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仏花にも使えるアスターの花|特徴や育て方・切り花を長持ちさせるコツを紹介

スタッフ

カインズ How to 園芸編

カインズ How to 園芸編

カインズ・スタッフ自らが実践した情報満載。動画で見る「カインズ How to」の園芸関連のコンテンツを文字起こししています。

仏花として知られるアスターの花は、自宅でも栽培できます。小ぶりな花が咲く、可憐なアスターの栽培を楽しみましょう。ここでは、アスターの花を育てたい人に向け、アスターの特徴や育て方、切り花を長持ちさせるコツなどを解説します。

名前が似ている宿根アスターとの違いや、区別する方法も紹介するため参考にしてください。

アスターの基本情報

ピンク色のアスターの花

現在「アスター」の名前で呼ばれているものはキク科の一年草のエゾギク(学名:Calistephus chinensis)です。このほかにも多年性の宿根アスターなどもあります。アスター(エゾギク)は春にタネをまいてお盆のころに花を咲かせ、育て方も難しくありません。宿根アスターも、一度植えつけておくと夏頃に花を咲かせてくれるので、こちらも育てるのは簡単です。

原産地

中国北部原産のアスターは、耐寒性と耐暑性がよく、園芸初心者でも育てやすい植物です。アスターは苗の状態で冬を越すため、成長中の株を寒さから守る必要があります。

屋外に苗を置く場合は霜対策が必要です。

アスターの花の特徴

青色のアスターの花

アスターの仲間の花の特徴について、花の色やサイズ、開花時期などについて紹介します。

花の外観

アスターはポンポン咲きや、八重咲きなどのふんわり丸いタイプもあれば、マーガレットに似たフラットな一重咲きタイプもあります。

花のサイズもさまざまです。直径3cmほどのものがよく見られますが、大きなものは15cm程度にもなります。花びらの色はピンクや赤、紫、白、黄色のほか、グラデーションがかった品種も見られます。

開花のピーク

アスターは6月頃から咲き始め、お盆の仏花としての需要が高まる7~8月頃に、ピークとなります。乾燥気味に育てると、開花が早まる場合があります。

一年草のアスター(エゾギク)と宿根アスター

アスター(エゾギク)は一度花を咲かせると枯れてしまう「一年草」です。宿根アスターは冬になると地上部が枯れ、根だけになって冬越しして翌年また花を咲かせる「宿根草」です。一年草は、種をまいた年に成長し、花をつけ、やがて枯れてしまいます。枯れた株は、水や肥料を足しても回復しません。そのため、毎年タネをまき直す必要があります。

アスターの栽培に適した環境

アスターの花と園芸用具

アスターは日光を好む植物です。日光が弱ければ、茎が徒長して軟弱に育ち、花つきが悪くなります。たっぷり日差しの当たる場所で育てましょう。日が当たりにくい奥まった場所だと病気も発生しやすくなるので、風通しのよい場所がおすすめです。

土は、水はけと水もちのバランスがよくなるよう耕しておきます。植え場所はよく耕して腐葉土や堆肥をすき込み、苦土石灰を混ぜ込んでおきましょう。

アスターの植え方

苗を持つ手

アスターの苗は3~5月頃に出回ります。鉢であれば直径20〜30cmの鉢に1株、60cmプランターであれば2〜3株が適当です。庭や花壇に植える場合は、株間を15〜20cmほど取って植えつけます。るので、これを購入して植えつけるのが一般的です。
植え付けます。複数の苗を植える場合は、15cmほどの間隔を設けましょう。

一年性のアスターをタネから育てる場合は前の年の9〜10月か3〜4月にタネまきをします。3号のポリポットに湿らせたタネまき用土を入れ、タネをまいたら軽く土をかぶせ、土が乾かないように管理します。

アスターの水やり

苗に水をやる手

アスターは比較的乾燥には強いのですが、加湿に弱い植物です。基本的な水やりとしては、鉢やプランターでは土の表面が乾いたら水やりをします。庭植えでは植えつけてから2週間以上経っていれば基本的に水やりは不要です。

春〜秋の水やり

鉢やプランターに植えたものは、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷりと水を与えます。庭植えは基本的に水やりは必要ありませんが、30℃を超える猛暑で雨も降らないような時は、夕方に水を与えます。

葉やつぼみに水をかけると過湿で傷むことがあるので、水やりをする際は株元に直接水を注ぐようにしましょう。

冬の水やり

冬の水やりも基本はほかの季節と変わらず、鉢土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷりと水を与えます。気温が下がる夜に水を与えると根が寒さで傷むことがあるので、午前中の明るい時間帯に水やりをするのがよいでしょう。

アスターに適した肥料

土に肥料を与える

植え付けの際、自分で用土を配合する場合や庭に植えつける場合は、忘れずに緩効性化成肥料(ゆっくり効く粒状肥料)と苦土石灰を土に混ぜ込んでおきましょう。使うのは一般的な草花用の化成肥料でよいでしょう。市販の観葉植物用の培養土には肥料が配合されているので、さらに肥料を加える必要はありません。

多品種なアスターの花

たくさん咲いているアスターの花

アスターは品種が非常に多い花です。知名度の高い品種に関し、特徴を紹介します。

ステラトップブルー

直径3cmほどの半八重咲の品種です。人工的にわき芽を発生させる摘芯処理をせずとも、自然に枝分かれし、横方向に大きく広がります。

小さな花びらが密集した筒状花の部分が黄色く、花びらは紫色で外側ほど色が濃くなります。花の形はややフラットです。

松本イエロー

やさしい黄色が特徴のアスターです。花の大きさは直径5cm程度で、筒状花の面積が広めです。背丈は70~80cm程度で、育ったものは切り花に適します。

ほかのアスターよりも病気に強く、園芸初心者から農家まで、多くの環境で育てられています。

シャギーディープローズ

花びらは深い紫色で、中心部を隠すように緩やかにカーブしています。花の大きさは、ほかのアスターよりも大きめです。

立体的な大輪八重のシャギーディープローズは、仏花以外に、フラワーアレンジメントでもよく用いられます。

ハナパープル

花のサイズは約3.5cmの一重咲きです。フラットな形、紫色の花びら、分岐のしやすさなどはステラトップブルーに似ています。

一方、花びらは中心に近い部分まで濃い紫色で、筒状花の黄色とのコントラストが見事です。

セレネピンク

セレネピンクも、ステラトップブルーやハナパープルと同様、一重咲きのフラットな花を咲かせ、分岐しボリューミーに広がります。花びらはピンク色です。

宿根アスターとの区別

シーツの上の宿根アスター

アスターと宿根アスターは、いずれも名前に「アスター」が入っています。それぞれを区別する方法を紹介します。

花の形の違い

宿根アスターは別名「孔雀アスター」とも呼ばれる、アスター属の植物です。一方、アスター(エゾギク)はカリステフス属の植物です。

さまざまな花の形の品種をもつアスターと比べると、宿根アスターの花はフラットなものが多い傾向があります。

開花時期で区別する

アスターは6〜8月に開花します。宿根アスターは8~11月頃に開花し、秋の風景を彩ります。

一年草と多年草で比較する

アスター(エゾギク)は一年草なので一度花を咲かせると枯れてしまいますが、宿根アスターはその名の通り宿根草なので、秋に地上部が枯れても翌年になるとまた芽吹き、花を咲かせてくれます。

一年草のアスターは春にタネをまけば夏には咲いてくれる育てやすい花ですが、庭に植えっぱなしにしておいて毎年咲いてくれるという意味では、宿根アスターの方が楽ちんともいえます。

アスターの切り花を長持ちさせるコツ

仏花の切り花

切り花を長く楽しむためのコツは「きれいな水に生けること」と「切り口を清潔に保つこと」です。水はできるだけ毎日取り替え、切り口が茶色く柔らかくなってきていたら、切り直しましょう。切り口は水の中でハサミで斜めに切り落とし、水揚げを良くして上げるのがポイントです。

アスターの花で気をつけたい病害虫

アスターの花で気を付ける害虫の1つ、アブラムシ

アスターの花が咲く夏は、植物が病害虫に悩まれやすい時期でもあります。気をつけたい病害虫を紹介します。

立ち枯れ病

立ち枯れ病とは、黄色や赤色のカビが生え、やがて株全体が壊死する病気です。立ち枯れ病は高温多湿の状態が続くと発生するため、水やりの頻度に注意して管理しましょう。また、鉢植えであれば風通しのよい場所に移動させましょう。

病気の発生を見つけたら、薬剤で処理するか、病気の部位を切除して対応します。

害虫

アスターが被害を受けやすい害虫は、以下のとおりです。

  • アブラムシ
  • ハモグリバエ
  • シンクイムシ
  • ヨトウムシ
  • ウリバエ

害虫は、食害をもたらし、病原菌を広めるなど厄介な存在です。見つけしだい取り除くか、薬剤で駆除するか、ホースの水流で洗い流しましょう。

アスターの花は連作に不向き

スコップで土を掘る手

連作とは、同じ場所で、同じ種類の植物を立て続けに育てる行為です。連作は、土の栄養分が偏り、病原菌の蓄積が懸念されるため避けましょう。

アスターは、連作による悪影響が出やすい植物です。同じ場所にアスターを植える場合は、最低3年は間をあけてください。

宿根アスターはそのまま数年植えておいても大丈夫ですが、一度株を抜いたら、同様に数年間をおいてから植えつけましょう。

アスターの花言葉

深い愛情でつながる手

アスターは花の色で花言葉が異なります。たとえば、赤は「変化を求める」、青は「信頼」や「心配」、紫は「深い愛情」や「幸せな恋愛」などの花言葉があります。

アスターは恋占いに使われることが多く、花言葉にも恋愛に関するものが多い傾向です。

まとめ

仏花として飾られることも多いアスターですが、可憐な花はフラワーアレンジメントや寄せ植えにもおすすめです。よく日差しの当たる場所を選び、水やりの頻度に気をつけて育てましょう。切り花を長持ちさせるには、雑菌の繁殖と栄養バランスがポイントです。

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