在宅勤務の救世主「折りたたみ道具箱」を使ったプロ直伝のデスク収納術
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西アフリカが原産で、まるで蝶のように見える姿が愛らしいブルーウイングは、青い花を咲かせるシソ科の植物です。別名「クレドンドラム」の由来はギリシャ語で「運命の木」と訳されていることだそうです。花言葉は「大きな希望」「チャンス到来」です。日本では鉢植え用の花として育てるのが一般的です。
では、実際にブルーウイングの育て方を解説していきます。
ブルーウイングの花が咲くのは7月~10月頃で、植え付け、植え替えを行う時期は5月~7月、もしくは9月頃です。肥料を与える時期は花が咲く前の5月~11月頃で、冬は室内で管理します。
ブルーウイングは水を好む性質があります。水は土が乾いたらたっぷりと与えるようにしましょう。特に夏場の水切れに注意し、生育期には乾燥しないように気をつけましょう。ただし、11月~2月までの冬の間はやや乾燥気味に管理するのがポイントです。
ブルーウイングは暑さに強く寒さには弱い性質です。夏は乾燥しやすいので半日陰で育てるようにし、日常のお手入れとして切り戻しを行いましょう。そのままにすると1mくらいの草丈になるため、咲き終わった花から順番に伸びた枝をカットします。
花がしぼんだら花柄を摘み取ると次の花が咲きやすくなります。冬は霜にあたると枯れてしまうため、鉢植えを室内に移動させて育てるようにしましょう。
肥料は真夏を除いて1週間に1回液体肥料を、1カ月に1回の頻度で緩効性肥料を与えるようにしましょう。よく成長する4月〜10月頃までは骨粉入りの固形油かすを置き肥するのもおすすめです。
ブルーウイングは根がよく張る性質があるため、植え替えは年に1回春先に行いましょう。植え替えをするときは古い土を落とさずにそのまま一回り大きな鉢へいれ、新しい土を足していきます。
Q.ブルーウイングを育てる際に気をつけるべき病気や害虫は?
A.ブルーウイングはハダニやアブラムシがつくことがあります。薬剤をあらかじめまくか、見つけ次第取り除くようにしましょう。ハダニは乾燥すると発生しやすくなるため、葉水などで予防するのもおすすめです。
Q.ブルーウイングの増やし方は?
A.ブルーウイングは種子がつかないため、増やしたい場合は挿し木を行います。葉が何枚かついている茎を選び、10cm〜15cmの長さに切って赤玉土にさします。発根するまでは乾かないように水やりを行い、日陰で管理します。およそ1カ月ほどで発根するので、鉢植えに植え付けましょう。
Q.ブルーウイングは外で越冬はできませんか?
A.ブルーウイングは寒さにはあまり強くありませんが、5℃までなら耐えることができ、暖かい地域では外で越冬することも可能です。冬は地上部分が枯れてなくなってしまいますが、根が生きていれば春には芽吹くでしょう。室内に移動させた場合でも、窓の近くは気温が下がって5℃以下になることがあるため、注意が必要です。
ブルーウイングは背が高い花なので、寄せ植えにも最適です。名前の通りまるで蝶のような見た目の花は、観賞用としてぴったりです。温度管理と水やりに注意しながら育てると、18℃以上であれば冬でも花を咲かせます。ほのかな香りも楽しむことができるため、ぜひ育ててみてはいかがでしょうか。