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ヨーロッパでは「幸運と愛」、アメリカでは「奇跡を呼ぶ」といわれているワイルドストロベリーは、花だけでなく、葉・実・香りを楽しむことができます。多年草植物で、暑さにも寒さにも強いことから、初心者でも気軽に育てることができます。
では、実際にワイルドストロベリーの育て方を解説していきます。
ワイルドストロベリーは、白くて可愛らしい花を咲かせます。開花期は3月~7月頃ですが、9月~10月頃にも花を咲かせることがあります。植え付けや植え替えを行う時期は3月~5月、もしくは9月頃が適期です。市販の培養土かイチゴ用の土に植え付けを行いましょう。
ワイルドベリーは鉢植えの場合根詰まりしやすいため、1~2年に一度は植え替えをします。庭植えの場合は同じ場所に植え付けると連鎖障害で育ちが悪くなる可能性が高いため、新しい場所へ植え替えするのがポイントです。種やランナーでどんどん横へ広がって育つため、庭植えにするかよく検討するようにしましょう。
ワイルドストロベリーは乾燥を嫌う性質がありますが、水を与えすぎても根腐れを起こしてしまいます。水やりは土が乾いてから与えるようにしましょう。乾燥している期間が長いと葉が枯れてしまうため、表面が乾いていたら鉢底から水がでるくらいたっぷりと与えましょう。
水やりは花や実にかからないように、じょうろなどで株元にそっと与えるのがポイントです。受け皿に水をためないようにし、夏は朝か夕の涼しい時間帯に水やりをしましょう。
肥料は地植えの場合はほとんど必要ありませんが、春か秋に様子を見ながら月に1回、ゆっくり効くタイプの化成肥料を与えるか、2週間に1回液体肥料を与えます。肥料を与えすぎると葉が大きく茂るため、注意が必要です。
窒素分が多いと実がつきにくくなることがあるため、カリ・リンの割合が高い肥料を選ぶようにしましょう。用土は保水性と水はけの良い土を選ぶのがいいでしょう。
ワイルドストロベリーは、風通しと日当たりの良い場所を好みます。北海道では自生するほど寒さには強い性質ですが、その分夏の暑さには少し弱いため、気温が高い夏は半日陰の場所に移動させるか、日陰を作るようにしましょう。風通しと日当たりが悪いと病気になってしまうため注意が必要です。
Q.ワイルドストロベリーを育てる際に気をつけるべき病気や害虫は?
A.ワイルドストロベリーは丈夫な性質で無農薬でも育てることができますが、ナメクジやアブラムシがつくことがあります。ナメクジは見つけたらすぐに駆除するようにし、もしナメクジ専用の薬を使いたくない場合は木酢液や竹酢液などを使ったり、定期的に株をチェックするようにするといいでしょう。また、果実が直接土につくと病気になる可能性が高くなるため、ビニールなどを敷いて土がつかないようにしましょう。
Q.ワイルドストロベリーの種まきの方法は?
A.市販の種を使う場合は育苗ポットに数粒ずつ種をまき、発芽するまでは室内で管理します。種は土をかぶせる必要はなく、発芽したら元気な芽以外は間引きましょう。春か秋に種をまくと、翌年には開花します。
Q.ワイルドストロベリーの管理のコツは?
A.葉が茂ってきたら混みあっている株を株元近くまで刈込をすることで、新しい葉が出て株が若返り、病気予防になります。果実を収穫した後は花茎をつけ根から切り取ることも忘れずに行いましょう。
ワイルドストロベリーは、葉や実を収穫することでハーブティーやジャムなどを作ることができます。日当たりと水はけが良いとどんな場所でも育つため、初心者でも気軽に育てることができます。家庭でワイルドストロベリーを楽しく育ててみてはいかがでしょうか。