしまうので、冬は発泡スチロールや新聞紙などで防寒対策の工夫をしてください。
Q.子宝草の地植えは可能ですか?
A.温暖な地域では1年中、戸外や地植えもできます。ただ、湿気は嫌うので、湿度が高い時期には、風通しの良い場所に植え付けてください。凍ったり霜に当てないよう注意も必要です。
Q.子宝草の増やし方を教えてください。
A.ある程度成長した子株を土の上に置いておくと、自然に発根します。ただ、子宝草は繁殖力が非常に強いため、葉に付いた子株がこぼれ落ちて、年間を通して勝手にどんどん増えていきます。
Q.子宝草の名前の由来はなんですか?
A.名前は驚異的な繁殖力と成長力からきています。葉の縁に無数の子株が生えるのが特徴です。
子宝草を育てると、その姿から「子宝に恵まれる」とも言われています。葉の間から小さな子株が出てくる姿がとてもかわいいです。鉢植えでも地植えでも楽しめるので、ぜひ育ててみてください。