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フラワーギフトとして人気がある「デンドロビウムファレノプシス」は、一般的に「デンファレ」という略称で親しまれています。原産地をニューギニア・北オーストラリアとするラン科の植物で、花言葉は「お似合いのふたり」「魅惑」「有能」です。
では、実際にデンファレの育て方を見ていきましょう。
やや気温が上がってくる4月下旬から5月に植え替えをしましょう。春に出てきた芽は夏の終わりから秋頃に花茎を伸ばし始め、冬ごろに開花します。
一年を通して暖かく、日光のよく当たる場所で育てましょう。日当たりが足りないと茎が十分に太く生育せず、花のつきも悪くなってしまいます。
ただし、強い直射日光に当てると葉が焼けてしまうこともあるので、夏は明るい日陰となる場所を見つけて、そこに置くか、見つからなければ日陰を作ってあげましょう。
寒さにはとても弱いので、冬は最低でも10℃、できれば12〜15℃を保つよう注意します。
5月〜9月の生育期には、たっぷりと水を与えましょう。
デンファレは、根よりも葉から水を吸収する力が強い植物です。新しい芽が伸びてつぼみが出てきたら霧吹きなどで葉からも水を与え、乾かさないようにしましょう。
花が咲いている間は、土の表面が乾いたらすぐに水を与えます。
冬や春先など、気温が低いときには水を与える回数をやや減らし、霧吹きなどで葉や茎に水をかけ、植物周辺の湿度を高く保つようにしましょう。
できるだけ通気性の良い鉢を使い、水ゴケに根を包んで植えるか、バークなどのミックスコンポストに植えます。
4月に1回、ゆっくり効くタイプの化成肥料を与え、5月〜9月の間は液体肥料を週に1回与えます。
真夏で暑さが厳しい時期には、少し育ちが弱くなることがあります。そんなときは、根が傷まないよう少し薄めた液体肥料を与えると良いでしょう。
Q.デンファレを育てる際に、気を付けるべき病気や害虫などはありますか?
A.デンファレで気をつけたい病気は、黒班病や炭そ病です。病気にかかってしまった葉を発見したら、すぐに処分しましょう。また、初期段階なら薬剤散布で治ることもありますが、放置して症状が進行してしまうと株全体を処分しなくてはなりません。風通しの悪い場所で特に発病しやすいので、注意しましょう。
害虫ではスリップス、カイガラムシが大量発生する恐れがあります。あらかじめ殺虫剤を散布しておきましょう。カイガラムシはバルブの薄皮に入り込むことが多いので、薄皮が変色するなどの兆候が見られたら、そっと皮を剥がして布で拭き取ったり、ブラシで擦り落としたりします。
Q.デンファレの増やし方を教えてください。
A.デンファレは4月中旬~5月頃に「株分け」または「高芽取り」で増やします。株分けの場合は2年目以降、株が充実してから行いましょう。高芽は放置していると株を弱らせてしまうので、優しく取り外して水苔に包み、子株として育てます。
Q.デンファレの植え替え方法は?
A.デンファレの植え替え方法は、まず鉢から抜き出して古い水苔を丁寧にはぎとり、枯れたり腐ったりした根をきれいに取り除きます。水苔は時間とともに劣化・腐敗してしまうので、少なくとも2年に1回は植え替えましょう。
胡蝶蘭に似た可愛らしい魅力的な花を咲かせるデンファレ。乾燥や寒さには十分注意し、大切に育ててその可憐な姿を楽しみましょう。