野菜作りをはじめて3ヶ月目の人が、野菜作りをはじめていない人に伝えたいこと
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目次/ INDEX
──市場規模は約450億円、毎月登場する新商品は300種類。ここ数年で急成長しているマーケットがあります。
「カプセルトイ」は今、第四次ブームを迎えている真っ只中。ショッピングモールやコンビニの前、駅構内など、街のあらゆるところに販売機があり、カプセルトイマシンのみがズラリと並ぶ専門店も誕生。子どもや若者向けのアニメ、キャラクターグッズだけでなく、大人こそが欲しくなる趣味性の高いジャンルのカプセルトイも続々登場しています。
ガーデニンググッズ、DIYグッズ、BOSCH©の電動工具など、ホームセンターに馴染み深いアイテムの数々がカプセルトイ化
そんな中、目に止まったのが「BOSCH©(ボッシュ) ミニチュアコレクション」。振動ドライバードリルやディスクグラインダーなどで有名な工具メーカーBOSCH©の製品が、精巧なミニチュアフィギュアとなってカプセルトイ化されているのです。
さらに、カラーワークスの「Hipペイント缶」やタジマのコンベックス「Gロック-25」などがラインナップされた「ホームセンターDIY ミニチュアコレクション」、HATAYAの「ステンノホースリール」や藤原産業の「手動式芝刈り機 おすかる」などがラインナップされた「ホームセンターGARDENミニチュアコレクション」といったDIY好きにはたまらないシリーズも。
そんなニッチでマニア心をくすぐるカプセルトイはどうして誕生したのか? 開発・販売元である株式会社ケンエレファントで企画開発、開発、営業を担当する3名の方に、お話を聞きました。
遊び心あふれるケンエレファント本社の受付
JRの秋葉原駅、新橋駅、新小岩駅などに、自社製品の旗艦店である“大人向け”ミニチュアショップ「ケンエレスタンド」「上野ランド」も展開するケンエレファント(略称:ケンエレ)は、2000年に創業。企業のキャンペーンノベルティの企画・製造ビジネスを出発点に、2002年にはOEMとして飲料水のボトルキャップフィギュアなどを手がけました。
そして2015年からは、オリジナルブランドの販売もスタート。日本各地の名物を網羅した「フィギュアみやげ®」シリーズなどがヒットし、メーカーとしての実力を高めていきました。
本社内にディスプレーされた歴代カプセルトイの一部
実際にSNSでケンエレファントを検索すると、商品のクオリティの高さに驚嘆する「さすがケンエレ!」というファンの声を多数目にします。
「クオリティを褒めていただけるのは、本当に嬉しいですね。ディテールにこだわったミニチュアフィギュア製作技術を培えたのは、クオリティに妥協のない海洋堂さんと一緒にお仕事をしたことが大きかった。今のカプセルトイ事業もその知見をいかし、社内原型師と協議を重ねながら、かなりの手間暇をかけて原型作りをしています」(開発・Kさん)
「弊社の最大の特徴は、基本的にすべての商品が実在企業の人気製品やキャラクターとのオフィシャルコラボであること。皆さんがご存知の現物を忠実に再現したいので、必然的にクオリティは高くなければいけません。でもカプセルトイの価格は数百円と、予算は非常に限られています。開発チームにはかなり無理をお願いしていますね(笑)」(企画開発・Tさん)