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モモンガの飼い方|フクロモモンガ・アメリカモモンガの餌や匂い、寿命を解説

スタッフ

カインズ How to ペット編

カインズ How to ペット編

カインズ・スタッフ自らが実践した情報満載。動画で見る「カインズ How to」のペット関連のコンテンツを文字起こししています。

足と間についている膜を広げて、まるで鳥のように木々の間を飛び回るモモンガ。大きな目と、ふわふわした姿が愛らしいと、ペットとしても人気が高まりつつあります。

日本でペットとして飼えるモモンガは、実は2種類いるのですが、それぞれ「有袋類」と「げっ歯類」に属する違う生き物であることは、案外知られていません。

ここでは、フクロモモンガとアメリカモモンガの2種類のモモンガについて、飼い方や習性、運動や食事などについて、詳しく解説していきます。

日本でペットとして飼える2種類のモモンガ

現在、日本で新たにペットとして飼育できるモモンガは、「フクロモモンガ」と「アメリカモモンガ」の2種類です。それぞれの特徴や性格を見ていきましょう。

フクロモモンガ

フクロモモンガ

フクロモモンガは、お腹に育児嚢(いくじのう)と呼ばれる袋を持ち、その中で赤ちゃんを育てる有袋類の動物です。グレーがかった被毛と、目から尻尾にかけての黒いラインが特徴です。

野生では、木の穴などに葉っぱを敷いて巣を作り、一夫多妻制の小さな群れで生活をしています。夜行性なため、日中はほとんど寝て過ごします。

きちんと飼育すれば環境によく適応し、飼い主さんとしっかりした絆を築けます。1日2時間以上を目安に、ふれあう機会を設けるとよいでしょう。社会性に長けているため、多頭飼育にも向いています。

とても活発で、ケージから脱走することもしばしば。扉は、しっかりと施錠しておきましょう。

  • 環境によく適応し、飼い主さんとしっかりした絆を築ける
  • 社会性に長け、多頭飼育にも向いている
  • とても活発なので、脱走には気をつけよう

アメリカモモンガ

アメリカモモンガ

アメリカモモンガは、モルモットやハムスターなどと同じげっ歯類の動物です。背中の毛は茶褐色で、お腹の毛は白に近いクリーム色をしています。

フクロモモンガと同様に夜行性です。野生では、広葉樹に巣を作ることが多く、生涯のほとんどを木の上で過ごします。単独で生活していますが、冬になると1つの巣に集まって暖を取る習性があります。

神経質な性格で、飼い主さんになつきにくいといわれています。ストレスを与えないように、優しく、時間をかけて接してあげましょう。ちなみに、赤ちゃんの頃から飼っている場合は、手に乗ってきたりする子もいるようです。

  • モルモットやハムスターと同じげっ歯類
  • 野生では、木の上で単独生活をしている
  • 神経質な性格で、飼い主さんになつくには時間がかかる

モモンガの習性と飼う環境

手の上に乗るモモンガ

モモンガの習性

モモンガの習性といえば、足の間にあるグライダーのような皮膜を広げて、木から木へと飛び移ることでしょう。これはエサを求めて行うもので、秒速16mものスピードで滑空できるといわれています。

また、前述のとおり、フクロモモンガ・アメリカモモンガともに夜行性で、日中はほぼ眠っています。そのため、暗くて狭いところを好む傾向にあるようです。

さらに、フクロモモンガにおいては、ニオイでコミュニケーションを取る習性があります。あちこちに尿をかけたり、おでこや胸にある臭腺(しゅうせん)をこすりつけたりして、テリトリーや発情の有無を知らせます。

  • 足の間にある皮膜を広げ、エサを求めて滑空する
  • 夜行性で、日中はほぼ眠っている
  • フクロモモンガは、ニオイでコミュニケーションを取る

モモンガを飼うケージ

ケージの中に入るモモンガ

野生のモモンガは木の上に営巣し、エサを求めて木々を飛び移っているため、高さがあるケージを選ぶのが理想です。50〜100cmを目安にするとよいでしょう。

ケージには止まり木を設置し、上下運動ができるようにしましょう。止まり木は、歯や爪を研ぐのにも役立つため、なるべく添加剤不使用のものをチョイスするとよいです。

モモンガは、1日あたり平均18時間も眠るため、寝床の用意も忘れずに。ケージに吊り下げるタイプなら、野生と同じような環境で休ませられるでしょう。

トイレのしつけは難しく、どこでも排泄します。ケージの底面にペットシーツなどを敷き、汚れたら取り替えるようにしましょう。

  • 50〜100cmくらいの、高さがあるケージが理想
  • 止まり木や、寝床を設置してあげよう
  • 底面にペットシーツなどを敷いておこう

モモンガを飼う温度

適温は、フクロモモンガの場合は18〜28度、アメリカモモンガの場合は18〜23度です。

とくにフクロモモンガは、熱帯の森林などに生息しているため、寒さが苦手です。室温が20度を下回らないよう配慮しましょう。

いっぽうアメリカモモンガは、カナダ南東部やアメリカなど、寒冷地に近い地域に生息しているため、暑さが苦手です。夏は室温が上昇しがちなので注意しましょう。

  • フクロモモンガは寒さが苦手。室温20度を下回らないように
  • アメリカモモンガは暑さに弱い。夏は要注意

モモンガの運動

運動するモモンガ

モモンガは好奇心旺盛なため、運動不足になるとストレスがたまり、元気がなくなってしまうことがあります。おもちゃなどで興味を引いたり、室内を散歩させたりしましょう。

ただし、室内に放つときは、家具や家電の隙間に入らないように注意してください。モモンガは狭いところを好むので、飼い主さんが管理できる範囲で行うとよいです。

また、適度に日光浴をさせましょう。紫外線を浴びる量が足りないと、骨が曲がったり骨折しやすくなったりする、くる病などにかかりやすくなるためです。

日光浴をさせるときは、直射日光が当たらない程度に日光を取り入れましょう。ちなみに、脱走の危険があるため屋外に出すのはNGです。

  • おもちゃで興味を引いたり、室内を散歩させて運動不足を回避
  • 直射日光が当たらない程度に日光を取り入れ、適度に日光浴を
  • 脱走の危険があるため、屋外に出すのはNG

モモンガの食事

食事するモモンガ

モモンガが食べるエサ

エサは、フクロモモンガとアメリカモモンガで、少し違います。フクロモモンガは果物などを、アメリカモモンガは昆虫などをよく食べるといわれています。

また、野生ではさまざまな物を食べているので、エサのバランスに配慮しましょう。タンパク質と炭水化物を、それぞれ50%を目安に給与するとよいといわれています。

モモンガ専用フードや食虫目の動物用フードに加え、リンゴやニンジン、小松菜、ミルワームやコオロギなどを与えましょう。アメリカモモンガの場合は、リス用混合フードもOKです。

ちなみにフクロモモンガは、樹液や花の蜜が好きなので、おやつにゼリーなどを取り入れるとよいでしょう。

  • モモンガ専用フードと、果物・野菜・ミルワーム・コオロギなどを食べさせよう
  • エサのバランスは、タンパク質50%、炭水化物50%を目安にしよう
  • おやつにゼリーなどを取り入れるのもおすすめ

モモンガの飲み水

いつも新鮮な水が飲めるようにしましょう。ケージに取り付けられる給水器を使うと便利です。

モモンガは、木の上で暮らしているため、床に置いて使う給水器には慣れません。排泄物や、エサのカスなどで汚れるため、衛生的にも不向きです。

モモンガがなかなか水を飲まないときは、シロップなどで甘味を足し、おやつとして与えるとよいでしょう。ただし、栄養が偏らないよう、量はしっかり管理しましょう。

  • いつも新鮮な水を用意しよう
  • ケージに取り付けられる給水器を使うと便利
  • なかなか水を飲まないときは、シロップなどで甘味を足してもOK

モモンガにおすすめのおやつ

モモンガの匂いと鳴き声

モモンガが鳴く

モモンガの匂い(ニオイ)

アメリカモモンガは、ニオイが気にならないといわれていますが、フクロモモンガはニオイが強いほうです。ニオイでコミュニケーションを取るため、あちこちに尿をかけたり、臭腺(しゅうせん)をこすりつけたりするからです。

臭腺とは、おでこや胸にある独特なニオイの液を分泌する器官のことです。大人になるにつれて発達し、メスよりもオスのほうがにおいます。

去勢手術をするとニオイが抑えられるようですが、全身麻酔による負担が大きく、あまり推奨できません。体臭をすっかり除去するのは難しいでしょう。ニオイを軽減するには、ケージの掃除や、部屋の換気が効果的といえます。

  • フクロモモンガはおでこや胸に臭腺がありニオイが強い
  • 体臭を完全に除去するのは難しい
  • ケージの掃除や部屋の換気で対処を

モモンガの鳴き声

アメリカモモンガの鳴き声は「キィー」「ピー」といった超音波で、私たちの耳には、あまり聞こえません。いっぽうフクロモモンガは、さまざまな声で鳴き、感情を表現します。

機嫌がよいときは「プクプク」や「キュッキュッ」、甘えたいときは「シューシュー」と鳴きます。怒ったり、威嚇したりするときは「カチカチ」や「ギーギー」などと鳴きます。

いつもは小さな声で鳴きますが、怒っているときや、寂しいときは大きい声で鳴きます。また、夜行性なため、とくに夜に鳴くことが多いです。

  • アメリカモモンガの鳴き声は超音波で、あまり聞こえない
  • フクロモモンガは、さまざまな声で鳴き、感情を表現する
  • 夜行性のため、とくに夜に鳴くことが多い

モモンガってどんな生き物?

二匹のモモンガ

モモンガが住んでいる場所

フクロモモンガはオーストラリアやニューギニア、アメリカモモンガはカナダ南東部やアメリカの森林地帯に生息しています。なお、近年では森林破壊が進み、生息数は減少傾向にあります。

モモンガの寿命

およそ10年で、小動物の中では長いほうです。飼育環境によっては、寿命の半分しか生きられないこともあるため、注意が必要です。

モモンガの値段

15000〜30000円で販売されることが多いようです。価格は、毛の色によって変動します。

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