引っ越しの荷造りはいつから始めるのがベスト? 梱包のコツと便利グッズをプロが伝授
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押入れのDIYに興味がある人に向けて、DIYを始める前のチェックポイントや注意点について解説します。アイデアと材料次第で、押入れのDIYは賃貸でも取り入れることができますよ。子供部屋にしたり、見せる収納スペースにしたりと、押入れDIYの上級者さんのおしゃれな実例を交えながら解説していきます。
幅や奥行きがあるので、布団や収納ボックスといった大きな荷物をしまっておくには大変便利な、押入れ。日本の住宅や和室で古くから重宝されている収納空間です。和室のお部屋であれば必ずと言って良いほど備え付けられていますが、収納スペースとして活用しきれていない人は意外に多いのではないでしょうか。
そこで今回は、幅や奥行きがあり広さは十分な押入れを、アイデア次第でさらに活用できる押入れのDIYについてご紹介します。いざ活用方法を考えたり、自分で材料を用意したりとなると「さて何から始めれば?」「賃貸でもOK?」など疑問がたくさん。まずは、押入れのDIYに取り掛かるにあたってのチェックポイントを押さえましょう。
まず初めに、押入れのDIYに取り掛かる前に押さえておいていただきたいポイントを4つにまとめました。
使い道を持て余してしまった、押入れ。幅や奥行きのある広々とした空間なだけに、いかようにもDIYを楽しむことができます。そこで、最初にチェックしておきたいのは、賃貸と持ち家でDIYの許容範囲に違いが出てくるということ。賃貸であれば、現状の仕様を生かしつつ既存の押入れのイメージに捉われないアイデアでDIYを楽しみましょう。持ち家であれば、空間を上下二段に仕切っている中板を取り外してしまったり、ペンキを塗ったりとカスタムの度合いがさらにアップします。
押入れのDIYは空間を上下二段に仕切っている中板をそのままにするか、外すのかによって空間の使い方に大きな違いが出てきます。外す場合のお役立ちアイテムは、バールや釘抜き。中板は釘止めで固定されていることがほとんどなので、バールや釘抜きで簡単に取り外すことができますよ。
賃貸でも持ち家でも、襖(ふすま)は取り外してしまいましょう。襖が無くなるだけで、一気に空間の使い勝手が良くなります。賃貸の人は、退去時に現状復帰できるように邪魔にならないスペースで襖は保管を。
他にも、押入れならではの特徴として、湿気によるカビや結露が生じやすいというデメリットが挙げられます。DIYを施したとしても、押入れは外壁に接しているケースが多いという元々の間取りの都合や、押入れ特有の奥まった構造による通気性の悪さからこの特徴は変わりません。湿気を防止するために対策を施すことはもちろんですが、万が一、湿気が溜まってしまっても問題ないようにDIY後の使い道を決めるようにしてください。
すでに押入れのDIYを実践されている方々の投稿をInstagramからピックアップ。お手本にしたい実例集としてまとめました。
@kokko_619 / Instagram
押入れの下段をお子さんのためのキッズスペースとしてDIYされたという@kokko_619さん。絵本を読んだりシール貼りをしたり、お絵描きをしたりと色々な使い方ができそうな空間です。身長の低い月齢のあいだは大人の目の届く範囲にこんなキッズスペースを設ければ、親子間のコミュニケーションもとりやすくなりそうですね。
@tomomi_1013_0707 / Instagram
生活雑貨に加えて、お子さんのおもちゃや勉強用品が収納されているという@tomomi_1013_0707さんによる押入れ収納はこちら。新たに棚を設けて空間を区切れば、用途ごとに収納スペースも整理できるので毎日の使いやすさは抜群です。押入れ特有の大きな空間を見事に活用された事例です。
@uni___room / Instagram
押入れといえば和室にくっついているもの......ですが、@uni___roomさんによる押入れのDIYは、押入れ特有の和室っぽさをリセット。アパレルショップのように衣類を配置したり、ドライフラワーを吊るしたりと細やかなこだわりを感じられる空間に。まとまりのある見せる収納スペースが完成しました。
賃貸か持ち家かといった4つのチェックポイントを押さえたうえで、必要な材料や工具を揃えたら、いよいよ押入れのDIYがスタートです。子供たちがワクワクするような子供部屋にしてみたり、アパレルショップのように衣類を並べた見せる収納スペースにしてみたりと、アイデアは無限大。
今回ご紹介した内容を参考にしつつ、ご自宅の押入れの活用方法をレベルアップさせるべく、押入れのDIYにぜひチャレンジしてみてくださいね。