泥汚れで悲惨な玄関タイルを神アイテムでピカピカにお掃除してみた
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初夏から9月ごろまで、シラサギが羽を広げたような純白な花を咲かせるサギソウ。その涼しげな姿は、見ているだけで夏の暑さを忘れさせてくれます。花言葉には、「繊細」「無垢」「夢でもあなたを想う」などの意味が込められています。
花もちはさほど良くなく、開花して4~5日で枯れてしまいます。秋には地上部と古い球根が枯れ、新たにできた球根の状態で冬を越します。
サギソウの苗は、葉が変色していたり、しなびているものは避け、葉がみずみずしく力強く立っているものを選びましょう。また、球根から育てる場合は乾燥していない、重みのあるものを選ぶようにしてください。
サギソウは日当たりが良く、風通しも良い場所を好みます。ほかの植物と寄せ植えにしている場合は遮光の必要はありませんが、サギソウのみで育てていて葉が傷む場合は、寒冷紗をかけて20~30%の遮光をしても良いでしょう。
湿地の植物なので、水を好みます。1年を通して水切れをさせないのがサギソウを育てるうえでの大きなポイントの一つです。
ただし、水切れをさせないといっても、根腐れを起こさないように気をつけましょう。また、水やりとは別に空気中の湿度を保つために葉に水をかけてあげるのも良いでしょう。
毎年植え替えていれば肥料はほとんど必要ありません。5月から6月に三要素(窒素・リン酸・カリウム)等量配合の液体肥料を2000倍に薄めたものを、月に1~2回施します。
低湿地に自生している山野草のため、鉢植えは保湿性が高く、栄養分の少ない用土を使いましょう。水苔だけでも問題ありません。
植え付け・植え替えは、毎年1月から3月の休眠中に行います。球根は鉢底近くに潜っている場合が多いので、これを植え直します。
1年を通して水を欠かさず、日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。清楚な姿と優美さを持ち合わせたサギソウ。花言葉のように、繊細で清純なサギソウをあなたも育ててみてはいかがでしょうか。
Q. 気をつけておくべき病害虫はありますか?
A. 褐色の小さな斑点がつき、やがて激しい葉枯れ症状を起こす「葉枯病」には注意が必要です。特に梅雨時期は風通しや日当たりの良い環境で育てることを意識しましょう。害虫はアブラムシに気をつけ、見つけたらエアゾール式の殺虫剤を散布して防除しましょう。
Q. 水やりや越冬の仕方にポイントはありますか?
A. 秋は夜になると気温が下がるため、水やりは控えめにして、鉢の中が過湿にならないように注意しましょう。やがて葉の上から徐々に黄ばみ、初冬くらいに葉が枯れたら、雨に濡れない、凍らない場所に置いて越冬させてください。
Q. 花が咲き終わった後にすることはありますか?
A. 花がらをこまめに摘みましょう。花がら摘みは美しさを保つ目的もありますが、そのままにしておくと栄養が種を作る方にいってしまい、新しい球根を作るための栄養が分散されてしまいます。
観葉植物の土5L