バブルーンで洗面台とトイレを泡掃除してみた。驚きの効果は閲覧注意!?
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唐突にすみません、飲み食い大好きライターのヒラヤマヤスコです。
めちゃくちゃ生活感のある台所からこんにちは
「中華料理」「辛いもの」「酒に合うもの」が大好きなので、家には常にラー油をストックしています。最近は餃子なんかも、お酢とラー油だけで食べるのが好きです。
また、中華はもちろんですが、ゴマだれとラー油でうどんを食べたり、おでんに「食べるラー油」をちょい乗せしたり、ちょろっと垂らすだけでいろんな料理にブーストをかけてくれる、頼れる食卓の友。
せっかくなら、もっとおいしいラー油を食卓に常備したい!
なんなら自分でいつでも作れるようになりたい!
というわけで、中華街へ走っていろいろ材料を買いあさってきました!
今回、作るラー油は4種類。
前半の2種類は、中華料理の監修やアドバイザーなどをされているアイチーさんに、簡単でおいしいラー油の作り方を伝授してもらいました。頼もしい!
愛吃(アイチー)
中国各地の多彩な地方料理との出合いを楽しむコミュニティ『中華地方菜研究会~旅するように中華を食べ歩こう~』主宰。中華料理にまつわるコーディネート・アドバイス・監修なども行う。一つの「食」を愛し極めた「偏愛フーディスト」プロデュースの期間限定レストラン『偏愛食堂』中華料理担当。料理・飲食系Webサイトにて執筆記事多数。
覚えると一生、ラー油には困らない(!)シンプルなラー油レシピから、フレッシュハーブを使った変化球まで、いろいろ作ってみようと思います。
使用する粉はこの3つだけ!
まずはお手軽なシンプルラー油から調理スタート。材料もすべてスーパーで揃い、工程わずか3つ、なんなら所要時間も3分でできちゃいます。粉を合わせて、油をあっためて、粉にかけたら完成。
「ラー油買い忘れた!」って時にパパッと用意できるのがうれしいですね。
材料は下記の通り。
《粉》
《油》
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アイチーさんいわく、一味唐辛子で作るとストレートにビシッと辛く、七味唐辛子で作ると辛みがマイルドでほんのり爽やかな味わいに仕上がるそう。私は辛いのが好きなので、一味唐辛子を用意しました!
五香粉や八角、いまや庶民派のスーパーにも並んでることが多くなりましたよね。ひとふり&ひとつ加えるだけで一気に本格的な味わいになるので、いい時代になったな〜と思います。
サラダ油を鍋へ……
サラダ油を鍋に入れて、八角を1つ落とし、中〜弱火で油を温めていきます。目指す温度はだいたい160℃。
鍋はこちらの『厚板アルミ行平鍋 16cm』を使いました。フチに注ぎ口がついているので、熱い油を注ぐ時にも安心です。
細かーい泡が出ているの、わかりますか?
160℃くらいの温度で、八角がチュワチュワ音を立てて細かい泡が出てきます。この状態をキープして、油に八角の香りを移します。
粉にかけた時に、ジュクジュク穏やかな泡を立てながらじんわり全体がなじむそう。これより温度を高くすると、かけた時の泡立ちの勢いがよくなり、煙と香りが立って香ばしさが加わると教えてもらいました。
このへんは好みでいいですが、油の温度が高すぎると焦げやすくなります。ちなみに、八角からブクブク泡が出て、いかにも“揚げてる”ような状態になると温度が高すぎ。火を止めるか、鍋を火元から離して温度を調整しましょう。
温まった油をボウルにかけたら完成です。
ジョワーーーー
泡が立つと同時に、唐辛子の香りが立ち上ります。これで完成!
あとは冷まして清潔な瓶に保存するだけ。めちゃくちゃ簡単ですよね。
続いて作るのは、先ほどの「基本のラー油」をベースに、香り付けのためのスパイスをたっぷり使った「アレンジラー油」。具材として干しエビやにんにくも加えて“食べるラー油”としても使えるものを作ります。
八角のほかに香味移しに良いものは、「ローリエ・花椒・桂皮・草果・香菜・玉ねぎ・長ねぎ・生姜がおすすめですよ〜」とアイチーさん。
「香味と食感の追加には、砕いたピーナッツ・刻みorスライスのにんにく・干し桜エビなどを加える」、「すりゴマの代わりに花椒粉・ピーナッツ粉にしてもおいしい」などの情報もゲット。説明を聞いただけでもわかる、ラー油の無限なる可能性……。
材料にはさまざまなスパイスを使いますよ!
「せっかくならいろんな香りを忍ばせたい!」ということで、アレンジラー油のラインナップはこちら。
《粉》
《油》
《味付け》
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香り付けのスパイスが多いので、油は気持ち足してもいいかもしれません。
まずは干しエビとにんにくを細かいみじん切りにして、唐辛子と合わせておきます。
一味唐辛子も、中国産ものをチョイス。国産の唐辛子はソリッドな辛さなんですが、中国産の唐辛子は辛さのなかに甘い風味や香りがあるんですよね〜。
スパイス類を油に浸すようにして火にかけます
甘っぽいのと爽やかなのと辛っぽいのと、いろんな香りが鍋から立ちのぼって、すごく幸せな気分に! 香りだけでよだれが出てきちゃう!
時折、鍋を斜めにして全体に油が回るようにしたり、長ねぎをひっくり返したりしながら、じっくり火を入れていきます。
油に十分に香りがうつったら、先ほどのボウルに油をかけて完成です。
スパイスたちを回収!
ちなみに、スパイスの回収には「かすあげ」が便利です。本来は揚げ物をした時に天かすをキャッチするやつなんですが、金属製なので油が高温でも溶ける心配がなく、網目が細かいので花椒などの細かい粒もすくいやすいですよ。