埼玉県平野部なぜ暑い? 熊谷地方気象台と熊谷市長に聞いてみた
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目次/ INDEX
パンジーはヨーロッパに分布する数種のスミレ類を掛け合わせてできた園芸植物です。パンジーの語源はフランス語のパンセに由来し、花の咲いている姿が物思いにふけっているように見えることからこの名がつきました。花言葉には「純愛」「私のことを思って」といった意味が込められています。
8月下旬~9月初旬に種をまくと、11月~5月に花を咲かせます。高温多湿に弱く、6月ごろには枯れてしまうので植え替えの必要はありません。
苗から育てる場合は、株元がしっかり根を張っている、がっしりしたものを選ぶようにしてください。虫がついていないか、葉色が悪くないかなどを確認するのも大切です。また、背丈が他の苗よりも伸びて茎が弱々しいものは、日照や栄養が不足している「徒長」の状態にあるため、これも避けてください。
種をまき、発芽するまでは風通しの良い日陰で、発芽したら日当たりの良い場所で育てます。また、本葉が触れ合うほど込み合っている場合は適宜間引きをしましょう。
土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えましょう。冬場は土が凍ってしまうのを避けるため、午前中に水やりをします。
有機質に富んだ水はけの良い土で育てましょう。少ない苗数なら花用の培養土で大丈夫です。
肥料は植え付ける際に、緩効性の粒状肥料を土に混ぜ込んでおきます。
3月いっぱいまで10日に1回の割合で液体肥料を与えるようにし、4月以降は肥料を与えないというやり方で、満開の花を長期間楽しむことができます。
年内から開花させるには、種は8月下旬~9月上旬にまきましょう。寒さが本格的に来るまでに植え付けてしっかり根を張らせ、日のよく当たる場所で育てます。
パンジーは数千種あるとも言われています。お気に入りを見つけてくださいね。
Q. 病害虫対策はどうしたらいいですか?
A. 灰褐色のカビができる「灰色カビ病」には注意が必要です。夜まで葉が濡れていると発生しやすいため、水やりは基本的に午前中に行いましょう。また、苗が弱っているとアブラムシの被害に遭うことがありますので、見つけ次第駆除しましょう。
Q. パンジーを種から育てているのですが、なかなか発芽しません…。
A. 種をまく時期は8月下旬~9月初旬ですが、発芽適温は15~20℃くらいなので気温が高いと発芽しにくいです。事前に湿らせたコットンなどに種をばらまき、蓋のある容器に入れ、冷蔵庫で数週間おくなどの低温処理をしてから育てると発芽しやすくなります。
Q. 長くパンジーを楽しむためにはどんなお手入れが必要ですか?
A. 状態の良い茎を残し、栄養を集中させることがポイントです。ほかの茎よりも間延びしてしまった茎は、たとえ花が咲いていたとしても根本から切りましょう。また、種をつけた花はそのままにしておくと種に栄養が集中してしまうので、花がら摘みを行うのが効果的です。
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