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カランコエの育て方とは? 水やりのコツや肥料の与え方、挿し木での増やし方などについて解説【カインズ花図鑑】

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カインズ How to 園芸編

カインズ How to 園芸編

カインズ・スタッフ自らが実践した情報満載。動画で見る「カインズ How to」の園芸関連のコンテンツを文字起こししています。

赤やピンク、オレンジ、黄色などの美しい花色で人気のカランコエ。上品な葉や多種多様な株姿も特徴で、室内を彩るのにぴったりの植物です。初心者でも簡単に育てられますが、元気な花を咲かせるにはちょっとしたコツがあります。

そこでこの記事では、カランコエの上手な育て方や増やし方のポイントを詳しく解説します。

カランコエについて

カランコエの育て方とは? カランコエについて

カランコエは、肉厚な茎と鮮やかな色の花が魅力的な植物です。カランコエの仲間は世界に広く分布しており、マダガスカル島やアフリカ東部、東南アジアなどで100種以上が見られます。一般的に流通しているのは、マダガスカル固有の「ブロスフェルディアナ種」を園芸用に改良した品種です。

カランコエは生長してもそれほど大きくならず、場所を取らないので、室内での鉢植えに向いています。鮮やかな紅色と育てやすい丈夫さから、別名を「ベニベンケイ」といいます。

カランコエの特徴

カランコエの花

カランコエとは、ピンクや黄色、白などの花が咲く多肉植物です。茎や葉に水分を溜めるため、乾燥に強い特徴をもちます。草丈は、わずか5cm程度のものや、3mの大きさにまで生長する種類もあります。

栽培に手間がかからず、比較的花も咲きやすいため、初心者におすすめです。カランコエの色鮮やかな花色は、室内を明るい雰囲気に変えてくれます。

カランコエの花言葉

釣鐘型のカランコエ

カランコエには、さまざまな花言葉があります。「幸福を告げる」は、釣鐘型の花が幸せを告げる鐘にちなんだ花言葉です。チャペルの鐘がなる挙式のイメージから、「あなたを守る」という花言葉も生まれています。

他にもカランコエには「たくさんの小さな思い出」という花言葉もあり、小さな花がたくさん咲くことを思い出に例えています。その言葉のごとく、たくさんの小さな花がまとまって咲く様子は賑やかで可愛らしく、室内をぱっと明るくしてくれるでしょう。

ちなみに、英語の花言葉は「popurarity(人気、人望)」です。

カランコエの種類

カランコエには、さまざまな種類があります。なかでも、代表的な種類について解説します。

カランコエ・ブロスフェルディアナ

カランコエ・ブロスフェルディアナ

カランコエ・ブロスフェルディアナは、カランコエを代表する品種です。和名では、「ベニベンケイ」と呼ばれています。わずか1cm程度の大きさの花がたくさん咲き、咲き方は一重咲き、八重咲き、バラ咲きといった種類があります。

カランコエ・ウェンディ

カランコエ・ウェンディ

カランコエ・ウェンディは代表的なカランコエの品種で、オランダで誕生しました。釣鐘型の花は、赤みのあるピンクの花色で、下向きに咲く特徴があります。花びらの先は緑がかった黄色に染まっており、フリルのように反りかえった形状がユニークです。

カランコエ・プミラ

カランコエ・プミラ

カランコエ・プミラは、葉が白い産毛のようなもので覆われている品種です。粉糖がかかっているような見た目から、「白銀の舞(しろがねのまい)」という別名をもっています。茎の先端に、1cmほどの小さい花を咲かせます。

カランコエを育てる際に必要な物

カランコエを育てる際に必要な物

  • カランコエの苗…育てたい分だけ用意
  • 鉢(基本的に鉢植えが適しています)…育てたい苗の数と同数を用意
  • 用土…植木鉢のサイズに合わせて適量
  • 液体肥料…植木鉢のサイズに合わせて適量
  • じょうろ
  • ハサミ
  • 軍手
  • スコップ

以上のとおり特別な物は必要ありませんが、用土の種類には注意が必要です。カランコエは水はけの良い土を好みます。市販のサボテン・多肉植物用の土や、水はけが優れた草花用培養土を用意しましょう。

初めての場合は鉢に植えられたものがおすすめ

鉢に植えられているカランコエを選べば、手間をかけずに栽培を楽しめます。育苗ポットのカランコエを選ぶ場合は、鉢への植え替えが必要なため鉢も購入しておきましょう。植え替えの具体的な方法は、後ほど解説します。

水はけのよい土について

多肉植物の栽培が初めての場合は、多肉植物専用の土やサボテン専用の土を選ぶと、配合の手間を減らせます。配合土を自分で作る際は、赤玉土(小粒)、腐葉土、ピートモス(酸度調整済み)をそれぞれ、5:3:2の割合で混ぜあわせます。

さらに、リン酸を多く含む緩効性化成肥料を配合土5g/Lの割合で混ぜましょう。

カランコエの育て方

カランコエの栽培時期

カランコエの育て方とは? フラワーカレンダー

カランコエの開花時期は、10~5月の間です。寒い時期に彩りを与えてくれる貴重な花といえます。鉢苗は一年中出回っていますが、中でも秋〜冬にかけて出回っているものの方が花色が良く、長く花を楽しめます。

地域によって異なりますが、植え替えに適している時期は6・9・10月で、肥料を与える時期は4・5・6・9・10月です。

カランコエの栽培環境について

ここでは、カランコエの栽培に適した置き場所や生育温度について解説します。

日当たり・置き場所

カランコエの育て方とは? 場所の選び方01

基本的には丈夫な植物ですが、日当たりをよく好むので春から秋にかけては雨を避けられる風通しのよい戸外で栽培しましょう。

カランコエの育て方とは? 場所の選び方02

ただし、強い直射日光に当たると葉が焼けてしまうことがあるので、要注意です。真夏は直射日光を避け、明るい日陰で育てましょう。

カランコエの育て方とは? 場所の選び方03

また、カランコエは寒さに弱い性質を持っています。冬場は10℃以上を保てる室内に入れ、明るい場所に置きましょう。

生育温度

上述したとおり、カランコエは耐寒性が低い植物であるため、5℃以下の環境下では生長が止まってしまいます。5℃を下回る寒い日は室内に移動させるなど、生育温度に気を配ることが大切です。

一般的に、10℃以下の環境下でカランコエを育てると、花つきが悪くなるといわれています。また、気温が氷点下になった場合は、水を与えないようにしましょう。

カランコエの水やりの仕方

カランコエの育て方とは? 水やりの仕方01

春・夏の水やりは、土の表面が乾いてからたっぷりと与えます。

5~9月の期間中は涼しくなる夕方あたりに与えてやるのがおすすめ。炎天下の昼間だと、水がお湯のようになり根にダメージを与える恐れがあるためです。

葉に水をかけると痛みやすくなるので、注意しましょう。

カランコエの育て方とは? 水やりの仕方02

冬も、鉢土の表面が乾いた状態で水やりするのは同じですが、乾いてから2〜3日経った後で与えましょう。冬は休眠期なので、水やりをしすぎると弱ってしまいます。

カランコエの肥料のやり方

カランコエの育て方とは? 肥料のやり方01

肥料の与え方は、カランコエの生育期にあわせて変える必要があります。生育期にあたる春・秋には、液体のものを10日から2週間に1度の頻度で与えます。

カランコエの育て方とは? 肥料のやり方02

ただし、夏の高温多湿の時期は根腐れを起こしやすいので、肥料は与えません。肥料を与える場合は、花が咲き始めるタイミングにしましょう。

生長スピードが遅くなる休眠期の冬場は、肥料を与えなくて大丈夫です。

花が咲き終わったら切り落とす

花を切り落とす

カランコエは茎に複数の花を咲かせます。花が咲き終わり、枯れた花が全体の3割程度になったタイミングで、茎の生え際を切り落としましょう。

切り落としの作業を怠ると風通しが悪くなり、日光が当たりづらくなるため、カランコエが枯れる可能性があります。新しいつぼみを傷つけないように切り落とすことで、新しい花の生長を促します。

カランコエの植え替えについて

カランコエの植え替え

植え替えとは、植物の生長にあわせて一回りサイズが大きい鉢に植え直すことです。具体的な植え替えの手順について解説します。

植え替えの手順

頻度は1~2年に1度で、5・6・9月が適しています。頃合いを見て一回り大きな鉢に植え替えます。

  1. 植え替えの数日前から水やりを控え、土を乾燥させる
  2. 鉢の底穴に鉢底ネット、鉢底石を敷く
  3. 鉢の1/3まで土を入れ、カランコエを引き抜いてからやさしく土を落とす
  4. カランコエを鉢の真ん中に置いて、縁から2~3cm下の位置まで土を隙間なく入れる
  5. 鉢底から水が出るまで、水を与える

カランコエの剪定について

剪定

剪定とは、茎や枝を切断して風通しをよくする作業のことです。以下のポイントを参考にしましょう。

剪定のポイント

手を入れずに放置しておくと株が生長して茎や葉が密集してしまい、風通しが悪くなります。花つきも悪くなるため、長すぎる茎は短く切り落としましょう。

頻度は1~2年に1度で、植え替えと同時期に剪定します。

剪定方法は、根元10cmを残して切り落とすだけです。1カ月ほど経つと新芽が出てきます。

カランコエの増やし方

カランコエの育て方とは? 増やし方01

カランコエは挿し木で増やせます。挿し木をする時期は、1年のうち最も元気に育つ4〜7月と9月が適しています。

挿し木の手順

カランコエの育て方とは? 増やし方02

挿し木とは、切り落とした枝や茎を発根させる方法のことで、株を簡単に増やせます。一般的に、挿し芽とも呼ばれています。手順は以下のとおりです。

  • 茎を先端から10cm程度の位置で葉を4枚残して切り取る
  • 切断面を斜め切りにする
  • 切断面を1~2時間浸水させる
  • 新しい土に穴をあけて挿し木を挿す
  • たっぷりの水を与えて風通しのよい半日陰に置く

肥料分が少ない、清潔な用土を用意して挿しておくのがポイント。土の乾燥に気をつけて管理すると1ヵ月くらいで根が出てきます。

カランコエの育て方について知っておきたいQ&A

カランコエの育て方について知っておきたいQ&A

Q. カランコエを育てる際に気をつけるべき害虫・病気などはありますか?

A. 害虫は、カイガラムシやアブラムシに注意が必要です。カイガラムシは3〜11月ごろ、風通しが悪いと発生するので、カランコエが蒸れないように心がけましょう。もし、発生してしまったら、すぐにこすり落とします。アブラムシは通年、新芽や蕾に多く発生する厄介な相手で、見つけたらすぐに駆除するしかありません。園芸用殺虫剤で駆除するのがおすすめです。

病気で注意したいのは、うどんこ病や灰色かび病です。うどんこ病は春と秋、風通しが悪いと発生します。灰色かび病は、11〜5月の低温多湿期に発生しやすいので、カランコエを加湿器の近くなどに置かないようにしましょう。カランコエの花や葉が枯れたままの状態を放置すると、灰色かび病を発症しやすくなります。

具体的な対策としては、よく観察し枯れた花や葉を取り除いたり、剪定して風通しが良い状態にしてください。

Q. カランコエを室内で管理する際に気をつけることはありますか?

A. カランコエのような「短日植物」の場合、日照時間が開花に大きく影響します。具体的には、日に当ててよい時間は12時間までとされていて、日照時間が長すぎると花が咲きません。しかし、室内で管理しているとどうしても蛍光灯の光が当たってしまい、花が咲きにくくなります。

元気に開花してもらうには、蛍光灯の光を遮断して、人工的に暗い状態を作ってあげる必要があります。おすすめの対策としては、カランコエをすっぽりと覆えるサイズのダンボールを被せて暗所を作ることです。

Q. カランコエを育てるうえで間延びの対処法はあるのでしょうか?

A. 毎年生長していくカランコエは、その過程で茎が間延びしてしまい、葉ばかりが茂って花つきが悪くなることがあります。そのため、1~2年に1度は「切り戻し」と呼ばれる剪定をしてあげましょう。根本から10cmほどを残し、葉が生い茂る前の状態に戻します。

おすすめの時期は、これから生長する3~4月の春先、または開花終わりの9月です。切り戻しをして日当たりの良い場所に置いておくと、また元気に育ちます。

まとめ

カランコエはガーデニング初心者にも育てやすい品種で、ピンクや黄色、白などの小さな花をたくさん咲かせます。ただし、生育温度が低すぎたり日光に当てる時間が長すぎたりすると、花つきが悪くなる場合があるため、上述した育て方のポイントを参考にしてみてください。まずは、栽培に必要なアイテムから揃えましょう。

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