日傘のスキをなくしたら妖怪っぽくなった話
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目次/ INDEX
いよいよ新生活を迎える新居が決まって、あとは入居を待つのみ。入居前の新居はゴミや汚れのない清潔な状態です。
ところが、旧居からいざ荷物を運び終えてしまうと、途端にモノがゴチャッとして生活感が出はじめてしまうことは避けられませんよね。そんな慌ただしい日々のなか、今まで以上にスムーズにお引越しを進めるために、お掃除上手さんたちのあいだで話題の「入居前にやること」というチェックリストをご存知ですか?
今回の入居前にやることリストでは、荷物を運び終えてしまう前の「入居前」の期間を使って、簡単テクニックでキレイなお部屋を維持する入居前にやること23選をご紹介します。
入居前にやることを実践しておく主なメリットは次の通りです。
入居前にやることの中には汚れやカビを防止する方法が多数含まれるので、住み始めてからの掃除が格段に楽になるでしょう。市販の処理剤やコーティング剤を使えばOK。初心者の方でも簡単に実践できますよ。
入居前は部屋が空っぽ。そのため、大型家具・家電や住人である人やペットへの影響を気にせずにしっかりとした害虫対策がおこなえる点も入居前にやることのメリットです。
家具や家電の下に保護マットやクッションフェルトを設置したり、フィルターをつけたりコーキングすることで日常的にできる傷や汚れを防止できます。
賃貸物件に引っ越す場合、掃除や対策を施す際に各部屋の状況を確認・写真撮影しておけば、退去時に不当に原状回復費用を請求されたときの証拠になったり、トラブルを避けることができます。
入居前にやること23選は場所別に済ませていくのがおすすめです。対策する場所を大別すると次のようになります。
壁・床・窓は大型家具による傷の防止といった対策、キッチンは水回りや油汚れへの事前の対策、お風呂・洗面台・トイレは主に水回りを中心とする対策です。害虫はゴキブリ対策を中心に構成しています。
それでは、それぞれの場所別に対策方法を見ていきましょう。
壁や床は入居後に荷物を搬入すると当分のあいだ手入れが難しくなるので、キレイな状態を長く保つためには入居前のタイミングしかありません。また、築年数の古い物件に入居する場合は隙間風への対策も事前にやっておきましょう。
大型家電やテーブルや椅子などの家具を置く場所には、あらかじめ保護マットの設置を。特に机や椅子など日常的によく動かす家具は、保護マット代わりになるクッションフェルトの装着をおすすめします。
業者によるクリーニングが行われていたとしても、人の出入りなどで砂埃などの細かな汚れは残っています。気持ちよくお引っ越しを進めるために、入居前に壁や床はご自身でも拭き掃除しておくと良いでしょう。
築年数の古い物件の場合、窓からの隙間風が気になる場合も。これは窓ガラスとサッシの隙間を隙間テープで埋めると防ぐことができます。しっかりと隙間を埋められるように、クッション性がある厚めのテープを使うのがおすすめです。
キッチンは水回りのカビや水垢、コンロ周辺の油汚れへの対策を。入居前に事前に準備しておけば、汚れを予防し、掃除の手間を省くことにつながりますよ。
使用頻度が高いので、ちょっと気を抜くとすぐに汚れが目立ってしまうのがキッチンの水回り。入居を迎える前に、コーティング剤でキレイを長続きさせるよう対策を打っておくことをおすすめします。
コーティング剤を塗れば水の弾きがよくなり、シンクに水垢や汚れが付きにくく、もし汚れがついても中性洗剤をつけた柔らかいスポンジでさっと洗えばすぐピカピカに。
キッチンとコンロの境目には、コーキング(=弾性に富んだ樹脂系の目地充填剤のこと)の上にマスキングテープを貼り付けます。こうすることで、滑りがとても良くなるのでお掃除がラクに。防カビ対策に効くんです。
キッチンとコンロの境目の汚れ防止には、マスキングテープ以外にこんな商品も。淵の隙間から細かいゴミが入るのを防げるように、隙間を塞いでくれる専用アイテムです。
ベトベトの油汚れで、大掃除のときでさえ掃除するのが嫌になるのが換気扇。この汚れをぐんと軽減してくれるのがレンジフード用のフィルターです。汚れたら外して交換できるので、清潔なキッチンを保てます。
IH調理器具をご利用のご家庭向けには、こんな商品も。トッププレートのキズや焦げ付き汚れを防ぐため、加熱時はこの不燃性素材のマットを敷いてから調理します。使わない時は壁などに掛けられるフック付き。
備え付けのコンロやIHの奥側に設置されている排気口にも、専用のカバーを付けることで、調理くずや油汚れの掃除の手間を省けます。いろいろな形状やデザインがあるので、お気に入りのものを見つけてみてくださいね。
冷蔵庫 床プロテクトマット
冷蔵庫の重みによる床の傷つきや凹みを防止してくれるのが、冷蔵庫専用のマットです。冷蔵庫は一度設置すると基本的に動かさない家電なので、冷蔵庫を運び込む前に、この専用マットを忘れず敷いておきましょう。
お風呂もカビや水垢が発生しやすい場所。入居前に対策を講じておくことで、キレイが長続きする空間を目指しましょう。
キッチンのシンクコーティング剤のお風呂バージョンとなるこの商品を使えば、浴槽が約3年間キレイを持続。引越し後の一番風呂を済ます前のひと手間で、ツヤピカのお風呂を保ちましょう!
お風呂でもマスキングテープは活躍アイテム。コーキングが施されているお風呂場のドアにマスキングテープを仕込んでおくと、その後のお掃除がラクチンになりますよ。
こちらは銀イオンの煙で浴室まるごと除菌して黒カビを防いでくれる、ルックプラスの大ヒット商品。1度使うと約2ヵ月にわたって効果が持続するので、入居前にまず1回、その後も定期的に使用することをおすすめします。
水垢や汚れが付着する前に、ぜひやっておきたいのがお風呂場の鏡のくもり止め。フィルムを貼るタイプと、液剤を塗りつけたりスプレーで吹きかけるタイプがあるので、お好みのものを選ぶようにしてくださいね。
洗面台やトイレは日常的な利用頻度が高く、汚れが溜まりやすい場所ですよね。日々の掃除の手間を最小限に抑えるには、これからご紹介する事前の対策が肝心です。
キッチンのシンクやお風呂場の浴槽に同じく、入居前にやっておきたい水回りの対策として洗面台のコーティングもお忘れなく。万が一、入居後にこれを後回しにしてしまうと、キレイに磨き直してからコーティングしないといけなくなるので面倒臭さは2倍になります。
キッチンのシンク版、お風呂場の浴槽版、洗面台のシンク版に代わるトイレ版と言ったらこちら。約3年にわたって持続効果が期待できるので、日常のトイレ掃除が格段にラクになりますよ。
洗面台やトイレのコーキングも、埃がたまったり、汚れが染みついたりしやすい部分。事前にマスキングテープでコーキングを保護しておくことで、後々の掃除の手間を省きましょう。
冷蔵庫と同じく一度運んでしまうと動かす機会が滅多にないのが洗濯機。こちらも入居前のひと手間として、防振効果や後々の掃除のしやすさにつながる専用の台の設置を。ドラム式洗濯機のおうちはキャスター付きもおすすめです。
パッと貼るだけホコリとりフィルター 換気扇用
洗面台やトイレの換気扇もホコリが非常に溜まりやすい部分。換気扇の内部がホコリだらけになってしまう前に、フィルターを貼って事前の予防をしておきましょう。
害虫対策は大きな家具や家電を置いていない入居前にやっておくのがおすすめです。ゴキブリなどのいやな害虫は家の隙間から侵入するので、あらゆる進入経路をブロックします。
せっかく新居に引っ越したのに、引っ越し早々、部屋の中に害虫(特にゴキブリ)が出るほど悲しいことってないですよね……。部屋にゴキブリが忍び込む侵入経路は排水口や換気扇、それから、エアコンの室内機から外へ繋がっている排水ホースなどが挙げられます。このエアコンのホースの穴を塞いで、ゴキブリ対策の一助に。
すでに部屋の中にゴキブリが住んでいる気配がしたり、侵入を防ぎきれなかった場合はブラックキャップで退治を。棚の中、鉢植えのそば、引き出しの中、冷蔵庫の下、流しの下、台所の隅など、ゴキブリが好みそうな場所に置いておきます。
きちんとゴキブリが捕獲できたか確認したい方は、設置型の捕獲器がおすすめです。置くだけで簡単にゴキブリをおびき寄せ捕獲します。有害な薬剤を使っていないので、小さいお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使用できるのもポイント。持続効果は2〜3ヶ月ほどなので、定期的に交換するようにしましょう。
水回りの下はパイプなどを通すために穴が空いていて、わずかに隙間がある可能性が高いです。隙間があると害虫の侵入経路になってしまう可能性があるので、新築など持ち家に入居される方はホームセンターなどで売っているパテで隙間を埋めてしまうと安心です。
あらかじめしっかり害虫を駆除したい場合は、くん煙剤を使うのがおすすめです。ミクロの薬剤粒子がすみずみまで拡散て、部屋に潜む害虫をまるごと駆除します。水を使う加熱蒸散システムで、部屋を汚さず嫌な匂いも残らないため、初めてくん煙剤を使う方でも使いやすいです。
必要に応じて次の掃除以外の対策もしておくと、入居後の手間や退去時のトラブル防止できます。
新しい家電や家具、新築の窓やドア、浴室などにシールが付いている場合、貼ったまま放置して粘着が残ったりしないように剥がしておきましょう。ただ電子レンジや洗濯機などの家電には、注意書きシールが貼られていることも。あらかじめ内容を読んで、不要なシールのみを剥がすようにしてください。
賃貸物件に引っ越す場合、入居する前に各部屋や壁、フローリングなどに傷や汚れがないか事前にチェックして、写真を撮っておくようにしましょう。退去時、原状回復を求められた際にどこまで自己負担になるのか確認できたり、トラブルを避けることにもつながるので便利です。
掃除や害虫対策、フィルター設置などの他にも、入居前に次の手続きも忘れずに行いましょう。
新居が決まったら、まずは引っ越し業者の選定を行います。複数の引っ越し業者を比較したり見積もりを依頼して納得のできる業者を選びましょう。また、1〜4月の繁忙期は料金が高くなっていることが多く、希望の日時も埋まってしまっていることも。なるべく早めに動き出して引っ越し業者の選定・引っ越し日を確定させます。
合わせて、賃貸物件に住んでいる場合は管理会社への連絡・退去手続きも進めましょう。退去申告は原則1ヶ月前までとされている場合が多いです。過ぎると翌月の賃料も支払わなければならないこともあるため、入居日が決まり次第早めに連絡するようにしてください。
引っ越しまで新居のレイアウトを考えながら荷造りや不用品・粗大ゴミの処分も進めます。また、電気やガス、インターネットなどのインフラの見直しを行うのもおすすめです。現在の料金をもとに、電力・ガス会社ごとにシミュレーションをしたり、プランの変更を検討してみましょう。同時に住所変更の手続きもしておくようにしてください。その他、会社や学校、役所や郵便局などの住所変更の手続きも忘れずに行いましょう。
「ただでさえバタバタする期間なのに入居前にやることが増えて面倒だ……」と感じてしまうかもしれませんが、後々の掃除の手間を考えると確実にその労力を減らせること間違いなし! さあ、新居をいつまでも美しく保ち続ける準備をはじめましょう。
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