平成ギャルの、ガラケーを「デコる」技術。「デコ電」の歴史と作り方を専門家に教わった
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素敵なお庭やベランダにマストの要素といえば「素敵な花壇」です。そんな花壇、実は意外と簡単にDIYで作ることができます。自分好みの花壇があるだけで、おうちで過ごす時間がより充実するはず。
そこで、今回は初心者でも失敗しない花壇の作り方を、工程写真や解説動画付きでご紹介いたします。
まずは花壇を作る場所を選びます。できるだけ、日当たり・水はけが良く、北風が防げる場所に作りましょう。
掘り起こした土1㎡当たりに対し、バケツ1杯分の堆肥と油粕3握り、骨粉1握りを加えてよく混ぜ合わせましょう。堆肥とは雑草や落ち葉、動物の糞などを発酵させたもので、植物が育ちやすいように土の保水性や通気性を高めてくれます。さらに、植物が育つのに必要な養分を補うため、肥料として油粕や骨粉を加えます。
次に土の酸性度(pH)を調整しましょう。植物にもよりますが、一般的には弱酸性〜中性くらいの土が草花を育てるのに適しています。酸性度を測る方法としては、直接土に差し込んで使える器具や、土にかけると色が変わる試薬などがあります。
酸性度が高い場合は、アルカリ分を多く含む苦土石灰などを加えてください。1㎡当たり、100g程度を加えてよく混ぜ合わせましょう。
さまざまなデザイン、材質の縁取り用フェンスがあります。好みのものを選びましょう。
花壇の形には大きく分けて「角型花壇」と「円形花壇」の2種類があります。それぞれの花壇の特徴や、植え方のポイントを紹介します。
角型花壇は、家庭に作る花壇として一般的な形です。一年草、球根など種類の異なる花を組み合わせて植えると、季節を通して楽しむことができます。一年草はワンシーズンで枯れてしまいますが、その分、毎年違う花を植え替えて楽しめるのが魅力です。球根は育てやすく、数年にわたって季節ごとに花を咲かせてくれます。
植える花は、背丈の高いものと低いものを組み合わせると立体感が生まれます。建物の軒下などに沿って花壇を作る場合は、基本的に前から鑑賞することになるので、後方に背丈の高い草花を植え、手前にいくほど低くなるように植えると、美しく仕上がります。
広いスペースがあれば、円形の花壇を楽しむのも良いでしょう。スペースがない場合は、画像のように角型花壇の中に小さく円形に囲ったスペースを作るなど、アレンジを加えて楽しむこともできます。
Q. 初心者はどんな花を植えるのがいいですか?
A. 初心者の場合、切り戻し(伸びた茎や枝をカットする作業)などお世話の手間がかからないもの、病気に強いもの、花が咲く期間が長いものなどが向いています。
Q. 肥料はどんなものを選べばいいですか?
A. 花の種類や育てる場所などによって異なります。有機肥料は、多くの量でも安心して与えることができます。一方、化成肥料は即効性があり、小さな虫などが寄りにくくなるので、花壇が建屋の近くにある場合などにもおすすめです。
Q. 花壇で花を育てる時の注意点はありますか?
A. 花壇の場合、室内に置く鉢植えなどと比べると頻繁な水やりは必要ありません。屋外に設置されているので、雨や周りの土からも吸水できるからです。あまり水をあげすぎてしまうと、根腐れの原因となるため注意が必要です。土が乾いているようなら水をあげるようにしましょう。
花壇作りでは「肥料は何を使うか」や「どんな形状にするか」など、さまざまなポイントがありますが、どれを選ぶかは設置するスペースや育てたい花によって変わります。
この記事を参考に、自分の理想の花壇をイメージして最適な方法を考えましょう。