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青紫色の花を咲かせるホテイアオイ。涼しげでかわいらしく、金魚鉢がよく似合いますね。しかしこの植物、世界3大害草の“青い悪魔”と言われるほど恐れられているのです。その猛烈な繁殖力により、水面がなくなって船が難航したり、ボウフラ(蚊の幼虫)が湧いたり、秋には枯れて悪臭を放ち、大変な被害を及ぼしたりすることもあります。
ホテイアオイの開花期は6〜10月。花を咲かせるには日照が必要ですので、日当たりの良い場所で育てましょう。また、植え付けは水温が上がりやすい時期に行いますが、水に浮かべるだけで、特に必要な作業はありません。
ホテイアオイは水草のため、常に水に浸かっている必要があるので、水槽や水鉢に入れて管理します。水鉢の場合は、少し深さがあって、口の広いガラスのものを選ぶようにしましょう。
ホテイアオイは日当たりの良い場所を好みます。耐寒性はありませんので、池などで育てている場合は、元気なうちに数株をバケツなどに移して冬越しさせましょう。花が咲き終わったら、日当たりの良い室内に取り込んで5℃以下にならないように管理します。
ホテイアオイは、水に浮かべて育てるので、水やりの必要はありません。
ただし、夏は水が腐りやすくボウフラが湧くので、10日に1回くらいのペースで水を入れ替えましょう。ちなみにメダカなどを一緒に入れておくと、ボウフラを食べてくれます。
用土も必要ありません。きれいな水より濁った水のほうがよく育つので、底のほうに泥を入れておいても良いでしょう。
肥料を与えると、爆発的に増えてしまうので、基本的には与えないようにします。
非常によく増えるため、育てている場所に合わせて株を間引くと良いでしょう。ホテイアオイは、ほかの植物の成長を阻害する物質を出すと言われています。むやみに捨てると環境問題に発展しかねないので、育てる際には十分に気をつけてください。
Q. かかりやすい病虫害はありますか?
A. ホテイアオイは病害虫にはほとんどかからない丈夫な植物ですが、夏場にアブラムシが発生した場合は薬剤などで駆除しましょう。ただし、メダカなどの小魚と一緒に育てている場合は、魚に影響が出る場合があるので避け、水中に沈めて害虫や卵を駆除するようにしましょう。
Q. 葉が水面を覆うほど増えてしまったのですが、問題ないでしょうか?
A. メダカなどの小魚と一緒に育てている場合、メダカが根に絡まったり、酸欠になったりする可能性があります。増えすぎたホテイアオイは、水中・水面のどちらも剪定(トリミング)するといいでしょう。
Q. 小さな容器に入れて栽培する予定ですが、育てやすい品種はありますか?
A. その場合は、ホテイアオイと比べて大きさが半分以下であり、成長スピードの遅いミニホテイアオイがおすすめです。葉が水面を埋め尽くしたり、大きくなりすぎて処分に困ったりするなどの問題が、ほぼ解消されるでしょう。