春の花30選|3月・4月・5月に咲く種類や育て方を一覧で解説
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埼玉発の中華チェーン「ぎょうざの満洲」。
埼玉を中心に、東京や群馬、さらには関西でもじわじわと存在感を強めている町中華系のチェーン店です。
ぎょうざの満洲に行ったことがない方も「3割うまい!!」というキャッチコピーは、目にしたことがあるのではないでしょうか。
ぎょうざの満洲の前身となる中華料理店は1964年に創業。金子梅吉会長が28歳のころ埼玉県所沢市に開いた「満洲里」からスタートしました。1977年には現在の「ぎょうざの満洲」に改名し、焼餃子をメインにチャーハンやラーメンを提供しています。
カインズとの関係なども含め、いろいろ謎が多い「ぎょうざの満洲」について、広報さんに根掘り葉掘り話を聞いてきました!
良い焼き色。カリカリな食感。「ぎょうざの満洲」の餃子は、野菜のシャキシャキ感と、それを包むモチモチした皮のバランスが人気
── 今日はよろしくお願いします! さっそくですが、「3割うまい!!」ってどういう意味ですか?
── 美味しさが「3割増し」のことだったんですね。7割はどこ行ったんだろうと思っていたので、安心しました。
ぎょうざの満洲
小皿にもマスコットキャラクターと「3割うまい!!」のキャッチコピー
ぎょうざの満洲
── なるほど。経営で大切にされていることが込められているんですね。
「ぎょうざの満洲」の焼餃子とチャーハン
── マスコットキャラクターに名前はあるんですか?
ぎょうざの満洲
── ラーメンだけでも「ラン」になりますよね。
ぎょうざの満洲
── モデルはいるんですか?
ぎょうざの満洲
── 社長さんがモデルだったんですね! 「ぎょうざの満洲」は、駅前に多く出店されていますよね?
ぎょうざの満洲
── 駅前ルールは昔からあるんですか?
ぎょうざの満洲
ベイシアゲート本庄早稲田の敷地内に立つぎょうざの満洲
── でも、カインズ本社の目と鼻の先にある本庄早稲田駅前店は「駅前」ではあるものの、在来線ではなく、新幹線用の駅ですよね?
ぎょうざの満州
── なんと。どうして出店することになったんですか?
ぎょうざの満州
※ベイシア:カインズと同じグループ会社のショッピングセンター
ぎょうざの満州
ベイシアゲート本庄早稲田。スーパーマーケットのベイシアをはじめ、ホームセンターのカインズ、スポート用品店や書店、フィットネスクラブなども揃った一大ショッピングモール
ぎょうざの満州
── 創業からのルールですもんね。
ぎょうざの満州
── 説得されるがままに出店してみて、結果はどうだったんですか?
ぎょうざの満州
テイクアウト用の餃子が並ぶ冷凍庫。他店と比べても1.5倍大きい
ぎょうざの満州
──なるほど! 立地とテイクアウト餃子の相性が抜群に良いんですね。そうなると、以降も「駅前だけでなく大型駐車場がある立地に出店しよう」という流れにならなかったんですか?
ぎょうざの満州
──あるルール?
ぎょうざの満州
──へー、面白い! そんなルールが生まれるほど、本庄早稲田駅前店のインパクトは大きかったんですね。
ぎょうざの満州
ぎょうざの満洲本庄早稲田駅前店 左奥に見えるのがカインズ本社
──本庄早稲田駅前店は、カインズの本社がすぐ近くにあるので、カインズ社員の第二の社食と化しています。社員からメッセージを預かってきたので聞いてもらえますか?
ぎょうざの満洲
カインズ中西(男性・30代)
カインズ飯塚(女性・50代)
カインズ今吉(男性・40代)
──毎週、通いたくなる味の秘密は何かあるんでしょうか? ぎょうざの満洲と言えば、メニューの「健康」への意識が他の餃子チェーンと比べて強いと感じます。
ぎょうざの満州
ぎょうざの満州
──ライスは玄米と白米を選べるとか、チャーハンは、玄米と白米の半々とか、オペレーションが大変そうですが、それでも実現できたのはすごいなと感じます。
ぎょうざの満洲のチャーハンには玄米が混ざっている。食べてみると「玄米が入っている」と言われないと気づかないくらい馴染んでいて、ガツンとした満足感を保ちつつ、パラパラ感が増している
ぎょうざの満州
玄米と白米を炊き分けないといけないですし、単純に2倍の炊飯ジャーが必要になるので、いきなり導入するのは難しかったです。
ちなみに、白米と比べて玄米は味が濃いので、塩分を減らしています。
── 各店舗から反対があったのでは?
ぎょうざの満州
──今、しっかり根付いているということは、結果は良かったってことですね?
ぎょうざの満州
──毎日食べても飽きないお母さんの味を求めた結果、他にも変わったことはありますか?
ぎょうざの満州
── 大胆な変更ですね。
ぎょうざの満州
ぎょうざの満州
ぎょうざの満州
── 途絶えることのない改良と、健康への心遣いの積み重ねが、結果的にぎょうざの満洲のファンを生み出してるんですね。
1964年創業当初の中華料理 満洲里 「現 『ぎょうざの満洲』」
インタビューを通して見えてきたのは、「ぎょうざの満洲」が持つ健康へのまっすぐな想い。中華のような油の多い料理でも、こうして健康に気を遣い、少しでも罪悪感なく食べられるものだと嬉しいですよね。
20年以上、平均10%の成長を続けているぎょうざの満洲。
その秘訣は、常にルールを疑い、「安くておいしい食事を安心して食べられる店」を一途に求める姿勢にありました。
ぎょうざの満州