庭に残る切り株を除去したい! 自分で伐根する方法や道具とは?
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真夏の太陽と青い空がよく似合うブーゲンビリア。とても鮮烈な色の花を咲かせますが、実は花に見えているのは花ではなく、苞(ほう)で、ブーゲンビリアに花びらはないのだそうです。花言葉は「あなたしか見えない」、「あなたは魅力に満ちている」という意味で、意中の相手へのプレゼントにぴったりです。
開花期は6〜11月頃。開花期が長く、初心者でも育てやすいつる性の植物です。植え付け・植え替えの最適なタイミングは5〜7月頃で、気温が20℃以上の暖かい日に行いましょう。
ブーゲンビリアの根は、横に伸びず下に伸びていくため、鉢はできるだけ縦長かつ深さのあるものを選びましょう。また、土は排水性・通気性のあるものがよく、市販の培養土は草花用を選ぶのをおすすめします。
お日様が大好きなこの花は、光が当たっていないと、日照不足で花が落ちてしまいます。できるだけ明るい所で育てましょう。ただし、夏場に購入した苗をいきなり直射日光に当ててしまうと、葉焼けを起こす可能性があるため、最初の1週間程度は半日陰で育ててください。
水やりは、土の表面が乾いてきたら、鉢底から水がしみ出るくらいたっぷりと与えます。乾燥を好むため、受け皿にたまった水は捨てるようにしてください。また、真冬に水を与え過ぎると、根腐れしてしまうので注意しましょう。
ブーゲンビリアは肥料を与えすぎると、葉ばかり茂って花があまり付きません。
開花後に、1ヵ月ほど効果の続く「置き肥」を施すくらいで良いでしょう。
毎年植え替えると花がつきにくくなるので、2、3年に一度行います。時期は4月頃から5月頃、ひと回り大きな鉢に、水はけの良い用土を入れて植え替えましょう。
生育期は吸い上げが良いので、水切れに注意しなければなりませんが、気温が下がるにつれて水やりの回数を減らしていきます。肥料は、花つきの鉢で購入した場合は、花が色あせるまであまり必要ありません。
見る人を、明るく爽やかな気分にさせてくれるブーゲンビリア。あなたも育ててみてはいかがですか。
Q. 注意したい病害虫はありますか?
A. ブーゲンビリアは害虫にも比較的強い植物ですが、風通しの悪い場所に置いてあるとアブラムシの被害にあうことも。アブラムシは株の栄養を吸汁して弱らせるだけでなく、すす病(光合成ができなくなって枯れる原因になる病気)を誘発する恐れがあります。見つけた場合は水をかけて洗い流したり、殺虫剤を散布したりして対処しましょう。
Q. 良い苗の選び方はありますか?
A. 葉先が黄色くなって萎れているものは、根が弱っている可能性があります。葉の色が鮮やかで、艶があるものを選びましょう。また、アブラムシが寄生していないか、すす病にかかっていないかなども確認してください。
Q. 剪定はどのように行えば良いですか?
A. 不要な部分を切ってしまい、元の状態に戻す「切り戻し」で剪定します。伸びすぎた枝先は、都度切り落としましょう。また、花は枝の真上につく性質があるため、できるだけ横に誘引して育てるとバランスよく花がつきます。