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空気を浄化し、マイナスイオンを発生するということで話題になったサンセベリア。葉の縞模様が虎の尻尾のように見えるため、「トラノオ」とも呼ばれています。とても丈夫で育てやすい植物なので、初めての方でも枯らさずに育てることができます。
生育が比較的旺盛なので、毎年5月中旬から8月下旬に植え替えます。放っておくと根詰まりを起こして弱ってしまうため、定期的に植え替えをしましょう。
サンセベリアは鉢植えで育てます。通気性の良い素焼きのものや、安定感のある陶器鉢がおすすめ。また、苗は葉の色が濃く、株が充実しているものを選びましょう。
気温の高い時期は元気に育つので、5〜9月は屋外の日当たりの良い場所で育てましょう。真夏は強い日差しが、葉が焼ける原因になるため、直射日光を避けられる場所に置きます。
サンセベリアは寒いのが苦手で、越冬温度は10℃以上必要です。10月以降は室内に取り込んで、日当たりの良い場所に置きましょう。ただし、冬場は夜になると窓辺がとても冷え込むため、夜になったら窓から離すようにしましょう。
春から秋は、鉢土の表面が乾いたら水を与えます。鉢の下から水が出てくるまで、たっぷり与えてください。冬は水やりを控え、乾かし気味に管理しましょう。
水はけと、通気性のよい土づくりがポイントです。土は、赤玉土、腐葉土、川砂を、5:4:1の割合で混ぜた土を使用するか、観葉植物の培養土を使用しましょう。
春から秋の生育期に、ゆっくりきく固形肥料を、2ヵ月に1回与えます。
乾燥に強く、過湿には弱い植物です。真夏以外は良く日光に当てて育て、冬は水を断って耐寒性を強くします。冬は寒さで休眠状態になるので、肥料はいりません。
洋室にも和室にも合うサンセベリア。生活になじむ人気の植物を、ぜひ育ててみてください。
Q. 特に気を付けておくべき害虫はいますか?
A. ハダニやカイガラムシは葉に寄生して吸汁するため、注意が必要です。見つけたら殺虫殺菌剤をスプレーして、駆除と予防をしましょう。
Q. 植え替えにコツはありますか?
A. 鉢からサンセベリアを抜き、古い土を優しく洗い流しましょう。日陰で1日乾燥させ、購入した時よりひと回り大きい鉢にバランスよく配置してください。株が弱っている状態で水をやると蒸れてしまうため、植え替え後は1~2週間ほど水やりを避けましょう。
Q. 葉がしなって倒れ、生え際が白っぽく変色してしまったのですが……。
A. 根が腐っている状態、つまり「根腐れ」の可能性があります。原因は土の過湿なので、すぐに水やりをやめて土を乾燥させてください。それでも改善しなければ、土を新しくして、腐った根があれば切り捨てましょう。